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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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マキタの芝刈り機だ!

今日、出社したら、用務員さんが芝刈りをしていたんだけど、電動芝刈り機をふと見たら、Makitaのロゴがあった。

「日本製だ!」

タシケントでザ・日本製品を見ることはなかなか少ないので、妙に嬉しかった。

車はGMウズベキスタン産のシボレーが殆どで、日本車は1割くらい。PC、スマートフォン関連は韓国製だし、エアコン、冷蔵庫等家電は高級品は韓国製、普及品は中国製が多い。そもそも日本製が売ってない。インスタントラーメンはほっとんど韓国製だ。こっちに来た当初は、すっかり日本も物が売れない国になってしまったと悲しい気持ちになったものだった。

芝刈り機みたいな電動器具や電動工具はさすがに、サムスンやLGも商品化していないだろうし、まだ中国製より品質は段違いに良いはずだ。それに、ウズベク人は園芸がとても好きな人たちだ。空き地にはたいてい花や芝が植わってるし、よく手入れもされている。街のそこらじゅうで庭や緑地の手入れをする人が働いている。日本製の庭いじり用品はきっと気に入って貰えるだろう。

今、あんまり大企業には期待できないと思っているんだけれど、日本で「モノづくり」文化を守っている中~小企業はなるべく支援して、Made in Japanブランドを守って欲しいです。

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日本のお隣さんロシア

レクター(学長)の秘書のイリーナさんは金髪の、いつも笑顔のロシア人のおば様だ。

先日帰りに一緒になったので世間話になったのだけれど、彼女のお父さんと兄弟はサハリンに住んでいて、日本製の電気製品をよく買っているのよぉー、とのことでした。

そう言われて改めて気付いたけれど、ロシアって日本の隣なんだよねぇ。

先日、タクシーで乗り合わせたウズベク人のおじちゃんも、この前までカムチャッカに出稼ぎに行ってて、日本人だと言うと懐かしそうな?顔をしてくれた。

余談だが、タシケントの妻子とカムチャッカの妻子がいるそうだ。テュルク系と言われる人々がユーラシア大陸の広い範囲に広がっている理由が少しわかった気がする(ちがうか)。

ここウズベキスタンは昔ソ連の一部だったので、その時代(もしくはもっと前の帝政ロシアのころ)に入植してきたロシア人が今でもたくさん住んでいる。今、統計上はロシア人が人口の5.5%だそうだけれど、見た感じ、タシケントでは3割くらいの人がロシア人なんじゃないかと思います。

その家族や親戚なども、旧ソ連全体に散らばっていて、イリーナさんみたいにサハリンに居る人もいれば、極東やウクライナ、アルメニアなんかに居る人もいるのでしょう。旧ソ連の広がりを改めて思います。


続・ウズベク語で話そうぜ

(ウズベク語を話そうぜ はこちら)

近所のマガジン(ウズベク版コンビニだ)へタバコを買いにいくと、いつもの青年がいた。いつものように「Yaxshi misiz?(元気か?)」と聞かれ、「Otlichno(上々だよ)」と答えると、「アトリーチナじゃない!ズールと言うんだ!」と怒られた。

アトリーチナはロシア語、ズールはウズベク語で、どちらも上々という意味になるけれど、そう、彼は私がタシケントに来た当初から、外国人である私がウズベク語を話すのを特に喜んでくれるいいやつなのだった。彼と知り合ったのはここに越してきた当初なので、もう9ヶ月くらいの付き合いになる。知り合った初期も、「ウズベキスタンではウズベク語を話せよな」と言っていた。

私は日本のJICAでウズベク語を教えてもらってから来ウしたけれど、結局、環境や同僚を勘案した結果、自分の判断でこの街ではロシア語を使うことを決めて、今は殆どロシア語で生活している。たった二ヶ月で詰め込まれたウズベク語なんて、あっさり忘れてしまうってもんだ。

そうすると、たまにウズベク人にはウケが悪い。今回のようにうっかり放ったロシア語をわざわざウズベク語に訂正されることになる。

たしかに、独立以降ロシア語は公用語でさえなくなって、ウズベク語が唯一の公用語のはずだ。でも、多くのタシケントの若者はロシア語学校に通っているし、30代より上の人々の認識はいまでも、オフィシャルなのはロシア語で、母語はウズベク語。

そんななかで、冒頭の若い彼が、ウズベク語にこだわるのは、ナショナリズムの台頭と呼ばれるような怖いムーブメントだろうか?否。彼はロシア語がうまく話せないことにきっとコンプレックスを持っているので、ひがみ半分、後の半分は外国人が自分のマザータン(母語)を尊重してくれることに対する喜びだろう。(それに、彼はべつに、ロシア語が話せないわけじゃない。ちゃんと自分のショップキーパーの職務をこなすだけのロシア語力はある。でも使いたがらない)

別れ際にもう一度言われた。「よお、俺とはウズベク語で話すよな?」

いいぜ。ウズベク語で話そうじゃないか。

自分の使いたい言葉くらい自分で決める



前回のエントリにも少し書いた。JICAでウズベク語を習ってきたという話。

結局、私の職場の共通語はロシア語なのと(実際はもう少し複雑なんだけど)、マンションの近隣もオールロシア人ファミリーであること、加えて職場のPCが全部ロシア語であるので、私の場合、ロシア語じゃないとこの街で暮らしていけない。

