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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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タシケントの食べ物まとめ

タシケントの食事事情について、書いてみようと思います。

ウズベキスタンの食事といえば、オシュ、ラグモン、オシュ、オシュ、オシュ・・・「それ以外のものは無いのか?」って来た頃は思っていたのです。

でも、安くて美味しい外食部門では、オシュ、ラグモン、シャシリク各種、炒めラグモン、シュルバ、ノルンなんかがあります。オシュは地方によっていろんな調理法があるので、食べ比べと思えば種類はいっぱいあります。ノルンというのは、包丁で丁寧に切った麺に馬肉を混ぜたもので、スープノルンと、皿ノルンがあります。あとはホニムという、大きめの蒸餃子。

あまり外食で食べるものではないけど、家庭料理だと、ドルマという米や肉を葡萄の葉で包んだもの、ピーマンに肉や米を詰めたもの、マカロニとジャガイモをトマトベースで炒めた、煮たもの、グレチカ(蕎麦の実)もスープなどにします。一ヶ月ホームステイしていた時は、お母さんが料理上手なのもあって、とても美味しくて飽きなかった。

そして、ロシア料理で経済的に外食できるものだと、ビフテキという名前のハンバーグ料理でしょ、それとキエフスキー(キエフ風カツレツ)、ともにポテトやグレチカを添えて食べます。あとは定番のボルシチや、シィなどスープ系。ビーフストロガノフも定番。

あとはスナック部門。ドネルカバブをラワッシュでラップしたラワッシュ、お皿に盛ってご飯などをつけ合わせたらドネルサービス、大きなソムサ、グンマと呼ばれる肉詰め揚げパンもポピュラーです。これらはスナックだけれど、たいていボリュームがあるので、割と一食に足りてしまうのが特徴。

最後にちょっと高い外食部門。ハンバーガーやチキンなどのファストフードもタシケントだと食べられます。韓国料理のレストランでは各種韓国料理が食べられます。ロシア料理の高給店だと、ビーフのつぼ焼きみたいな手のかかる料理もある。あとはアイリッシュ系のビアパブでは、フィッシュ&チップスとか、懐かしい豚肉のハムが挟んであるチーズサンドイッチなどもあります。チャレンジャーには寿司屋も数軒ありますよ。

そんな感じで、けっこう豊富なものが食べられるこの街です。お金があれば。

そう、外食はおいしいのだけれど、店もそんなに無いからタクシーで乗り付けないといけないし、食材がたいてい輸入してあるので、お高いのが難点。たとえば、ビール2杯とチーズサンドイッチを食べればだいたい35000スム。ウイグルうどん(ラグモン)が一杯4000スムなので、うどん9杯分。9ラグモンだ!

韓国料理も韓国のシェフが作っていて美味しいんだけど、ちょっと飲んでしっかり食べることを考えると、一週間分の生活費をつぎ込む覚悟で行かないといけない。

だから、経済的に外食を、と考えるとどうしても、オシュ、ラグモン、ラヴァッシュのリピートになってしまう。家庭料理が懐かしい・・・。

その点日本は、(味はおいといて)どこの食べ物でもそれなりの値段で食べられるのがすごい。中華、コリアン、タイ料理、定食、寿司、イタリアン・・・なんでも庶民価格だ。

とはいえ、お腹が空いてるときのラワッシュはたまらなく美味いし、ウズベク人がたまのシャシリクをすっごく美味しそうに食べてるのを見ると、とてもいい気持ちになる。なんでも安く食べられるのが幸せってわけじゃない。

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マイルってむずかしいよ!

マイル、もしくはマイレージプログラムは難しい!

