忍者ブログ
Home > 記事一覧

大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

あけまして


大晦日は濃い霧が出ました。

あけましておめでとうございます。

元旦、2日とゆっくり休ませてもらいました。

休みが少ないから正月の準備なんてしなくても良いじゃん?と思って、今年は何も買わなかったのですが、気づいたらたまごもパンもビールも買ってなくて、胸肉が1kgあるだけだったので、お店やってるのだろうか、と思いつつ街を散策しました。撮りたい写真があったので職場のあたりまで行った際、小さいバザールで働き者の人たちがいくつか店を出していたので、たまごとパンを買えました。

元旦のタシケントは、閉めてる店も多いけれど、バザールに行けば何人かは店を出しているし、こころあたりをあたるとどっかはちゃんと開いてるっていう感じでした。

パンを買ったら、店の怖い顔のお兄ちゃんが怖い顔のまま何か言うので聞き返したら、「その卵の袋をパンの袋に入れろ」って言ってました。持つのが大変そうだからと、親切にパンと同梱してくれて、よかったんだけれど、パンはほかほかで暖かいので、一緒に袋に入れると卵が温泉卵になってしまいそうなので、やっぱり別々に持つことにしました。



カメラを持ち歩いていたら、すれ違った少年たちが、「ビズダンラスムガオラシズム?(僕たちを撮ってくれますか?)」と言うのだけれど、すれ違いざま小声で控えめに言うので、すれ違ってから何を言ってるか気づいて、振り返ると、少年がこっちを見て笑っていました。なんかこう、なんでそんなに控えめなのかな(笑)。ほかの国で、「俺を写真に撮ってくれ」と、もっと強引にお願いされることはよくあるけど、この国の少年少女はなんとも控えめで、強引じゃないのでいじらしいと思います。頼まれれば撮るんだけど、お互いに立ち止まりもしなかったので気づいたころには距離があり、結局笑顔を交わしただけでした。

MGorikiy に戻ってきて馴染みの酒屋さんを目指すと、一軒は閉めていてもう一軒が開いていたので、アルコール補充もできました。


初日の出は横着して部屋から
PR

がっかりです

今年は、31日の昼まで勤務、2日に仕事始めということになったようです。正味1.5日ですか。

それって普通の祝日と同じ・・

この国では春のナヴルスが一番大事なので、ナヴルズで休むんですよね?とおもいきや、ナヴルズも1日だけなんですよ、休み。

土曜日も働いてるし、年間の祝日も5日くらいしかありません。

でも夏休みが長いんじゃ、とおもいきや、昨年は夏休み返上でしたし。

そんなに出勤してなにするの?って思うけど私にもよくわかりません。

日本の高度成長期みたいなモーレツリーマン社会をなぞろうとしているのでしょうか。

そんなに頑張ってる割にはちょっと、っていう国も多いと思うんだけど、この国は頑張ってるなりに一年たつといろんなことがずいぶん変化しているので、それが励みなんでしょうかねえ。

なんか来る日も来る日も出勤してて、正月まで頑張ろう、とか夏休みまで頑張ろうとか、そういうまやかしが無いので無気力になりそうです。

たぶん、休みなしでいつまで働けるかのチキンレースみたいになってるんですよ。競争好きだし。

2日は休もうかな、さすがに。

醤油アンバサダー

醤油を買いたくてスーパーに行きました。

このスーパーでは、ウズベキスタン産の3000スムの醤油と、中国産の10000スムの黒酢と、韓国産の11000スムの醤油を並べて置いています。たぶん、店員は黒酢を醤油だと勘違いして置いているものと思う。

一人の子供をつれたおばさんが、中国産の黒酢を手にとって、「これは醤油よね?」と私に聞きました。

「違います。これはウクスース(酢)です。もし醤油が欲しいなら、このウズベキスタンのか、韓国のを買ってくださいね」
「ちなみに、品質は韓国産のほうが良いです。少し高いけど」

と、ロシア語でこたえました。

けっこう、いい加減にやってるけどロシア語も上達してきたみたいで、よかった!
なにより醤油のふるさと東アジアからやってきてウズベキスタン人に醤油を紹介できたのが嬉しかったです。東アジアの誇り!

