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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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LANケーブルの敷設

昨日ポリクリニカ(診療所)のソ連建造物にごりごり穴を開けた続きです。
 
今日は、LANの線を部屋から部屋へ・・・
 
50mの廊下に、ケーブルを打ち付けてゆきます。とんかち片手に。
 
はじめはおっかなびっくりだったけど、はじめてすぐに俺こういう仕事すごい好きなの思い出した。子供の頃から工作好きだし、父も内装屋さんやってるくらいだから父譲りなのかな。
 
日本人らしく一本一本丁寧に釘を打ち込んで、綺麗に仕上がったときの喜びひとしお。
 
パートナーのはずのA君が部屋に私の荷物を入れて鍵を閉めたまま行方不明になったりするハプニングもありましたが、午前中で3階部分を終了した。
 
ケーブルテスタがあれば、ケーブルのリンク確認が楽なんだけど、そういうのが無いのでつないでPINGで確認しました。次回はケーブルをおいたらすぐにどう通確認して、確認が取れてから壁に固定しないと、後からリンク切れが発覚したら泣くに泣けないからね。
 
A君がたばこを吸いにいこうというので、5分前に吸ったから要らないよ、というと、どうして俺に教えてくれなかったんだ、と怒る。俺とお前はパートナーじゃないか、と。
 
わかるよ、わかるんだけど、タバコ一本吸うためにわざわざどこにいるかわかんない人に電話して、待ち合わせして仲良くタバコ吸う、みたいなことしたくないから、タバコくらい一人で吸わせて欲しい。パートナーはわかるけど、パートナーなら何も言わずに姿を消して電話したら職場に戻ってたとか、そういうことはしないだろ、ふつう。今日もつっこみどころ満載のア○○ル君でした。
 
今日の仕事を終えて職場に戻るとテスト中の大学院生のS君がいて、ケーブルの敷設をあなたか自分でやったのか?と聞くので、そうだよ?というと、あなたがそんな仕事をするのはピティーだから我々にさせて欲しい、と悲しい顔で言われた。だいぶ年上の外国人の専門家にそんな汚れ仕事をさせるのは自分の恥、とでも言いたげで、なんと心の優しい青年なんでしょう・・・。おれに仕事させて自分は彼女と電話こいてる某Aとは大違い。
 
でも、私はそういう仕事がすごく好きだし、正直に言うと、俺がやったほうが綺麗に仕上がる気がするんだよな。そういうときどう丁寧に断ればいいんだろう。おじさん、そういう仕事だって喜んでするから、テストに専念しててくれていいんだよS君。

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ちいさながっかり インターネットが使えない

この数年でウズベキスタンのインターネットの利用者は急増して、かなり庶民にも身近なものになったようだ。携帯電話機のインターネット接続を使って、Whats appなどのアプリでチャットするいまどきの若者も、去年と比べてもだいぶ良く見かけるようになっている。
 
そんな中、主要携帯キャリア3社の中の最大手、ロシア資本のMTSはおととしウズベキスタンを撤退して、1000万を越すユーザーが残りの2社に流れ込んだ。そして、MTSが使っていた設備は特に再利用されず、放置されている現状。
 
残りの2社であるところのBeelineとUcellは、収容可能人数を大きく超えるユーザーを突然抱え込んでしまったことで、当然設備容量が足りなくなり、増設してるんだか、してないんだか、とにかく、夜18時から24時までは、3Gモデムを利用した通信は全然できないものと思ったほうがいい。
 
仕事を終えて帰宅して、さあ自分のためにインターネットを・・・と思ったときに、何度試してもサイトに接続できないわけだから、かなり、がっかりする。今日も半時間くらいあれこれ、場所を変えてみたりデバイスを変えてみたりして、結局諦めて、また今度調子のいいときに、(神が望んだ時間帯にね)、アップするであろう日記をローカルに書き溜めておいたりする。
 