私は、なんでみんなマイルマイルって言うのか、わかんないくらいマイル素人なんだけど、なんでマイルおたくが生じるのかはわかった。それは難しいからだ。

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今度、夏休みにタシケントから東京を往復するときにアシアナ航空を使う予定なので、当然のように手持ちのANAのマイレージプログラムに加算するつもりでいた。ポケットマネーで里帰りなので、そんなオマケがあってもいいだろう。

しかし、ANAのサイトを良く見てみたら、アシアナ航空の、私の買うQクラスという正規割引運賃の場合、実際のマイルの50%しか加算されないではないか。

タシケントから東京は約3750マイル分らしく、往復で7500マイルが3750マイルになってしまう。残念だ。

ちゃんとフルでマイルを獲得する方法はいくつかある。

-アシアナクラブというアシアナのプログラムに入会する。
-United航空のプログラムに入会する。
-アシアナの正規運賃(Yクラスで乗る)

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-アシアナクラブというアシアナのプログラムに入会する。
アシアナクラブに入ればQクラスでも100%加算される。自社フライトだから当然?そしてマイル有効期限は10年間。10年間あればもう一度くらいタシケントに来るかも知れないし、ちょっと韓国に肉食いにに行くかもしれない。Может быть...

-United航空のプログラムに入会する。
Unitedのプログラムだと、ANAと違ってQクラスでも100%加算してくれる。なんて太っ腹な。ありがとう。しかし、有効期限は18ヶ月で、18ヶ月マイルの減算、加算が無いと消滅する。これをはじめたら、私の性格だとマイル惜しさにソウルだのハワイだの毎年行くようになりそうだ、それでは敵の思う壺ではないか。却下。

-アシアナの正規運賃(Yクラスで乗る)
それなら正規運賃で乗ればいいじゃない、ということで正規運賃を調べたら、東京‐タシケント往復は約20万円だった。そんならビジネス乗るは~(ビジネスクラスの割引運賃が25万)

そういうわけで、アシアナのマイレージプログラムに入会することにしたよ。

---

逆に、アシアナのマイレージプログラムに入っててANAのQクラスのフライトを利用する場合はどうなるのか調べたら、そっちは70%の加算だった。平等じゃないんだ?!

つまり、マイレージを貯めたいと思ったら、
どのクラスで何%加算されて
どのプログラムで
有効期限は何ヶ月で
を考えないといけないらしい。これは難しい。

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実はタシケント‐東京にはほぼ同じ値段でKE(大韓航空)も飛んでいる。それなら、KEで飛んでアエロフロート・ボーナスに加算するのはどうなの?と思って調べたら、KEのQクラスに乗っても、アエロフロートにも、同じSkyteamのデルタ航空にも加算無しだった。大韓に割引で乗っても実質他のプログラムに加算するのは無理ってこと?

これと同じような会社は中国東方航空で、東方航空のQクラスを加算してくれるプログラムはあんまり見つからなかった。

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最近、ヨーロッパとか中東、ロシア方面にも安いチケットを売っているエミレーツ航空。テヘランとかにも比較的いいチケットがあるのでいつか使うだろうと思ってる。

エミレーツのマイレージプログラムはスカイワードというのだけれど、エミレーツのQクラスに乗っても、加算してくれる他社プログラムはあまり無い。いちおう、JALが提携航空会社だけれど、エミレーツのYクラスに乗らないと加算対象ではないらしい。個人が正規運賃なんて使わないよね、普通。

しかし逆に、スカイワードの会員なら、JALのフライト(国内・国際線とわず)で100%マイルが貯められるようだ。もし自分が国内でJALを良く使う派なら、スカイワードに加入する。

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最後に、マイレージのシステムは頻繁に変更になったり、航空会社が統廃合されたりするので(最近だとコンチネンタル航空やノースウエスト航空が無くなったり)、この情報は2013年4月時点の情報としてみてください。

ドネルケバブはどこ産ですか?

ドネルケバブって

筒状の肉塊を炙って削ってパンにはさむ、ドネルケバブってよく日本の繁華街でも売っていて、どうやらそっちのほうの人らしき人が確か売ってたなぁと思ってた。

でも、ああいう屋台商品って絶対ぼられるっていう変な思い込みがあって、あんなの食べるくらいならマクド行くもんねー、と思っていたと思う。

話し変わってウズベキスタンはタシケント。

こちらでも、街のあちこちにドネルカバブの屋台が出ている。ウズベキスタンでは、パンじゃなくてラテンのほうのトルティーヤみたいなもの(もっと大判ですが)で、削いだ肉と野菜となにやらいろいろ包んだものが、ラワッシュという名前で売られている。

スナックと思いきや、一個でだいぶお腹一杯になるので、よくお昼に食べています。

(安くてポピュラーな外食が少ないこちらでは重要な外食だったりします)

このドネルケバブ、いったいどこ発祥の食べ物なんでしょう?

