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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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新聞は廃れないと確信した

5年くらい前は、インターネットの発展でもう新聞を取ったり、雑誌を買ったりすることは無くなるんだろうな、と思いました。もうWEB媒体だけで充分じゃん!と。
 
でも、今はまったく反対の考えです。やっぱり新聞じゃないと、駄目だと思います。正直、有象無象のWEB専門媒体にはがっかり/うんざりしています。
 
母国を離れているとどうしてもWEB上のニュースというのを読まざるを得ないのですが、たとえば見出しだけ見ても、
 
デヴィ夫人が誰か平手打ちしてどうのこうの
気鋭の研究者が女性でかっぽう着でどうのこうの
ドラマを見てリストカットした女児がどうのこうの
 
野次馬
下世話
興味本位
性的
+書き手の思い込み、思い入れ
 
な話題ばっかり目立っていて、本当に読みたい国際状況とか、専門家の考察とか、そんなのはなかなか見つけられないし、面白いアーティクルを見つけたと思ったら海外の大手紙の日本語訳だったりします。
 
日本の、WEB専門メディアと大手新聞社を比べると、変なバイアスがかかってなくて事実だけを伝えているという点では、明らかに新聞社の記事が良いです。さすが、プロだしきちんと編集委員がいるのだな、とわかります。しかし、マネタイズのために有料会員限定になっている記事も多いので、最近は海外の新聞社の日本語・英語サイトを選ぶことが多いです。
 
記事を無料で見せるか、有料で見せるかという点では、有料でまったく問題ないと思います。なぜならWEBがこんなに混沌として、嘘だか本当だかわからない、しかもバイアスにまみれた、下世話なニュースもどきに溢れているならば、お金払ってでもまともな記事を読みたいな、と思うからです。
 
5年前は、お金を払ってでも新聞の記事を読みたい、って思うとは夢にも思いませんでした。もっと夢のようにクリーンなインターネットを想像していたものですが。
 
インターネットでは新聞より、人々が今読みたいものが提供されていて、より市場的なものだと思いますが、今の日本のインターネットユーザーが読みたいものって、実際あんなに下世話なんでしょうか。なんだか信じたくない。
 
インターネットには良い面もあります。書いてお金を取るほどの専門家では無いのでしょうが、それなりの専門知識や、知恵を持っている人が、ブログみたいな媒体で自分の意見を表明していることです。知りたいことについて読み込んでいくと、大変役に立つし、複数の意見を見比べたりすることもできます。
 
ブログだって変なのもいっぱいありますが、自分で取捨選択することができるので、
 
今私がおもにWEBで読む媒体は、
 
・国内外の大手ニュースサイト
・真心のある誠実なブログサイト
 
の2つがメインになりました。

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ウズベキスタンではパーソナルスペース無い?

ウズベキスタンにパーソナルスペースは無い?
 
私は通勤にバスを使っています。バスは、自家用車を持ってない庶民の足なので、英語を話す人などはまず乗ってないし、ウズベキスタンのウズベキスタンらしい人々が乗車しているのが普通です。
 
先日、さほど混みあっていないバスの中でのこと。私は窓によりかかる形で立っていたのですが、途中で青年が乗ってきて、私の真向かい、距離は顔と顔同士が15センチくらいの近距離、に立ったのです。つまり私の鼻先真正面15センチのところに知らない青年の顔が、あるわけで、心穏やかではいられませんでした。
 
そのときバスは空いていたわけじゃないけれど、もう少し遠い1メートルくらいの距離に立ってもらうほどのスペースはあったし、そうでないにしても、顔の向きをちょっと工夫して真正面じゃないところに立って欲しいな、と心から願いました。
 
でもこれは一回限りのことじゃなく、じつは毎週2度3度と経験することなんです。ひとことで言うと知らない人との物理的な距離が近すぎて怖い。私は知らない男性とこんなに近い距離に、立ったことは無いんですよ。知らない男性の顔をこんなに近距離に見ることも。バスが揺れたら顔と顔がくっついちゃうかもよ!?
 