こういう小さいがっかりも毎日積み重なると大きながっかりになって、ゆくのだよな。
 
要因は携帯電話会社の設備容量と、原因はだいたいわかっているので、お金を払ってADSLなりFTTHなりに変えてしまえばこの問題も解消するんだと思うけど、いろいろ立替払いしすぎてお金もなくて、4月にならないと下りないので3月まではなるべく、現金を使いたくない。クレジットカードのキャッシングも今は諸事情によりできなくなっている。(収入証明を出さないといけないとか、なんとかで。) ただしお金がなくなるほどじゃないので、心配しないでください(家族へ)。

おらこんなムラやだぁという歌が昔あったなぁ

昨年念願の長男が生まれたQ君、親がたくさんの写真を残してくれたように、自分も息子の写真やビデオをたくさん残しておきたいとのことで、ビデオカメラを買うことにしたそうだ。ドバイに出稼ぎに行く友達にお金を託してソニーのビデオカメラを買ってきてもらうんだって。
 
「友達はみんなドバイやロシアに出稼ぎに行っていて・・・」
 
「自分も長男だし、家も建てないといけないし、車も買わないといけないから、いつか出稼ぎに行かなければ」
 
と、言っている。(ウズベキスタンでは末の弟が家に残り、長男は普通家を出ます)
 
Q君みたいにきちんと公務員としての仕事がある人でさえ、出稼ぎを検討するんだと思うと、胸が締め付けられる。だって、自分が25歳のときに、じゃあ家族のために、ちょっと3年くらいアメリカで稼いできてね。と言われたらどうだろう?俺には無理だね。でも彼らは普通に、自分から、それを検討しているのだもの。

果物や野菜、それとパン以外はそれなりに物価が高いウズベキスタンで、お父さんの月収2~300ドルでは到底、家を建てて一家を養うのは無理なので、お爺さんはタクシー運転手、おばあちゃんはご近所になんか売ったり、注射してあげたりして、お母さんも子育て終わったら勤めに出て、世帯収入でなんとかやりくりしてる家は多いようす。一人若い男が海外に出て毎月何百ドルか送金してくれるだけで相当やり繰りがうまく行くんだろう。
 
出稼ぎに出ずにウズベキスタン内で、人並みより多めに稼ぐには、なんとかコネを生かして偉い人の近くにいき、実績を残して気に入られ、ライバルを蹴落としてもそれなりの立場に立ち、権力を持ちつつ、空いてる時間はせっせとサイドビジネスに精を出し、働ける時間の殆どを仕事に費やす必要があるんだろうと思われる(私の観察によります。)
だけど、私のような怠け者や、Q君のような心優しい人には、つまり殆どの人には到底無理なゲームなので、ドバイなり、ロシア各都市なり、ソウルなりに出稼ぎに出て、毎月何百ドルか送金するっていうのが手っ取り早いのはよくわかる。
働き口はあるものの給与が低くて、若い男が国外に出ざるを得ないっていうのが問題だっていうのは、もちろん認識されているんだろうけど。
ちなみに、もしも出稼ぎに出るのなら、スキンヘッドに追い回されそうなロシアとか、ネパールの労働者が酷暑の中の労働でばたばたと亡くなってるらしいアラブ方面には、Q君のような人には行って欲しくないなと思って、行くならソウルがいいんじゃない?と言っておいた。死ぬほどの暑さじゃないし、仲間も多そうだし、殺されるほどのひどい扱いも無いんじゃないかと思ったので。

今日の活動の報告

ポリクリニカ(築50年くらいでしょうか、超ぼろい)に、WiFiネットワークを導入することになった。
 
WiFiを導入するなんて、まったく難しいことじゃない筈なのだけれど、当然照明と電話以外の配線なんて考慮されてない70年代スタイルのビルヂングであるし、配線も設置も全部自分でやらないといけないという点が、難しさなのです。
 
なにより穴があいてなくて・・・。部屋から部屋へ、2階から3階へ、線を通すのに、床下配線なんて無いし、各種配線用のスペースなんて無いので、ドリルでビルに穴あけるとこからはじまる。
 
どこの日本のITやさんが、電動ドリルでビルに穴空けるんだよ?って思うけど、ウズベキスタンのITやさん(私)は、やらねばならない。
 
実際に穴あけるのは若いS君がやってくれました。力&危険仕事なので。目見当で、迷いも無くガシガシ穴を開けていきます。ドアの木枠とか、アルミの窓枠に。時折ドリル自体が壊れたりしますが、粛々と直しつつ。ドアが一部破損したって気にしません。
 
