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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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ウズベキスタンの春夏秋冬

ウズベキスタンにも、はっきりとした春夏秋冬があるが、日本の春夏秋冬との違いは、食べ物の部分かもしれない。

もちろん、ウズベキスタンにも季節の味覚というのがあるけれど、果物やナッツ類に限られる。基本は獣食なので、通年同じものを食べている印象。日本には魚食の文化があるので、季節に応じた味覚がより多彩に見えるのだろう。それに、冬のウズベキスタンは野菜も果物も品薄になって、ちょっと味覚が寂しい。凍りかけた野菜が市場に並んでいることも。

しかし、風景の移り変わりは、日本よりも極端で、より春夏秋冬を感じることができる。

夏は40度の灼熱
秋は綺麗な街路樹の紅葉
冬は雪景色
春は緑の芽吹き。

秋のタシケントの街路樹を見ていると、四季のある土地は良いと思った。抑留されていていた旧日本兵たちも、この街の四季の移り変わりを見て、祖国を思い出したりしたのかも知れない。

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10スム硬貨・・・

10スム硬貨?!

地下鉄に乗ったときのこと。いつものようにKassa(切符売り場)でジェトンを買おうとすると、窓口の向こうに金色の綺麗な新品硬貨がたくさん山積みになっているのを見た。綺麗だけど見たこと無いなーと思って、よくよく見ると、10Comって書いてある。え?10スムなの?

10枚(100スム)ずつ山積みになっているところを見ると、どうやら10スム硬貨らしいけれど、今、10スムで買えるものなんて無い。マッチが1箱100スムだ。実質100スムが最少額紙幣として出回っている。

あんなの貰ったら、大変だ、と思っていたら、窓口のおばさまに、「あなたおつりでコレ欲しい?」と聞かれた。絶対嫌です。100スム紙幣で貰いました。

今、主に市場に流通するのは、1000、500、200、100の紙幣4種類。1000スムは40円くらいの価値しかないが、物価はそれなりに高いので(一食10ドル程度)、ちょっとした買い物や外食をするのに札束を持ってゆく必要がある。

デノミするほどじゃないけど、10スム硬貨より10000スム紙幣が必要だよな。だって、札束10個が1個に済むのなら扱いやすいじゃないですか。

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ロシアはアジア?

突然ですが、ロシアはヨーロッパ?アジア?

これは、Lang-8の一部ユーザーさんの間で話題になっていたことで、ロシアは一体なんなのか、っていう笑

色々な意見がありました。日本人からすると、ロシアって西洋のうちなんですよね。やっぱり白人でパンを食べる国だし。個人的にも、モスクワっていうともうヨーロッパだと思う。

ところがヨーロッパの人はあまりロシアをヨーロッパと思っていない様子で、ロシアはアジアでしょ!なんていう人もいた。

当のロシア人はどう思っているのか。一人の人の意見しか知らないけれど、その人は、ロシアと比べて西洋は・・・という言い方をするので、どうもロシアから見てヨーロッパを西洋と見てる様子。つまりロシアはヨーロッパに入らない。

位置的には、モスクワはヨーロッパと言ってもいい位置にあると思う。シベリアは中央アジアにあるし、極東は?その名のとおりだよね笑

CNNやBBCのカテゴリーでは、ロシアはヨーロッパに含めているそうです。あと、JALとかANAでも確かロシアをヨーロッパに入れてました。しかし、スペインのニュースカテゴリーでは、ロシアはアジアに含まれるそうで・・

ロシアは広すぎるので、もう地理的に考えるのはやめて、ロシアCISはそれだけでカテゴリにしちゃえば?と思いますが、それを実践しているのがアシアナ航空公式サイトでした。さすが、CIS方面に強いアシアナ。国際感覚優れているね。

余談ですが、中国の人が、東側諸国っていう言葉を使っていたので、おー、いまでもチャイナでは東側っていうのかい、と思ったら我々の思う東側諸国の意味ではないようで、中国文化圏の途上国たち、という説明をされました。それってどこやねん?と思いましたが、それ以上聞くと怖いのでやめときました。彼も言いにくそうにしてたし。ふんふーん。

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ふたりの同僚

二人の同僚

私の同僚は二人。ウズベク人とロシア人です。年代は、二人とも私と同じくらいなので、特に上下関係も無く、仲良く仕事をさせて貰っています。

異なる考え方

金曜の夜にロシア人同僚は、「明日おれ休むからね」と言って帰りました。「他の人は休まないよね?」と尋ねると、「んー、他の人は知らないから、聞いてみて」という答えだったので、てっきり、彼が個人的に休暇を取るものだと思っていました。しかし、帰りがけに、ウズベク人の同僚と話すと、「明日は、国民の休日だから、職場は開かない」ということでした。国民の休日に関して、「俺は休み」っていう考え方と、「みんなが休み」っていう考え方、全然違いますね。二人の対照的な発言で、この二人の考え方は、まったく違うんだということを認識しました。

ウズベク人の考え方

ロシア人の同僚の考え方は、他人は他人、俺は俺。という考え方に裏打ちされています。一方で、ウズベク人の場合は、みんなとか民族とかいうのが重要で、あまり個人主義という感じは無いです。また、ウズベク人が外国で不適切なことをしたときに、「同じウズベク人として恥ずかしい」という感覚を、ウズベク人は持っているようです。これも、やっぱり「ウズベク人みんな」という全体主義に主軸がありますね。

日本人はどっち

日本人はどっちのタイプなんでしょう。私は、日本人はウズベク人とおなじく、わりと全体主義的な考え方を持つ人が多く居ると思っています。全体主義っていうと堅苦しいけれど、「みんな本位」とも言うべきかな。