それで、来た当初はちょっとJICAに対する不満があった。このブログにも不満を書いたと思う。

でも、結局自分でロシア語を話すことを選んで、自習したり、自費でロシア語を習っているうちにそんなに困らないようになった。困らなくなれば不満もなくなるってもので。

結局、JICAで何を習ってきたか、なんて構いやしないし、自分の好きな言語を好きに勉強すりゃいいんだよな、という結論に至った。そうだよ。今までだって自分のしたいことを自分で選んで生きてきたわけだし、人は不満があると人のせいにしがちだけど、結局いろんなことは自分しだい(Depends on us)なのだから。

HDDが壊れたの巻

日本から持って来たHDDが壊れた。

あんなに簡単に壊れるとは思わなかったので驚いた。

中には色々とバックアップデータが入っていて、これまで撮った写真、全音楽、映画ファイル等が入っていた。残念だ。

日本に帰ったら音楽だけはもしかするとバックアップがしてあるかもしれないので、取り戻せるつもり。こちらに来てから撮った写真色々は、他にバックアップしてなかったので、完全に消えちゃった。

丁度PCの再インストールをした後だったのも痛かったなー。

今度日本でまたHDDを買うつもりだけれど、もう懲りたのでSSDを買うことにします。

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これまで、モノを失くすことってあまり経験していなくて、30代はじめころ一時期荒れててカバンをよく失くしてた時期はあるんだけど、そのときも毎回ちゃんと戻ってきていた。

20代の頃に、タイで貰った有難いお坊さんのペンダントを、ミャンマーのパガンという遺跡の都市で失くした。つぎにミャンマーで貰ったお守りは、インドのバラナシという場所で失くした。どちらもどういうシチュエーションで失くしたのか自分でもわからなくて、不思議だなぁと思ったけれど、パガンもバラナシも宗教的な場所なので、よその土地の神様を持ち込んじゃだめよ、というメッセージなのかと理解した。

その土地その土地には、そこの神様がいるんなら、古いものは捨てちゃって今そこにあるものを信じればいいのか。

・・・と考えると、HDDのデータを失くしたりするのも、昔好きだったものとか過去の記録なんか捨てちゃって、今そこにあるものを好きになれよ、ということかもしれない。もしくは自分がそういう、常に新しい場所で新しいものに囲まれる運命に生きているとか。

などと考えつつ、週末を過ごしました。

PSYの新曲

PSYの新曲

Psyの新しいビデオクリップ 1日で1300万再生 ユーチューブ爆発 (ビデオ): The Voice of Russia

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あんな大ヒットを出しちゃった(正確には、あんな大ヒットになっちゃった)後に曲をリリースするっていうのは、すごいプレッシャーだろうと思う。世界中が次は何?と関心を持っていて、殆どの人が前作と比較してああだ、こうだと言うんだから。

そんな気持ちで見ましたGentleman。

Mad Fat Gentleman.....

自虐!?

ビデオでも散々意地悪をしてますね。椅子を引いたり、エレベーターのボタンを全押ししたり。すごく期待されてるタイミングでこれでもか、と自虐ネタを繰り出すの、いいですね多分いい人なんだろうなぁ。

汚い屋台で女性と見つめあいながら何かモグモグ食べてるシーンが印象的で、食べるってエロいよね、などと思いました。

曲は、前作ほどキャッチーじゃない。モゴモゴしたグルーブが変態っぽさを醸しています。私は結構前作より好みですが、そんなに売れなさそう。

でも、PSYさんが尊敬してるらしいMC hammerみたいに、長いスパンで何度でもしぶとく復活したりしてほしいです。

医療機器の展示会

ボドムゾールの、日本庭園の敷地内にある展示場にて、医療機器の展覧会TIHE APTEKAEXPO CentralAsiaが行われていたので行ってきました。


会場は広く、国際的な医療機器メーカー、製薬会社がブースを出していました。日中韓の東アジアメーカーが半分、あと半分はロシアやインドといった具合です。医療分野では東アジア強いんですねぇ。


日中韓と書きましたが、実は半分が中国、あと半分が韓国企業で、日本からの出展は東芝(と日立と提携してるらしいヨーロッパ系の企業)だけでした。東芝一社だけとはいえ、東芝ブースはサムスンの次くらいに大きく取ってあって、一番人だかりができていました。


中国や韓国の企業は、殆どが英語かロシア語の話せる自国のスタッフを説明員として派遣していて、あちこちでハングルと中国語が聞こえました。タシケントではレアなことです。東芝は残念ながら日本人スタッフはいなくて、ロシア人のおねえさんが受付してました。日本企業はもう外国に人を派遣したりできないんでしょうか。もしくは人が居ないとか。

こちら、サムスンのメディカル部門

特に中華系企業は人材は豊富なんだろうからいいなーなどと思いました。

こちら、Made in Japanとおお書きされ一番いい位置なのに、係員の名札を下げたおじさんが談笑しているだけだったので、割と無視されていました。

展示に関しては特に真新しいものは見られなかったかな。インドの企業が薬品をパッケージングする大きな機械を設置して動かしていたので面白かったです。




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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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