ドリルも、どうも正確に刺さってなくて、よれて回転しているので、私はわきで見ていて、ドリルがぽっきり折れて怪我するんじゃないかと気が気じゃなかった。もしもやれって言われても拒否すると思う。だって危険なんだもん。
 
S君は大学院生で今週テスト期間だっていうのにドリルで穴も開けてくれるし、色々きつく仕事を言い渡されているのを見ると大変だなと思います。学費を職場に出してもらっているので職場の言うことは聞かないといけないようです。だから徹夜で何かインストールしていたり日曜日も出勤していたり、して、私が彼の立場だったら全部ほっぽり出して仕事辞めますが、怒鳴られたりしても口答えせずに何を言われても笑顔で仕事する様はこうごうしくもありますね。

協力隊の任期を終えてもしたくないこと

元協力隊の方などが、任国(派遣国のこと)の批判を、"わりと大雑把に"しているのを見るとちょっと嫌な気分がします。

自分でもなんだろうこの嫌な気分・・・っていうモヤモヤがありつつ、その嫌さの正体がよくわからなかったりして。

まず、協力隊員はヘルプに来ているかもしれないけど、批判に来ているわけじゃないってところ。
批判するのはそういう専門家がいるので、専門家に任せるとして、私だったらコンピューター技術の部分での仕事をちゃんとするのが任務なんですよね。看護士さんなら看護だし、教育なら教育だけど。

あと、二年も住んだら批判できるくらい色々知ってる、って思うかも知れないけど、実際は自分の職場のことと自分のまわりの人間関係しかわかんないわけだから、過度に一般化して、この国の~は駄目とか、この国の~が駄目、とか言うと大抵間違ってるし、的外れだと思う。二年住んだって、この国の~って言うほど、全部はわかんないでしょ。

私だったら自分の勤務先の大学の事情なら色々聞いたり見たりするかも知れないけど、それをもとにこの国の高等教育は~、とか、この国の大学生は~、なんていったら拡大解釈だし、当事者にあまりにも失礼になってしまう。なにより、自分はそこの専門家じゃないし。しがないコンピュータ屋だから。

それでも、この国の~は駄目、みたいな主張をされちゃうと、その人がちょっと事情通、批評家を気取ってみたいとか、自分の活動の不満だった点を何とかして自分以外のせいにしたい、とか、つまり自己実現のために批判してみました、という印象を与えてしまうんだろう。

自分が実際に経験・体験してる中での批判なり愚痴なりなんなり、は自分の責任でいくらでもすればいいし、私はそういうのは100パーセント好意的に思うことができるんだけど、自分が実際に体験した範囲を超えたことを誰かが言い始めると、ちょっとそれは無いよね、とモヤモヤし始めるのかな。

ここまで考えたけど、いずれもいかにも自分がしてしまいそうな失敗であるからして、普段から自分の言動、書くことには気をつけないと、ブーメランのように自分に返ってきてしまう!!たいへんだ!笑

自分の体験をはるかに超えた、過剰な一般化、自分のプロフェッションでもないのに、批評家気取り。
どうかんがえてもしがちな間違いだ。
自分がしそう(または過去にしていた)だからこんなに気になるんだろうなぁ。


写真だけ

なんかブログ書いてたけど、ネットつながらないし、面倒になって写真だけUpすることにした。


はじめはこのくらい


マイナス10度でがんがん降って

デジカメなんか取り出すのも億劫。それより早く家に帰るのが大事。だから全部携帯でとった。




転ぶからみんなくっついて歩く


とぼとぼ帰る


バスをまつのも寒い


車埋まった もう4日降り続いてる


イクラ

先日たらこの缶詰で食べたパスタがおいしかったので、

たらこのつもりで、イクラを買ったら、
たらこじゃなくて、数の子だった。

Икра(イクラ)はロシア語で魚卵のことなので、こういうことになる。




ほぐした数の子のペースト。しかもちょっとホイップされてる。
数の子って好きじゃないのに。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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