Q.日本人が海外で悪さをすると申し訳ない気持ちになる。
Q.国民の休日は「みんなの休み」として認識している。
Q.海外の大きな事故に日本人が巻き込まれていると悲しい気持ちになる。

上に心当たりがあったら、日本人らしいみんな本位な考え方を持つ人だと思う。

個人主義と全体主義

私自身は行き過ぎた全体主義はちょっと気持ち悪いので、全体主義の側にいつつ個人主義寄り、な選択をいつもしていると思います。どっちがいい、悪いというジャッジをするつもりで、このエントリを書いたのではなくて、なんとなく、日本人がウズベキスタンで居心地の良さを感じるなら、そのような共通点があるから、なのかな、と思ったしだい。


ランチに行く店の紹介第二弾

ランチに良く行く場所の紹介(地図つき)

後半はタシケントでもメジャーどころが多いので、在住者には退屈かも。

前半はこちら。

5. 市場裏のオシュホナ


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場所 市場の正面から入ってそのまままっすぐ突っ切っても行けるし、市場と大学の間の道にもゲートがあり、そこから入ればすぐ左手。ゲートは一見入っちゃいけなさそうだけれど、普通に入れる。
特徴 廃工場がそのままオシュホナになっているような、店。店内に入るとオッ?と思うはず。
料理 オシュ、シャシリク、ラグモンなど一通り。お勧めはクリーヌィラプシャーという、軽めの麺が入ったチキンスープ、出汁がすごくいい。

6. ブハラカフェ


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場所 抑圧犠牲者公園となり
特徴 広いカフェ。夏場は屋外が開放されている。
料理 メニューは、各種スープ、ソムサ、シャシリクと魚のフライ。量り売りの魚のフライはちょっと生臭いけど、衣とタレがおいしいよ。ソムサはちょっとしょっぱい。シャシリクは一番好き。

7. プロフセンター


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場所 TV塔の根元あたり
特徴 広い!
料理 プロフとサラダ。ここのプロフは普通においしい。ちょっとつくりが雑だと思うときもある。(にんじんのでっかい塊が入ってたり)

8. サーカスそばのウズベク料理センター


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場所 タシケントサーカスそば
特徴 広い。料理の種類が多い。
料理 いろんな料理が大なべで用意されていて、指差しでも注文できるので、外国人でも楽だと思う。私たちは、タンドゥールシュルバ(壷に入った肉のスープ)をいつも食べる。

9. 大学前のタンドゥール・ソムサ


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場所 小児科医科大学正門の右側。切符売り場みたいな窓から買う
特徴 ソムサ専門店。イートインもできる。
料理 タシケントのソムサの中では一番好き。絶妙な味。肉入り一個1300スム。

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歴史の教科書

ロシア語で書かれた、ウズベキスタン独立後からの歴史の教科書(高校生向け)を、買ってあるまま手をつけていなかった。ありがちなことだけれど、教科書を買うと納得しちゃって勉強した気になってしまうよね。

言語の勉強に歴史の教科書を使うアイデアは佐藤優さんがコラムで書いていて、いい案だと思った。言語とその国を知る勉強の一石二鳥。歴史に限らず、やっぱりその国の道徳心とか常識を知るためには、その国の子供が受けている授業を追体験するのがいいと思う。私たちだって子供の頃の教育がベースになっているわけだし。

数学、科学、地理なんかは殆ど共通のはずなので、歴史、国語などはいい勉強になるはず。日本にいる外国人だって、新見ナンキチとか宮沢賢治を読んだことのある人ならば話が通じやすい気がするし。

で、毎日1ページずつを目標に読み始めてるんですが、なかなか難しいんですよね。ページの8割が知らない単語だったりして。あんまり意味は意識しないで音読をメインにするかな。

なお、教科書のもっともいい点は、平易な単語で書かれている点。新聞などを読んでいると、たまに辞書を引いてもわからない単語が出てくるが、教科書の単語は辞書を引くと出てきて、納得できる。これだけで、本への信用度が増すよ。

一年後にはウズ人と歴史を語り合うのを目指すよ。

「そうそう、1990年の6月にウズベキストンリパブリカスって名前が決まったんだよね」
「そうそうー!」

みたいな。

・・・・・みたいな??

まいっか。

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ICQ

ICQ

って、私世代にはすっごい懐かしい、チャットソフトなのです。私がインターネットっていうのを使い始めた2000年くらいには、ネットの人はたいていICQのアカウントを持っていて、せっせとチャットしたりしていたのを覚えています。花柄のステイタスアイコンが特徴的でした。

その後、ICQじゃなくてもMixiとか携帯メールでいいじゃん、ってことになって徐々に使わなくなってきて、何年も存在さえ忘れていたのですが、ウズベキスタンに来てなぜか懐かしいICQのアイコンを度々見るようになったのです。

ICQがある!?

なんだろう、なんだろう、と思っていたところ、今ロシアで一番使われているフリーメール兼SNSみたいな、Mail.ru(Digital Sky Technologies社)が2010年にICQを買収しているってことが判りました。

Mail.ruは独自にAgentっていうPCでも携帯でも使えるメッセージング・ボイスチャトサービスを持っていて、そのインターフェイスがICQに似ているので、ICQの技術を導入したか、ICQからユーザーをAgentに移行したか、そのどっちもか、なのかな。

SNSの勢力図

ロシアや旧ソ連は、FacebookやTwitterを使ってる人ももちろんいるけれど、なかなか欧州や米国とは別の進化をしていて、面白いです。SNSの普及は、中国、旧ソ連、欧州米国っていう三流派に分かれているみたい。

やっぱり大国って面白いなー。


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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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