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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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インターネットのオピニオンは世間のオピニオンじゃない

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei04_01000028.html

そーむしょーが出した日本人の平均インターネット利用時間は、39分だって。

私は、一日8時間はオンラインなんだけどな・・・。

何が言えるかというと、

39分かける100人割る480分=8.125人

かりに、私のようなヘビーユーザーとライトユーザーの二極に別れるのだとしたら、100人中8人程度がヘビーユーザーで、残りの92人は殆どインターネッツつかってないってこと・・・?

かりに、上の仮説が正しいとすると、インターネットって狭い世界なんだね。インターネットで見聞きすることが日本で起きていること、日本人の考えてること、ってうっかり思ってしまい勝ちなんだけど、実際にはインターネットで見聞きできることなんて日本人の8%くらいのオピニオンでしかない。

その辺がインターネットのよくないところかな。(と強引に先日のポストを回収した)。

あ、もうひとつ良くないと思っているのは、SNSでつながりすぎること。知り合った人をコレクションするみたいにSNSでコネクションを作るけど、実際にまた連絡を取ったり会ったりする人はそのうちの一部だけなので、最近はあまり積極的にSNSで繋がらないようにしてる。

結局、縁のある人とはSNSが無くても会えるはずだし、遠く離れた人の近況をいつも見れるようになっていると、その人への懐かしさも感じられなくてマイナスだと思うのだよね。

ウラーー

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新年は広場でウラーー

今日は、地下鉄駅でいつものように身分と荷物チェックをされながら、暇そうな若い兵隊さんと世間話。やっぱり、今どきのウズベク人とロシア人の頭の中は新年のことでいっぱいになってるらしく、「おまえ新年どこにいるの?誰といるの?」とここでも聞かれた。

「新年は、家で一人だよ」というと、ウズベク人にありがちな、やれやれ、まったくお前はしょうがないなぁというジェスチャーをされ、元日の、12時には広場に集まってウラーー!ってするだろ?みんなウラーーってするんだよ。

といわれた。

広場で集まってウラーーね。それもいいんだけど、セキュリティ上問題あるかも知れないので、広場でウラーーは今年は遠慮しようかな。

あんまりウラーーしすぎて極寒の広場で寝ちゃうといけないし。

ヤンギイル、ウラーー

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旧宗主国語、旧公用語の今後

旧宗主国の言語


ベトナム・カンボジア

ベトナムカンボジアは、第二次大戦までフランス領だった。当時は当然フランス語教育が行われていたけれど、90年代に私が行ったときにはすでに、おじさんおばさん以上の人々しかフランス語はわからなくなっていた。特に70年代のベトナム戦争を経たベトナムは、若者を中心にすっごく英語が得意だったのが印象的。旧宗主国の言語を排除した結果が今のベトナムカンボジア。

台湾

台湾も、第二次大戦までは日本領だったけれど、今では日本語を話す台湾人は少ない。若い世代は、日本文化に興味を持って日本語を学び始めた世代もいるけれど、それは一部の日本ファンな人だけだ。

インド

一方英国領だったインドでは、今となっては現地語よりも英語の方がプライオリティが高い印象がある。上流な家庭では家庭内の言語が英語だったり、出身地の違う同士の共通語はオフィシャルに英語になっている。出身地の違う学生が集う大学の授業も英語。旧宗主国の言語を母語として採用した心の広い国だ。

ウズベキスタンの場合は?

ウズベキスタンの場合は、宗主国というわけじゃなくてソ連邦の一部だったのだけれど、独立して20年。今は街にロシア語とウズベク語が綺麗に?混在している。今後20年、ベトナム路線、インド路線のどっち路線をいくのがいいと思う?

個人的には、インド路線じゃないかなーと思っている。その理由としては、ウズベキスタンは、今でも周辺のトュルク系(カザフ、キルギスなど)との意思疎通に露語を使っているわけだし、もっと広くCIS諸国(ウクライナ、ベラルーシなど)と連携することもできる。ロシア語はインドにおける英語の位置づけとおんなじじゃない?中央アジアの大トュルク文化圏の共通語はロシア語なのだから。

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ウズベキスタンは親日的って本当?

最近日本のテレビでウズベキスタンの紹介が多い、と先日母がメールに書いていた。ウズベキスタンについて日本で紹介される際に、必ず出てくるのが、「ナボイ劇場」と「親日的」というキーワードだ。

しかし、私はなんだかそれらにひっかかる。ウズベク人の心優しいところ、私は大好きだが、ウズベク人が親日、という感じは、実際ウズベキスタンに生活していて全く無いからだ。反日ということもなく、しいて言えば、普通。

ナボイ劇場だけが残った?

ウズベキスタン・タシケントのナボイ劇場は、抑留日本兵が建築に携わり、市内の殆どの建物が崩壊した66年の地震でも倒壊しなかった。その逸話が、日本に伝わる際に若干オーバーになり、市内の建物が全滅したのに、ナボイ劇場"だけが"残った。だから日本人の仕事は素晴らしいと"現地の人が"たたえている、と伝わっているみたい。

しかし、実際には一番古い建物はアミールテムール広場にある法科大学のビルだというし、どうも他にも、どう見てもナボイ劇場並に歴史のありそうな建物はたくさんある。ナボイ劇場が残ったのは確かだけれど、べつにナボイ劇場だけが残ったわけではない、というのが本当。

だからウズベク人は親日的?

それに、現地の人がたたえている、というのもどうも眉唾だと思っていて、この逸話を言うのはいつも日本人で、現地の人から聞いたことは無い。確かに、ナボイ劇場にはカリモフ大統領による記念銘板が掲げてあるけれど、ウズベク人でそれを知っている人は結構な日本マニアだけで、実際には少ない。

ウズベキスタンが親日って本当?

