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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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優しい人たちの国

先週土曜から降ったりやんだりしていた粉雪ですが、昨晩から今日にかけてずーっと降り続いていて、気温も‐7度から上がらず。今、積雪15センチくらいです。そんなに寒くは無いんだけれど、やっぱり足先が冷たくて、革靴が歩きにくくて、難儀します。

そんな中、やっぱりウズベキスタンて超いい国だよね、と思うのは、階段ですれ違った見知らぬ婦人が私に「すべるから、気をつけなね!」と声をかけてくれたり、バスでは知らない乗客が、荷物持ってあげようか?と言ってくれたり、駅員さんが、靴の紐がほどけてるよ、と指摘してくれたり、いい意味で共同体なんだなと実感します。本当に暖かい国です。



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中国と米国

http://www.cnn.co.jp/usa/35025791.html
米小学校で銃乱射、子ども20人を含む26人死亡 犯人自殺か

コネティカット州ニュータウン(CNN) 米コネティカット州ニュータウンのサンデーフック小学校で14日、男が銃を乱射し、子ども20人を含む26人が死亡、1人が負傷した。地元警察が明らかにした。


http://www.asahi.com/international/update/1214/TKY201212140669.html
小学校前で児童ら23人切りつけ 中国・河南省

【上海=金順姫】中国河南省信陽市光山県の小学校の門の近くで14日朝、児童22人と住民1人が刃物を持った男に次々と切りつけられ、負傷した。新華社通信系のネット「新華網」などが伝えた。いずれも命に別条はないという。現場に駆けつけた警官らが同県の36歳の容疑者を取り押さえた。動機は不明。


二つの大国で同じ日に起きた似たような事件。
同じような世代に同じような不満が生まれているの?かな。

女性や民族的なマイノリティがこのような事件の加害者になることは少なく大抵が若いマジョリティの男性である。(米国では一度移民の子が加害者になったことがあったけれど)。本来一番恵まれていて人生が楽しいはずのマジョリティの男性が子供をターゲットにする場合、世の中に子供くらいしか羨ましい存在が居ないってことを意味するのかな。

なんて想いました。

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ウズベク人の歯

ウズベク人の歯

歯並びウォッチャーの私は、結構人の歯並びを見てしまう悪い癖があるのですが、ウズベク人の歯並びはたいていとても良い。その割には矯正をしている人もめったに見ない。縄文人の特徴として歯が小さめ、というのがあるらしいのだけれど、どうもウズベク人も歯が小さめで内向きに生えている人が多く、乱くい歯にはならないものらしい。白い並びのいい小さな歯を全部見せてにやっと笑うウズベク人には、いつも羨ましい気持ちになる!

矯正してる子がいた。

ある朝バスに乗っていると、近くに乗っていた高校生くらいの子の片方が、上の歯にDental Braceを付けていた。ああ、珍しい。突然話しかけて幾らかかってるのか聞きたいとも思ったけど、バスで変な外人の男に聞かれるような話題でもないな、と思ったので遠慮してしまった。

歯並びコンプレックス

というのも私は前歯ががったがたなので自分の歯にコンプレックスがあって、いつかインドに移住したらインドの安い対価高い技術でやってもらおうと思っていたのだ。でも、もしもここでそんなに高くないのなら、タシケントに居る間に矯正したい。滞在はあと18ヶ月くらいなので、期間的には丁度いい。

成人してからだけど父親に矯正したいんだけど、と言ってみたら、お前は俳優にでもなるのか、とか言われて、でも、一昔前の日本人にはそんな感じだよね。日本人だと、歯並び悪くてあたりまえっていう世界だから。でも、外国に出ると歯並び悪いのって日本人くらいなので、悪いことみたいに思えてしまう。

安いなら矯正したい

出社してから同僚に聞いてみたら、高いから矯正なんかしない人が多いけど・・とのことで、たとえば100万とかかかる?って言ってみたら、頭おかしいの?くらいの不思議顔をされてしまったので、日本並みということは無いみたい。

物価の差を利用してサービスを受けるのはずるい?

もし20万くらいで出来るものなら、Braceはめたいって思う。しかし、こうして物価の差を利用してサービスを受けることって、いつもなんとなく後ろめたい気持ちを伴う。なんとなく、ずるがしこい、いかにも悪知恵といった気持ちにならない?逆にウズベク人が、自国のサービスが高いからといって、外国でサービスを受けようとは、きっと思わないだろう。そんなものは存在しないのだから。日本でお金を貯めてバックパッキングをする若者は多く居るが、それも物価の差を利用してサービスを受ける活動の一つで、それは日本人にだけ許されるオプションだ。

フィリピン英会話

最近、フィリピン英会話といって、格安のマンツーマン英会話が流行っている。日本人の生徒が、フィリピン人の先生から、スカイプを利用したマンツーマンで、英語の手ほどきを受けるというもの。なぜ授業料が安いかというと、先生がフィリピンに住んでいて低賃金で働いてくれるからだ。これも物価の差を利用したもので、逆にフィリピン人が格安に日本語を学ぶことはありえない。アイデアはすごくいいと思うんだけど。