学問にはパーソナルスペースという言葉があるらしく、他者にある一定の距離以上近づかれると不快感を感じる、その距離をパーソナルスペースというそうです。私は、せいぜい2メートルくらいしか、他者に接近したくなくて、普通それ以上は接近しませんし、相手が2メートル以内に接近してくると、不快な気持ちになります。バスとか電車で仕方なく接近してしまうときには、仕方が無いのでなるべく顔をそらして、身体が接触しないように努めます。
 
でもウズベキスタンの人は、あまり体が触れ合うこと、距離が近いことを気に留めない傾向があるみたい。距離が近いのなら、お尻を向けるよりは顔を向けたほうが良い、と思っている節もあるように感じます。
 
ただし、これは同性間のみで、異性の場合はなるべく意識して距離を置いているように思います。
 
---
 
以前、日本から友達が来たときのこと。有名なレストランで食事をしていると、後ろの席に新しいお客さんが座りました。そのとき、新しいお客さんが椅子を引いて、それが我々の椅子に強くぶつかったので、友達はびっくりして、「私は後ろの客に攻撃されている、怖い」と言いました。これも、パーソナルスペースを重視する日本人はそういうことをしない、と言う前提があるから、そういうことをされてビックリした、ということだと思いました。
 
この国のレストランは割りと狭いエリアに椅子テーブルが詰め込んであるので、同僚と食事に行ってもよくパーソナルスペース問題が起きます。S君はウズベクらしい手足の発達した人なので、隣で何か食べていると、なにかとゴツンゴツンと、肘が私にぶつかってきます。私はそれとなく椅子を動かして距離を取りますが、彼は気づく素振りもありません。S君はとても思いやりがある、育ちの良い、対人態度に問題のある人ではないので、肘がぶつかることを全く気にしたことがなく生きてきたんだろうと、わかります。
 
ーーー
 
ほかにも、知人、同僚、他人を問わず、なにかと身体がぶつかったり、スキンシップが多かったり距離が近い、という体験は毎日あります。バスに乗ってる友達同士(同性同士)が、鼻がこすれちゃうような近距離に顔を近づけて何やら談話していたり、恋人同士でしかあり得ないような距離(抱きしめあえる距離?)に立っていることもしばしば。なにより、タシケントだと挨拶が握手して抱き合っておでこを互いにぶつけ合う、女性なら抱き合ってキス、っていうものなので、いまさら言うまでもないのかも知れないけど。
 
一度モスク(ハスティイモム)で金曜日の礼拝を見たとき、広場に絨毯を敷いて、大勢の男たちがみっちりとくっついてひざを付いて礼拝しているのを見ましたが、パーソナルスペースに関する意識の違いってああいう生活の習慣を起源としているのかな、などとも思いました。ということは、イスラム圏って概してパーソナルスペース無さめ、なんでしょうか。他のイスラム圏を良く知らないのでなんともいえませんが。
 
私はなるべく、バスで真正面の近距離に人が立つと、そーっとカニみたいによけて(気づかれないように)距離を取りますが、そういう行動もこっちの人から見たらおかしいのかも知れないです。

ウズベキスタンのPOPSを紹介するサイトってあまり無いよね

Shoxrux - Keragimsan



深夜にタクシーに乗ったら運転手が(若者)、この歌手をずtっと流していて、なんだかメローで、タシケントの夜の風景に合うから良いネェ、と思った。

Shahzoda - Chicco



チッコ、チッコ、チッコ、
たぶん、昨年の大ヒット曲。キャッチーでアレンジもいいし、ビデオは初めてみたけど、女の子の夢チックで良いなと思った。つい口ずさんでしまう。

Benom ( Sarvar va Komil ) - Erkalay



この曲は来た当初に流行っていて、いまでもけっこう耳に残ってる、メロディー秀逸。

F For you - Disclosure Feat. Mary J. Blige

F For you - Disclosure Feat. Mary J. Blige



メアリーJってどうも重くて、普段イヤホンで聴くのはちょっと避けてるんだけど、こういう形で偶然元気な姿を見ると、ああ相変わらずだな姉さん・・みたいな、感慨が、あって良いと思います。何様目線かわかんないけど。

ウズベキスタンの極端な天気!

ウズベキスタンの天気は極端です。



この国に来る前にもらった基礎データってやつでは、最低気温ー20度、最高気温40度って書いてあって、え、まさかね。って甘く見てたんだけど、じつは。
 
2012年に来ウしたのは夏で、平気で40度を超える国なんだな、ってわかりました。そして冬は、寒かった。12月は、普通に-10度くらいの日が続いて、一度ー15度になった夜に、靴下を重ね履きしていたにもかかわらず、革靴の底を通じて感じる地面の冷たさが痛くて(凍て付くような感じ!)、顔や手は、冷たいものを触らなければいいだけだけど、足の裏だけはどうしても冷たい地面に触れてしまうのだな、すごい発見!と思いました。(足の裏を浮かして歩くことは不可能なので)
 
今年の冬はそれでも暖かくて、一番寒い日でー5度くらいでしょうか。雪も少しも積もりませんでした。今年の冬は楽勝、って思ってました。1月の間は。先週は18度くらいになる暖かい日もあったのです。
 