ウズベキスタンのいろんな文化は、ペルシア由来だったりテュルク由来だったり、イスラムやソ連由来だったり、と多様なので、いつも「これって何由来なの?」と気になります。

それでWikipediaなんかを読み始めたんだけど、どうもよくわかりませんでした。今は、トルコを代表する料理みたいに言われていて、今東京でそういうのを売ってる人々もどうやらトルコ人らしいのだけれど、トルコって、もともとウズベキスタンあたりの人々のはずだし。

イランにも、ドネルカバブがあるらしいので、トルコ民族独自のものってわけではないようだ。

で、このドネルケバブはトルコではフランスパンに挟んで食べるそうなのだけれど、この辺だとラワッシュっていうシートに包みます。このラワッシュはやっぱりこの辺一帯で食べられていますが、これはアルメニアとかカフカスあたり発祥なんだって。すごいミクスチャー文化だね。

最近、ドネルケバブの肉とご飯やポテトを皿に盛り付けた食べ物(ドネルサービスっていうらしい)を見つけて、それもけっこう、美味しいです。

リンク集ーマイレージプログラムについて

リンク集
どこのマイレージプログラムでどこのフライトの何クラスで何%加算されるのか、のページ(2013年4月)

‐スターアライアンス系

○アシアナ航空 - Asiana Club

○ANA - Ana Mileage Club

United - United Mileage Plus

-スカイチーム系

○Aeroflot -Aeroflot Bonus

Korean Air -Skypass

Delta -skymiles

中国東方航空 -イースタンマイルズ

-独自系

○Emirates航空 -Skywards

○Transaero航空 -Privilege

-One World系

AA -AAdvantage

JAL -Jal Mileage Bank

s7航空 -s7 Priority

メモ
-KEと東方航空のQクラスは、どこのプログラムでも積算できないので避けるが吉
‐s7航空は使うかもしれないけど、距離も短いし25%なので無視してOK
‐UNITEDのプログラムなら、ANA、ASIANAのQクラスでも100%加算されて親切(ただし18ヶ月の更新制)
‐EmiratesのプログラムではJALの利用で積算できる。JALを良く使う人には良いのかも。
‐Transaeroは完全に独立系・・・

生卵の話題はロシア人ほいほいだった

日本では、生卵を食べます。卵の表面にはサルモネラ菌がいますが、出荷前に洗浄しますから、安全に食べられます。


という日記を書きました。

すると、なんだかロシア人の琴線に触れてしまったようで、ロシア人がわらわらとコメントを寄せ始めました。こういう経験は初めてです。

まず、ナロード1号が言いました。

君は間違っている。卵のバクテリアは一週間も生き続けるものだ。出荷前の洗浄などで落ちるわけが無い。


そして、ナロード2号が参戦(この人のことは前から知っている)

君の言う安全な卵とは何をもって安全なのだ?新鮮ということか?


ナロード2号は続けます

卵は洗浄してはいけないものだ。なぜなら卵を洗浄すれば卵本来の殻保護機能が失われ、賞味期限が短くなるなどの弊害があるからだ。


この辺でへきえき。

そこへナロード3号も登場する。

卵の表皮にサルモネラ菌がいるというのは、25年くらい前から突然言われるようになったが、生産の問題なのか、配送の問題なのか、または単なる陰謀論なのかわからない。


い、陰謀論。。

しかし、私は子供の頃農村で、生まれたての卵を生で食べたことがある。それはとても美味だった。


そうか。

ナロード2号が戻ってきた。

Wikipediaで読んだが、温水で洗えば問題ないが、冷水で洗った場合、浸透圧の関係で表面の菌が中に入るので良くないそうだ。


私はいわゆる「巾着(ロシア語では半熟卵をмешочкаというみたい)」が好きだから、3分茹でる。しかしサルモネラの殺菌には4分かかる。生で食べたってリスクは同じじゃないか。


