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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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Nukus4. タシケントへ帰る

月曜日、タシケントに帰る日です。

24時過ぎに仕事終わって、洗面などしていたら2時頃になったので、朝8時に起きるのが大変でした。連れたちも約束の時間に起きてこなくて、30分遅れで起きてきました。

今日は旧校舎を視察です。旧校舎にもコンピュータネットワークが設備してありますが、どうももともと回線しかないものを、必要に応じてつけたしつけたし、してしまったらしく、かなりラフなかたちでネットワークが接続されていました。校内のネットワークもあちこちケーブルが破けて中の大事なケーブルが露出してしまってるし、クライアントではインターネットが使えないし、サーバールームは相当意味不明な結線がされていて、それでも結局、部分的ではあれど、使えてるのが奇跡といった印象。

そういうのは慣れているので、あちこち繋いであるケーブルをなんとか引っ張ったり追っかけたりして、全体像を絵にして、要らない部分を指摘して、こんな構成にしたらいいっすよ、っていう提案を作って出してきました。

全部終わったのが18時頃、機能作った提案書と私の作った提案書を印刷して手渡して、もう帰りの飛行機の時間です。お金の清算をして、お土産にカラタウを2本も頂いてしまいました。

往復飛行機だったから移動は楽だったけど、全然自由時間の無いコマンディロブカでした。ふー。

そういえば、飛行場にルスタムのパパが迎えにきていて、久々に会えたのでよかったです。
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Nukus3. 24時過ぎまで仕事

ウォッカで酩酊したまま美術館を見て、4時半にホテルに帰った頃には疲れていましたが、同行のボスが「じゃあ、6時からミーティング」 って言ったので、ちょっとした打ち合わせ程度だろうと思いました。

1時間だけ眠って、起きたくなかったけど6時に起きて、隣の彼らの部屋へ行くと、ミーティングが始まりました。

3人で、ノートPCを開いて、今日見た*階の*部屋にはどのプロジェクター、どのプリンター、ホワイトボードの*サイズっていうのをひとつ、ひとつ決めていきます。内心舌を巻きました。

だって

だいたい日本だと現状を見て、それを持ち帰って自分の席・オフィスでゆっくり提案を考えて1週間とか2週間とか後にあらためて提案っていう感じだと思います。だからそういうつもりでいたら、今日みて今日全部決めて、提案書を作って明日手渡して帰るんだって! ほんっと、その場その場で全部即決していくんですね。先に延ばしたりしないんですね。

それで、ひとつひとつ機器のスペックとか、教室のサイズに合ったプロジェクターのモデルとか、ホワイトボードとかを選定していたら、小一時間で終わるわけもなく、結局夕食の時間をはさんで、全部終わったのは24時過ぎでした。

ヌクスの、モーテルの部屋で、遅いインターネットでイライラしながらノートPCでインターネットつないで、EPSONのサイトを見ながら機器を選定したりするより、帰ってゆっくり決めたほうがいいんじゃない?って思うけど。どうなんでしょ。とにかく疲れました。

途中は夕食で、ホテル付属のレストランで食べましたが、生ビールも飲める店で、ヌクスの大柄な若者が集まってビール飲んで騒いでいました。娯楽が無いから飲む位しか無いのかなぁ。

Nukus2, お昼でもウォッカ

日曜日は、朝8時に起きました。前の晩は10時に寝たのでぐっすりです。

ホテルの朝食はクーポン制ですが、バイキングじゃなくて注文。パンケーキって書いてあるので頼んだら、ロシア式の薄焼きパンケーキを畳んだもので、がっかり。

9時に迎えが来て、新校舎へ。

まだ完成前ですが、セントラルヒーティングも効いていて立派な校舎でした。あちこち写真を撮って、どの教室にはどんな機器だねー、みたいなことを決めていきました。

12時頃まで詳しく視察して、設計図をもらってから、昼食へ。大統領府にほど近いレストラン「シェラトン」で、あたたかいククスと、ビーフストロガノフを食べました。高そうな店だけど、今まで食べたなかで一番おいしいストロガノフでした。ところで、さすがヌクスというべきか、お昼でも普通にウォッカ(カラタウ)がオーダーされて乾杯しました。殆ど私と、巨体の大学スタッフのアリシェルさんが飲んだので、食べ終わる頃にはかなりフラフラ。それから、サビツキー博物館へ。