あっちいけ、って言われたらまあ悲しい。

こういう話題を書きたかったら当然、事実関係を明らかにしないといけないことだと思います。彼が言っていたことを私のロシア語力では完全に理解していたわけではないです。

背景としては、タシケントのベトナム料理店Hanoiで、私たちが23年度1次隊の送別会を、19時から始めましたが、店内には別の30名くらいのグループがいて、彼らは17時からウォッカを飲んでいた=19時の時点で彼らはけっこう酔っ払っていた。

一人のおじさんが私のところにやってきて、こう言いました。

「日本人と会えることなんて珍しいことなので、嬉しくて話しかけたんだけれど、両手でこうやって(拒絶のジェスチャー)「あっちいけ」って言われた。だからとても残念だった。」

私も、彼と同じくとても残念な気持ちになったので、その場では彼に悪いことをしたと、お詫びしたのですが、その後どういう風にこうなtったのか考えた。

(事実として)隣のグループは私たちが集合した時点ですでにウォッカで酔っ払っていたし、好色なおじさんたちが「君たちのグループのお嬢さんと一晩でいいから遊びたい」と申し出てきたことからもわかるように、そんなにモラリストではなかった。つまり、私たちにとっては迷惑な、酔っ払いのおじさん集団だった。でも、ウズベキスタンでは駄目もとで無理なお願いするようなのは普通なことなので、そんなこともあるだろうと思う。

件の、両手で拒絶されて悲しかったおじさんは、無理なお願いをしてきたおじさんとは別の人でした。

もし本当に日本人に興味があって話しかけたっていうだけで、両手であっち池!っていう拒絶のジェスチャーをされたら、私がその立場でも悲しいと思います。

たとえ迷惑な酔っ払いのおじさんだったとしても、相手の尊厳を傷つけないような拒絶の仕方はあるはず、なんだけど、協力隊員がそれを出来るかといったら、なかなかそうでもなくて、もっと直截的な拒絶のジェスチャーをしてしまうようなケースはよく目にします。とりあえず肩を抱いて、話を聞いてあげるっていうのは大事だと思うんだけど。

そういうときに、やっぱり協力隊員でも、自分たちは先進国からやってきた偉い人たち、っていう驕り?みたいなものが見え隠れしてしまうな、と思うこともあります。

断るにしても、もっと波風を立てない断り方というのがあるはずで、特に誇り高いウズベクの人たちを相手にしたときに、相手を傷つけないような断り方をできればよかったのに、と思いました。

でも、私は男性だけど、女性と男性でも対処の仕方が違うと思うし、どうするのが最善なのかっていうのは、まだちょっとわかりません。人によっていろんなオピニオンもあるんじゃないかと思います。

カメラとレンズについて考えたこと



20万の予算なら4万のボディと16万のレンズのほうがいい、っていう主張をどっかのブログで見て、そんな馬鹿な、って思えばよかったんだけど、思い当たる節がいくつもあった。

たとえば、

D40とキットレンズを4万で買って、のちに2万の単焦点を買ったら驚くべき画質になっちゃった、っていうご多聞に漏れない経験があること

いまどきの4万のボディって侮れなくて、さすがにフルサイズじゃないけど、たとえばNEX5RとかD5200なんか、APS-Cの1600~2400万画素?WiFi搭載?ISO25600?って考えたら上級機との差がセンサーサイズ以外ではあんまり無いんじゃって思ったこと

それで、そういうプラン(ボディ1対レンズ4)でちょっと考え始めた。

まずニコンだったら。

手持ちのD40のボディを有効利用して思い切って30万くらいのレンズ買っちゃおうか、とか。
そうすると、レンズは24-70f2.8にするとして、ストロボ買って。レンズはゆくゆくはフルサイズにステップアップするかもしれないからFXフォーマットで。夢があっていいプラン。

でも、やっぱりISO1600が最高なのは、ISO25600が当たり前な今どきじゃないし、それで撮れなかったシーンはいっぱいあるし、手振れ補正もないし、スマフォでWiFiつないでリモコンみたいなこともしてみたいし、で却下。

つぎ。同じNikonでもボディを4万のD5200にした場合。4万の5200と、24-70F2.8買って、WiFiユニットみたいなの買って、けっこうはっぴーなんじゃないかと思った。ゆくゆくはフルサイズにステップアップできるし。でもフルサイズで使えるそういうレンズって大きくて重くて大変だよね。

それなら、SONYでそういうことをしてみたらどうか、って思った。

ボディはかりにNEX-5Rとする。4万くらいでWiFi搭載だから。レンズは、Aマウントの24-70F2.8(実売20万)か、Eマウントの24-70F4ツァイス(10万)か。そこで少し悩んだ。

値段的にはAマウントのほうが理想的だけど、Aマウントのボディって今後の展開が不明。ソニーはもうEマウントのフルサイズ出したから、今後を考えたらEマウントのFEレンズのほうがいいかも、って。