人間はつくづく不公平なものだ

人間ってつくづく不公平なものなんだなぁと思う。特に、どんな性別でどこに生まれるなんていうことは誰にも選べない。それをささやかながら還元するために無報酬で働いてるっていうのも協力隊の存在意義だと思ってるんだけどね。

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-10℃のすごし方



今朝、気温が‐10℃になりましたよ。大陸性気候・ステップ気候は、温暖の差が極端で、夏は40度超え(体感温度は50度)、先週はだいたい最高20℃、最低6℃とかだった。昨日は、昼が‐2℃、晩は‐7℃、そして今朝はとうとう‐10℃。タシケントにも冬が来ましたね。

そういうわけで、どんな感じで‐10℃をすごしているか、ちょっと書いてみます。

家の中のすごし方

実は、家の中はアタプレーニエというお湯を使った集中暖房システムがあるので、そんなに寒くないです。マンションの建屋の中がほんのりあったかいので、建屋に入ればそれなりに暖かい。部屋の中も、暖房ガンガンという感じではないですが、地味にぬんわりと暖かいので、-5℃くらいまでならTシャツ一枚でも何とか過ごせます。

外でのすごし方

外は寒いので、マフラー、手袋、耳アテ付きの帽子は必須です。ズボンの下にタイツを履くことで、相当助かります。-10℃になると、外で立ち尽くしたりはしません。地下鉄の乗り場までダッシュ。地下鉄に潜ってしまえばそこはやっぱり、ぬんわりと暖かいので、大丈夫です。通勤で一番寒いのはバスの待ち時間ですね。今までは、バスの選り好みをして好きじゃないバスをパスすることもありました。しかし、寒いと一番先に来たバスに無理しても乗ります。

地下鉄はシェルター?

ウズベキスタンの地下鉄は深いです。そして、集中暖房が効いているのでぬんわりと暖かいです。これ、市民の家のアタプレーニエが何かで壊れたときに、シェルターになるんじゃないでしょうか?アタプレーニエが壊れたら、凍死する人がたくさん出るでしょう。そういうときに避難できるようになっていたらいいなぁ。

アタプレーニエのお湯工場

今日、職場に来ると、よく晴れている天気なのにサラサラと雪の結晶のようなものが降ってきました。雪じゃないのに、なんだろう?と見渡してみたら、近くのアタプレーニエ用温水工場の煙突が見えました。どうも、煙突から出た水蒸気がすぐに凍って、落ちてきているみたいです。冬っぽくていいですね。

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意外と小柄なロシア人

こちらに来てから生ロシア人をよく見るようになって、見るというより、同僚もご近所もマンションの管理人さんもロシア人なので、ある意味ウズベク人よりも付き合いが多かったりするんだけれど、ロシア人の印象は、意外に小さいな、ってことだった。

ロシア人って、なぜか白い巨漢というイメージがずっとあったのだ。でも、こちらで観察する限り大学生くらいだと明らかにウズベク人のほうがごっついし体格がいい。ロシア人の子供は背は高いけどひょろ長い子がおおい。大人になると太ったりして体格が良くなるけれど、それもウズベク人の普通程度という印象。ウズベク人は骨格がごつくて大ぶりなので、同じだけご飯を食べて運動したら、ウズベク人のほうが体格が大きいと思う。

なんで自分がロシア人を巨漢だと思っていたかというと、ロシア人のイメージがフョードルみたいな格闘家のイメージだったから、かも知れない。しかし、フョードルは実はロシアのロシア人ではなくて、ウクライナ出身なので、ウクライナ人と言ったほうがいい。

もしかしたら、ロシアのロシア人って別に巨漢じゃないのかも・・・。

それで、ロンドンオリンピックのロシアチーム金メダリストをざっと見てみたけれど、柔道やレスリング、重量挙げの金メダリストたちは名前からしてロシア系じゃない。出身地を見るとたいていロシア内のイスラム教の共和国(ダゲスタンなど)出身だ。ロシアのロシア人が得意なのは水泳とか、体操とか飛び込みとか、パワー系よりテクニック系らしい。

一方で旧ソ連のカザフスタンやウズベキスタンは、重量挙げとか柔道、レスリングなどパワー系メダリストが多いので、やっぱり、体格が大きいのはロシア人よりカフカス人や中央アジア人なんだとわかる。

ソ連時代にロシアがスポーツ大国だったのは、ロシア人がスポーツ得意というより中央アジア人やカフカス人がメダルを稼いでいた、っていうことなんだろうと思います。実際、夏季オリンピックあたりの金メダル獲得数の平均値はミュンヘンオリンピック以降58.5個(モスクワを除外しても51.3個)、ソ連解体後は27個と半分になっている。

余談。ウズベク人の体格はおっきいなぁと思うけれど、特に女子の体格が大きいと思う。170くらいの背丈の女の子はざらに存在している。そして、日本ではよくいる150センチくらいの女の子は殆どいない。知り合いの150センチくらいの女性は、20代後半なのにバスに乗ると子供料金で清算されるらしい。ウズベク女子は結婚の際に背の高さも重要なファクターになるそうなので、余計な心配をしたくなる。

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チップをあげる理由

チップってなんであげるの?