ヌクスのサビツキー博物館は画家でもあったイゴル・サビツキーがコレクションした絵画、美術品が収められています。酔ってたのでなかなかヘヴィーでしたが、同行のルスタム君とあれこれ言いながら見て周りました。

ルスタム 「ところで、どうして美術館ではカメラの持ち込みが禁止なの?」
美術館ガイドの女性 「美術品が傷むからです」
ル 「でもこの美術館の照明とか空調でもじゅうぶん痛むんじゃないですか?」
ガ 「あなた専門家ですか?」
ル 「専門家じゃないけど興味があるんです」
ガ 「そうですか」(立ち去るガイドさん)

上の会話を聞いて笑いました。ロシア人って理屈っぽい。まあタタール人だけど。

Nukus1. カラカルパク人はでかい

ウズベキスタンに来て、殆どタシケント以外に出たことが無い私ですが、国の西の端の、カラカルパクスタン共和国の首都、ヌクスに今年二回行きました。なんか縁があるみたいですね。

10月にはプライベートで、今回は、私の勤務先TashPMIのヌクス分校(大学でも分校って言います?)が、新校舎になったとのことで、コンピュータネットワーク関連のコンサルティングへ行きました。

ヌクスは寒いって聞いてたので、戦々恐々として、ヒートテックを穿いていきましたが、タシケントから70分で到着したヌクスはそんなに寒くなかったです。タシケントと同じか、2,3度低いくらいかな。

ヌクス分校のスタッフの方が出迎えてくれました。

ホテルは空港のそばのARZ(АРЗ)ホテルです。敷地が広くて、ユルタ(テント住宅)がいくつかおいてあります。ホテル自体は2階建てで、大きな駐車場があるので、モーテルっていう感じ。

21時頃だったのでそれから夕食へ。空港の前を通り過ぎて少し郊外へ行ったところのレストランで、魚のフライを山ほど食べました。衣がついてて、トマトと香草のソースにつけて食べます。美味しかった。食事中に停電したのでキャンドルライトで。店では、停電の暗闇にもかかわらず若者がビール飲んで騒いでいました。タシケントだとあまりない風景です。日本みたい。

ところで、カラカルパク人はやっぱりでかい!前回来た時も思ったので間違いないです。ウズベク人も、かなり体格がいいですが、カラカルパクはウズベクより輪をかけて大きいと思います。怖いです。あと、運転とか見てるとウズベク人より荒っぽい感じします。(なお、見た目はでかくて怖いですが、実際には優しい方々です。)


カメラのこと(アゲイン)

オリンパスのOM-D E-M1,ソニーのα7を比べて悩んでます。

前のブログに書いているとおり、WiFi連携機能の充実(転送と撮影)、デザイン、HDR撮影、アクセサリーシュー、動画撮影など、私が欲しい機能は備えている上記2カメラですが、それ以外はどこが違うのか、っていう比較。

センサーサイズ

センサーサイズは、ソニーがフルサイズ、オリンパスはフォーサーズでAPS-Cより小さいサイズ。そりゃフルサイズが偉いのはあたりまえなんだろうけど、実際に今のD-40のAPS-Cでも画質には満足しているし、それより画像の解像度はレンズに依存するところもあると思っているので、フォーサーズが駄目とは全然思ってません。それに、だいたいFacebookかブログに上げてしまったら用が済むわけだし。加えて、フルサイズでも保存容量も半端じゃないと思います。

価格

OM-Dなら、ED 12-40mm f2.8 Pro , α7なら、Sonnar T* FE 35mm f2.8 ZA とセットで考えています。ズームか単焦点かというんじゃなくて、評判のいいレンズならズームでも単焦点でもどっちでもいい。そうなると、OM-Dは約22万円,ソニーも約22万円。ほぼ同じ。

高感度撮影

高感度撮影については、フルサイズで2430万画素のソニー、フォーサーズで1600万画素のオリンパスだったら、素子あたりの面積が大きいソニーのほうが向いているのは想像に難くないですが、実際に、オリンパスのサンプル画像などを見ても、ISO6400で悪いって印象は無い。それに、オリンパスの場合ボディ内手振れ補正4段階っていう強みがあるので、少し暗い場面でもそんなに感度落とさなくて良いのかも、という想像もしてる。

防塵防滴性能

オリンパスは、レンズもあわせた防塵防滴に加えて、-10度まで動作保障をしている。以前中国東北部で、-20度くらいの場所でキャノンのレンズのズームリングが凍って壊しているので、これは心強い。ソニーのほうは、低温での動作保障はしていなくて、防塵防滴はボディに限った話。