24-70F2.8に20万出していた時代は光学ファインダーの時代だけど、フォーサーズとかミラーレスの時代の高級レンズはサイズも小さいし10万でも20万のと同等レベルなんじゃないかな、って思う。

NEX5RとEマウントの24-70F4ツァイスを14万くらいで買ったら、のちのちはα7にステップアップできるかも知れないし、きっと10年くらい楽しめそう、ってわくわくした。


ソニーがそうなら、フォーサーズは?って考えた。

フォーサーズも、マイクロフォーサーズ群とフォーサーズ群のレンズがあって、フォーサーズ群の24-70F2.8は20万で買えるしたぶん写りもいいんだろう。だけど、のちのちステップアップ??ってフォーサーズはもう終了してるからできない。

じゃあ、マイクロフォーサーズで高級そうなレンズっていうと、最近出たオリンパスの12-40f2.8ってことになる。実売10万のこれと、Panasonicの4万のボディを買ってご満悦になるか、(オリンパスのPENシリーズはWiFiが無いので却下)っていうと、それなら20万でOM-D E-M1+12-40f2.8を買えばいいじゃない、馬鹿!って思った。

そんなこんなで、一日どうも気がかりなまま過ごして、最終的に前から欲しかったOM-Dレンズキットを買えばいいじゃない、という結論に達した。

OM-Dに満足したら、フルサイズにステップアップする必要ないし、レンズも豊富で上質なものが多いみたいだし、なによりシベリアでも使えるー10度耐低温だし。

ニコンは、持ってるレンズそのままにフルサイズにスムーズ移行できるメリットがあって、
ソニーは、レンズを選べばそのままミラーレス・フルサイズに移行できるメリットがあるけど、
オリンパスは、フルサイズに移行するっていうメリットが無い。でも、そんなに自分にフルサイズ必要かなぁ、今APS-C600万画素でも満足している私に必要かなぁ、と思うと、直感のままにマイクロフォーサーズを選ぶのが一番賢い気もしている。

カメラ選びってシステムとか将来性含め多角的に考えないといけないんだな、大変だな、って思った。


タシケント暮らしもあと半年だ

タシケント暮らしもあと半年。来たときは二年って長いと思っていたけれど、過ぎてみたらあっという間だった。

いまだに、この街のことも住む人のこともよくわからないし、言葉にも不自由するし、一年半っていう時間で異国のことを理解するのは到底難しいんだなと思います。

加えて、いろんなことがすごい速さで変わっていく街なので、私が住んでいたころの情報も何年かですぐに古い情報になってしまうんだろうな、とも思います。

先輩隊員に教えてもらったスーパーマーケットは廃業してしまってるし、同じく教えてもらったレストランは別のレストランになったし、携帯キャリアは無くなったし、

1年半前はタクシーで市内どこまで行っても3000スムと言われていたのに、今は3000スムじゃ近場にしか行ってくれない。人のお給料もそれだけ上がってるのでしょうか。

また3年後くらいにタシケントに来て見たらあまりの変化にびっくりするのかも知れません。

協力隊員の任期は2年(最長で3年)と決まっていますが、一年半くらいで、異文化と貧乏な暮らしに疲弊したころに、あと半年で帰れる、っていう希望が持てるので、ちょうどいい期間かな、などと思います。

今の時点で、あと1年って言われたらうんざりするかも知れないですが、あと半年なら、節約もほどほどにしてもうちょっとお金使おうかな、とか、古くて汚れた洋服も捨てちゃおう、とか、日本から持ってきた消耗品のストックを開けよう、とか楽しくなってくるから。

ムスリムは香水を使えない?

イスラム教徒のための香水

アルコールを含まない、イスラム教徒のための香水があるんだそうだ。

そういわれれば、旧市街チョルスのそばの、コーランやら宗教グッズを販売する専門店で、コーランなどと並んで特殊な香水が販売しているのを見たことがある。

そのときは、なんらかの宗教的な意味のある香水なんだろう、と気にも留めなかったけれど。

どうしてそんな話になったのかというと、最近自分の居室が寒いからと、私の働く部屋に移住してきた若いスタッフが、その香水を持っていて、掃除にきたお姉さんがその香水をひと吹きしたせいで、居室がすごい匂いになって、チーフが[激おこ] だったから。

それを聞くまで、アルコールが含まれる香水がイスラム教徒に禁忌であることなんて知らなかった。聞いたら納得できるけど。

カレンダー

12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

タシケントの天気

Tashkentの天気

ブログ内検索

忍者アナライズ

カウンター

アクセス解析

フリーエリア