台湾が親日、ウズベクは親日、トルコは親日・・・って、インターネットではよく見る説だけれど、ほんとなの?ウズベクに関しては、彼ら自身もよく言っているように、遠方からのお客さんは日本に限らず好きなんだよね。過剰なくらい歓迎してくれる。それを特に自分だけ歓迎されたと勘違いしてしまった日本人から広まっただけでは。

ファクトを確認しよう。

ウズベク人は、実際は殆どの人が日本と韓国中国の区別がついていない。もしも親日なのだとしたら、ソニーとサムスンをごっちゃに理解しないでしょう。プレゼンスは、KOICAの人数にしても大使館の立派さも、町中に溢れるLGとSamsungの看板にしても、明らかに韓国のほうが上です。出稼ぎ先としてもロシアについで二番目に人気なのが韓国。タシケントからデイリーで飛行機が飛ぶのはインチョン。

実際は別に親日じゃない。普通。

結論、ウズベキスタンが特に親日ということは無い。日本のインターネットの人たちが思い込んでるだけで、実際は、ウズベク人は日本のことを東のほうの目が細い人の国、くらいのイメージで理解している。で、一部のインテリ層以外は韓国と中国との区別もついてないし、ソニーとサムスンの区別もあやしい。

外国から良く思われたい日本人の気持ちが作った幻想みたいなもの

ウズベキスタンだけじゃなくて、台湾が親日だとか、トルコが親日だとかっていうのは、実際には眉唾で、ただ日本人(の一部の人)がそう思いたいだけなんじゃないかと思います。日本人はなにかと、外国の評価が好き。外国からどう思われているか知りたい。

(例)
全米が泣いた(全米さんが泣いたからって日本人には関係なくない?)
震災の際の日本人の行動に世界が驚嘆(一人の記者の感想が拡大解釈されてない?)
台湾は親日(でも反日親中派の馬総統が再選・・・)
ウズベキスタンは親日(いや、ウズベクはお客さんが好きなだけっすよ)

日本は好かれている!って思い込みたい人々をがっかりさせるようだけど、実際そんなもん。

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Новый Год ノオブイゴード

23.12.2012

ノオブイゴードはどうするのか?とよく聞かれるようになった。

お隣のロシア父さんがなぜかカウボーイハットをかぶって出かけるときに出くわして、奥さんにノオブイゴード、ズデシ?(新年はこちらで?)と聞かれた。はい、新年はこちらで年越しです。

日本人と違い、家族とのつながりを非常に大事にするロシア人やウズベク人には、新年に家族のもとに帰らずに一人で過ごすなんてことはちょっとびっくりなんじゃないかと思う。

そういえば、あと一週間で新年じゃないか。市場に行ってみたら、見たことも無いくらい盛況で、何が行われているのかと思ったら、クリスマスセールの様相を呈していた。シャンパンやウォッカが格安で売られていたり、キラキラの飾りつけや電飾。格安のじゃがいもに行列が出来ているのもクリスマスディナーと新年の買出しなのかも。イスラム教が普及しているこの国ではクリスマスのお祝いは無いのだけれど、私の住むエリアはロシア人居住区なのだ。ロシア人の母と息子があれこれ買い物をしている姿はほほえましい。

新年ねぇ、予定を立てようにも、年末年始休みの予定さえまだ教えてもらっていなくて、どうやら休みは元旦だけという説が濃厚になってきた昨今。日本のよううには過ごせないようだ。当たり前だけど。

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電気ポットを買った。



ヨドバシカメラに電気製品を買いに行って、「これ、ちゃんと動きますか?」なんて言うと怒られてしまうだろうが、この国ではちゃんと動くかどうか聞くのは必要なプロセスだ。

今日、ウズライフ必需品とも言える電気ポットを買いに行った。こちらでは一日中お茶やコーヒーを飲んでいるし、ガステーブルはマッチを擦って点火するレトロなもので、いちいち寒い台所へ出向いてマッチを擦ってくるのがちょっと疲れてしまったのだ。空焚きの心配もあるし。

35000スムで格安の電気ポット、ふっかけてくることもなくはじめから正直価格なので買うことにして、聞いた。「これ、ちゃんと動きます?(ヤフシイシラヤプテム?)」すると、お店のおじさんはおうよ!とばかりに手元のコンセントに繋いで電源を入れてくれる。(あの、空焚きなんですけど・・・)という心の声がするが気にしない。運転ランプがついて、ポットの中を触ってヒーターが稼動していることを確認すると、こちらに手渡してきて、お前も触ってみろ、と促してくる。触るとほんのり暖かいね。空焚きしたからね。(苦笑)

そういうわけで、充実した我が家。寒いときには湯たんぽがわりにもなる。

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日本語を学ぶウズベク人学生

そうそう、ひとつ書き忘れたことがあった。

法科大学へ日本語の研究会見学に行ったときの話。

生徒たちは、たしかに、平均的なウズベク人よりも、日本人に似てる子が多かったので、面白いと思った。

ウズベク人はもともと、いろんな顔がいて、日本人に似てる子もたっくさんいるが、なかでも日本人に似てる子が日本語を学んでるのなーと思ったのだ。

日本語を学ぶうちに日本人に似てきたのか、日本人に似てるから日本語を学んでるのか不明だが、おもしろい。

そういえば、日本で出会った日本語がペラペラなウズベク人は、子供の頃顔が日本人に似ていたから日本語を専攻した、って確かに言っていた。もう一人のウズベク人学生さんも、言われなければ日本人にも見える顔をしている。

冗談みたいだけど本当の話。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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