ボディ内手振れ補正

これもオリンパスの強み。ボディ内の手振れ補正が4段階分あるってことは、暗い場所でやたらと感度を落とす必要なく、手持ち撮影も可能っていうことで、もしもオリンパスのほうが高感度が苦手だったとしてもそれをカバーしている。

レンズ

レンズの選択肢は、いまのところ圧倒的にオリンパスの方が多い。ソニーのフルサイズミラーレスのシリーズは始まったばかりなので、現時点で買えるレンズは二本だけ。もっとも、今度充実してゆくんだろうけど。それに、今後充実してゆくにしても、Zeissのレンズだから高いんだろうなぁ。

まとめ

こうしてざっと書いてみると、まずフルサイズ!っていうのが売りのソニーに比べて、オリンパスは、センサーサイズが小さい分色々と実用的な機能を入れ込んでいるのがわかる。耐寒設計と、レンズまで含めた防塵防滴設計、ボディ内手振れ防止のように。だからフルサイズじゃないと駄目!っていうのでなければ、オリンパスのほうが良いのかな。フルサイズの良さっていうのは、解像度もさることながら、背景のボケだったり、高感度撮影だったり、レンズの焦点距離をx倍して考えなくてもいいってことで、それも確かに捨てがたい。

フルサイズの良さが欲しい人にはソニー、それよりもっと実用的な機能が大事だったらオリンパスっていうことで、甲乙つけがたいよね。ま、実際買うのはまだ先の話だから今のところは決めないでおこう!


ヌクスで食べたもの

今回は、私の勤務先のヌクス分校の改善提案に行きました。毎食、車でおいしいレストランに連れて行ってもらって、よかったです。現地の人のセレクションですからね。
ちなみに、やっぱりどのレストランもわかりづらい場所にあるので、一人では探し出せなかったでしょう。


初日につれていってもらった、魚のフライのレストラン。アラル海の魚だそうですが、おいしかったです。場所を取っておくのを忘れましたが、駅から空港を通り過ぎて少し行った郊外の場所でした。



二日目の昼は、大統領府の目の前にあるシェラトンレストラン。このビーフストロガノフは、これまで食べたなかで一番のおいしさでした。



これは、宿泊したホテルArzの敷地内にあるレストラン<Kafe-bes-tobe>。ティーポットに入った肉のスープ。おいしかった!


これも、ホテルARZの敷地内のレストラン<Bes-tobe>。チキンなのだけれど、下ごしらえで何かに漬け込んであるようで、旨みが出てておいしかったです。<タンディル・ジョジャ> 25000スム/1kg


お土産
にもらいました。名産ウォッカ、カラタウ。


自分用の手順書と人前で発表するプレゼンは別物なのだよ

私がやってるプロジェクトの概要を説明する、プレゼンテーションをA君が準備していると聞いて、なんとなく嫌な予感がしていたんだけれど、内容を見せてもらったら驚いた。

もう全部ご開帳しすぎ。サービス良すぎで。

私とA君が管理者としていろいろ機器の設定をしたりしたんだけれど、その詳細な手順が、パスワードなどの機密情報を含んで全部詳細に記載されていて、ようは管理者向けの手順書に該当するものをユーザーに全部見せようとしていて、冷や汗。

「これは、管理者業務なの!だから、君と、僕の、秘密なの!ユーザは、知る必要のないものなんです。わかる?」

って言いました。

「わかったわかった、オーケーオーケー、ところでさ・・・」

と話題を変えようとするので、話題は変えさせないで、どうして公開してはいけないのかを、くどくどと説明することに。

ウズベク人は、プライド高いので間違いを指摘されたりするのは一般に嫌いで、間違いを指摘しても、「わかってるよそんなこと~」みたいにヘラヘラするし、すぐに話題を変えようとする。でも私はそれが好きじゃない。

彼、ネットで調べて知りうるような、妙な裏技みたいなものを良く知ってるから、多くの人はエキスパートだと思ってるみたいだけど、今回の件のように、本当に基本の部分がすっぽり抜けていて、私が彼に管理者業務をさせるのを躊躇するのはそういう部分なんだよね。表層で理解しているだけってところがあって。

情報にはレベルがあって、こっから先は管理者しか知りえないこと、ユーザーが知ってもいいのはここまで、っていうのは、コンピューターの授業だと一番はじめに習うようなものなんだけどな。

それを教えるのも活動のうち、といわれたら返す言葉も無いですが。

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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