そうか。それならイチかバチかで食ってみるしかねぇな。

私は一応日本では次亜塩素酸という薬品でサルモネラ菌を滅菌してから出荷してるらしいことなどを述べたのですが、いかんせん、ひとの聞いているのかいないのか。とにかくロシア人さんはディスカッションが超好きらしい、ということはわかった。お腹いっぱいだ。

歯の矯正をしろと非やんわりと言われた話

隣の国際関係部のフェルーザさんとは、歳が近いのもあってよくお話します。とても気さくで愉快な人なので話していて楽しいです。

先日、バスで一緒になったときに、彼女がこういいました。

「ねえ、あなた、歯を直しなさいよ。ウズベキスタンでは安いんだから」

んまーー失礼!

日本人はこういうことを言わないかやんわりと言ってくれるものだけれど、このときはあまりにストレートに言うので内心むかつきました、が相変わらず顔にも出しませんでした。

きっとあのおばさん奥さん、私が結婚してないのは歯が悪いせいだと思ってるんですよ。

自分でもわかってるから、こっちに来てから歯科医にも相談にいって、二年じゃ無理っていわれて帰ってきたんですけどね。

今度モスクワ行ったら矯正しようかしらん。

日本人は、歯が大きくてアゴが小さいんで、日本にいるうちは歯並びが揃ってなくても、揃ってないのが当たり前って感じで困らないんだけど、やっぱり海外に出ると異様なんですよね。いくら人種的にどうこう言っても、そういう目で見られちゃうのは止められないのです。なんとも。

道徳的なウズベキスタンのCM

ある日、テレビを見ていたら、新しい道徳のCMを見た。

日本では、企業のCMが殆どだけれど、ウズベキスタンでは映像になっているCMは、ACみたいな公共的なものが多く、企業のCM等はBGMをバックに静止したテキストが出て、ナレーターが読み上げるっていう(日本にも昔ありました、動かないCM)ものが多いです。

あたらしいCMはこういうものでした。

坊やがマンションの自宅に帰ると、おとうさんはTVをつけたまま新聞を読んでいる。おかあさんはキッチンで、水を流しっぱなし、ガスをつけっぱなしで携帯でお喋りしている。そして坊やは何かに気付く。。。

フィルム自体はウズベク語だけれど、映像だけで、「無駄遣いはやめましょう!」というメッセージがわかります。よく出来ています。

たしかに、公共資源の無駄遣いとか節約は今問題になっているという話を聞いたことがあって、的確なタイミングでCMを打っているなぁと思いました。

そのほかにも、

・きちんと横断歩道を渡りましょう
・違法ダウンロードはやめましょう
・パンを大切にしましょう

といった、きっちり時相に応じたCMが放映されています。こういう取り組みは大切ですよね。

マナーといえば、我々の職場のトイレは、職員専用で鍵がないと使えないのです。つまり職員数名しか使わないトイレなのですが、ときどき酷い状態になっています。

誰かがウ○コして、ごみ箱のコピー用紙を千切ったもので拭いて、それをトイレに落として、水を流さないで放置されています。

お尻を拭くのにノートのページとかコピー用紙を使うのは、こちらではよくあることなのですが、

水を流すと詰まるのがわかってるから流さない、これは悪質。そのために、ちゃんと個室にちり箱があるんだから、そこに捨てればいいじゃない!そして水を流せばいいじゃない!

むかつくのは、そういうことをする人が一人いるだけで、数人のうちの誰かがそれをやってるってことになるので、職員の間に変な疑心暗鬼が生まれることです。公衆トイレじゃないんだから、そういうマナーの悪いことしないで欲しいですね。

さすがにそれは、テレビでCMを打つには低レベルすぎるマナーなんだけど、マナーってほんと、大事。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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