それがどうでしょう。来週の月曜日の予報は、最高-6度、最低-20度ですってよ奥さん。一週間で40度も気温下がるかね。ちょっと信じがたかったけど、今日はマイナス5度より寒くなってるので、どうやら明日、あさってとがんがん寒くなるみたいですね。
 
まさか冬の終わりに強烈な一撃が来るとは思わなかった。願わくばこの寒さ続かぬことを・・・。
 

好きで来てるのにネガティブなことを書くのは嫌(とおもいつつ)

あまりブログを更新していなかったのは、風邪で元気がなかったというのもあるけど、ネタはあるんだけど、どうもネガティブな文章になってしまいそうで、それなら書かないほうがいっか、という判断で書きませんでした。
 
あまり仕事のことについて書かないのも同じ理由で、仕事について書き始めると、どうしてもあれが駄目ー、これが駄目ー、みたいな文章になってしまうんです。
 
どうしたらいいんでしょうねー。書きたいのはやまやま、なんだけど。
 
ーーー
 
以前、アメリカ出身で、東京在住の黒人女性のブログを読んでいたら、あまりにも辛らつな批判ばかりで、ちょっとびっくりしたことがありました。
 
いわく、不動産屋に行ったら黒人差別をされ、入居できなかったとか、電車で差別的な態度をとられた、とか、そういったもの。
 
それで、日本・日本人は差別的な国・人であるって、結論付けていました。
 
正直、私としては、そんなに苦痛が多いのなら、無理しないで母国に帰国されたほうが良いのに、と思いました。そういうのを我慢しているといずれ精神によくない影響があると思うし。私立の英語学校で働いていると書いていたので、家族の都合で滞在せざるを得ないという感じでもなかったし。
 
何か理由があって滞在している人に対して、嫌なら国へ帰れ、なんてとてもオフェンシブだと思うし、とても当人に言えるセリフじゃないから、当然言わなかったけど、心の中ではそう思って、自分が海外に住んでも、そういうことは書いたり言ったりしないようにしよ、と思ったのです。(そういうことを書きたくないのは、ほかにも理由があるんだけど、ここでは割愛します)
 
日本が楽しいぜ、って思っている在日外国人の文章だったら、私だって楽しんで読めるんだし。
 
ーーー
 
しかし、自分が海外に、とくになにかとワイルドな新興国に住んでみて、100%楽しいぜ、って言い続けるのはなかなか難しいことです。
 
なにかと不都合はあるし、文化の違いに苛苛することは当然あるし。でも、不便なのもネタとしておいしい、面白いって思ってる側面もあるんですよね。
 
最近の金曜日の夜はインターネットが使えなくて、夜、帰宅してゆっくりインターネットを使おうとしてもまったくサイトに接続できなくなってる、っていうのも、確かにむかつくけど、それもまた非日常で面白いし、それを批判につなげようとか、告発しようなんて気持ちは全然無いんです。技術的にどうしてそうなってるのかも、わかってるし(一応専門だから)。ましてや国や、この国の人を批判する意図なんて全然ないのです。
 
でも、本当は楽しんでるんだぜ、っていいながら問題を書くのは難しい。友達に同情されたりすると、伝え方が失敗したんだと、へこむ。そういうときは、無理して書かない。
 
そんな感じ。

かぜをひきました

金曜日に喉がかーっと熱くなり、土曜日に足取りがふらつき、日曜日に熱を出して寝込みました。
 
せっかくなら平日に熱が出てくれれば仕事も休みやすいんだけど、土曜日も熱心に出勤してしまったので、休めばよかったと思っています。月曜日には、熱は下がったけど身体が重くて寝たりなかったので、朝ちょっと出勤してすぐ帰宅して、たくさん寝ました。
 
今は、ちょっと鼻水が残るくらいで無事に治ってます。
 
この国では風邪をひくとまず、
 
「レモン、レモン!」
 
といわれます。ひとによって違うけど、レモンをお茶に入れて飲む、熱いお湯に溶かして飲む、とかそういう感じ。ウズベキスタンには、独特な薬膳の考え方があるようで、ほかにもこういった、食事を通じて健康になるアドバイスを貰うことがあります。ファーストフードを食べるときはヨーグルトも一緒に、とか、スイカと水は厳禁、とか。実際どうなの?と思うけど。
 
レモンに関しては、抵抗を上げるのにビタミンCを摂取すべきってことなのでしょう。ただ、熱湯で溶いてしまうとビタミンCが破壊されそうなので、ぬるま湯で飲みました。
 
こういう総合感冒薬も飲みます。お湯に溶いて飲むと眠くなります。



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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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