チップというものに関して、今までちゃんと考えたことも理解したこともありませんでした。

なぜなら、日本で読めるチップに関する説明文ていうのは、どこでいくら渡したらいいよ、みたいな、実践的な解説だけで、なぜチップを渡すのか、を解説している文章を読んだことが無いからです。

(わたしのかんがえたチップをあげる理由)
3つあります。

1)店員さんにチップをきちんとあげることで、その店員さんが次ぎに自分をサーブしてくれる際に、(チップ目当てで)きちんとサービスしてくれる可能性がある。
→これは、自分的には納得感がある。チップを払った分だけ見返りもある、という仏教的な考えにも通じる。ただ、リピートする(二回目がある)前提なので、通りすがりで一度しかお店に来店しない旅行者には、意味の無いチップなのでは??

2)ウエイター君が普段しないような特別なサービスをしてくれた場合に(たとえば、誕生日を祝ってくれたとか)、そのサービスへの対価として、チップを払う。
→これは、あんまり納得できないんです。だって、海外のレストランでなぜか自分の誕生日を知っている初対面のウエイターに誕生日を祝われたこともないし、特にリクエストしたこともないし、特別なサービスなんて受けた記憶がないんだもん。

3)普遍的に、レストランでウエイターをするような階層の人は、貧しいので、レストランに来店するような人は、多少の施しをする義務がある。
→これは、旅行者的にも在住者的にも納得感のある理由ではある。でも、レストランでウエイターをするような人の生活レベルって、国によって相当違うと思うんだけど。。

x)なお、チップは常識として無条件にあげるもの、という意見は、理由がよくわからないので無いこととします。

以上を踏まえると、通りすがりの旅行者は、3の理由に同意するのならチップをあげるべきだけれど、それ以外ならべつにチップをあげなくてもいい。

また、私のように在住している人間は、1と3の理由に納得するなら、チップをあげるといい。

旅行者、在住者にかかわらず、特別なサービスも受けていなくて、リクエストもしてなくて、リピートもなくて、ウエイターをするような人は貧しいと思ってもいないのなら、チップはあげなくても良い!

・・・・こんな風に理解してしまったのだけれど、どうなんだろう??

(私はチップあげますよ)
私は、ウエイターが、次回より良いサービスをしてくれるかも知れないので(1の理由ね)、きちんとチップはあげてます。実際、いつもチップをあげているウエイターは愛想がいいしちゃんと仕事してくれる。

いままで、何も考えずに形骸化した習慣としてチップをあげていたんだけれど、きちんと理由を理解していると、あげる・あげないの判断がし易いし、あげるところではきちんとあげて、不要ならあげないっていう効率化ができるのかな、って思って。

(追記)
上のことを友達にも聞いてみたところ、
-ホテル等では前もって、より良いサービスをしてもらう前提であげる
-おいしければあげる
-差し上げれば気持ちいいのであげる
-外食をする余裕があるのなら、分け与えるべき
-本来サービス料が会計に含まれていないので、ウエイターの給与はチップがある前提で低く設定されている

という意見ももらいました。


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ウズベキスタン国内の時刻表検索と、地図検索

東京では必需品のインターネット路線検索(時刻表検索)、タシケントでは、路線も少ないし、要らないよね、と思っていたけれど、意外と楽しい。

Yandex路線案内
http://rasp.yandex.ru/

ロシアのポータルサイトYandexの路線検索サイトでは、ロシア国内だけでなく、乗り入れ関係にある周辺国の時刻表にも対応していて、ロシア-ウズの国際列車だけでなく、ウズ国内の列車にも対応している。

ためしに、タシケント-サマルカンドの列車検索をしてみた。

なんと、北京からモスクワへの路線検索などもできて、とてもロマンがある。鉄分多めの私には超たのしい。

タシケント→モスクワへゆく国際列車"Поезд 005Ф"
http://rasp.yandex.ru/thread/005FG_tis/?station_to=2000003&point_from=c10335&departure=

利用上の注意としては、ロシア語オンリーなので、簡単なロシア語が書けること。少なくとも地名は書ける必要がある。

Yandex地図
http://maps.yandex.ru/

Yandexつながりで、地図も見てみたら、タシケントに関しては普段使っているGoogle Mapよりも、ランドマークがたくさん登録されていて、(特に、レストラン、施設、大使館などは充実)、Google地図より使える!

こちらも、検索するにはロシア語で書く必要があるので、ロシア語わかる人向け。見てるだけでも楽しいけれど。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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