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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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Мне не нравится телефона (電話きらい。)

3.11.2012

外国語で電話をするのは、対面よりだいぶ難しい。対面なら表情、身振り手振りや相手の反応でだいぶカバーされている会話も、電話だとただ音声のみ。私は英語がそんなに苦手ではないけど、いまだに英語で仕事の電話をするとか、詳細なコンディションを伝えるのは苦手だ。ましてや、辞書も教科書も無いウズベク語とか、まだ独学3ヶ月目の露語とか、相当無理。

職場に電話に出る担当の女の子が配属されているのだけれど、やっぱりちょっと不在しているときがあって、同じ部屋で働くIごりさんは電話に出ない人なので、仕方がなく私が出ている。早口のウズベク語で話されて、何がなにやら。こちらがわからないとなると、相手は露語に切り替えてくれる。・・・さらに判らないのだが。これぞ有難迷惑。ザ・有難い迷惑。

ほんと、一応外人なんだし、勘弁してほしいし、電話に出てよぉ。電話だいっきらい。

そういうわけでイラついていると、また電話が鳴る。もう頭にきたので今後は全部英語でやらせて頂きます。これまでさんざん、変な対応(※)をしているので、もう "あそこに掛けるとへんな人が出るから怖い" っていう風評が立つまで頑張りたい。(※)「~さんは?」「~サンハ行キマセン」/「~さんは?」「~サンハ○#×」/「ココヒトイマセン」

そういえば、塾を申し込んだときにも、値段とか曜日とか時間とか、色々詳細なことを決めたかったのでメールでやりとりを望んだのに、電話でしか受付業務をしていなくて結局、値段も曜日もなにもかも忘れられていて、話をするたびにイチから決めないといけない感じになったので、塾の話は立ち消えになった。メールで仕事をする文化って、まだこの辺には無い。

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Произношение (ウズベク語の発声の話)

3.11.2012

同僚が30分以上ずーっと電話しています。何を一体そんなに話すことがあるのでしょうか。要点と必要事項しか話したくない私にはとっても理解不能だったりします。ウズ人にしてもロシア人にしても、非常に弁論好きが人々という印象を持っています。

ウズベク語よりロシア語のほうが喋りやすい。というと、また極論みたいに捉えられるし、エーっという反応を得られますが、喉の奥のほうをよく使うウズベク語のサウンドは、日本語とは全然違っていますし、母音も口全体で出しているように思います。これを日本人がまねるのはなかなか難しいです。ほっぺたが攣りそうになります。(同僚のS君はとても大きな口を閉じずにウズベク語を喋るのでなかなか面白い)・他方ロシア語はというと、口先で喋ったほうがよく通じる言語だと思っています。だからロシア人の喋る日本語はわかりやすい。日本語は同じく口先で作るサウンドだからです。

日本語とウズベク語と露語を比較すると、日本語とウズベク語は語順と文法が似ているが発音は似ていない。日本語と露語は文法はまったく違うが発音はしやすい。という感想を持っています。

ちなみに、英語に関して言うと、ロシア語話者の話す英語は比較的癖が無くキレがあるのと比較して、ウズベク語話者の英語はちょっとウズベク語独特の抑揚を英語に落とし込んだ感じの音で、コーランちっく?なんですよね。こうして比較してみるとやっぱり露語も英語もインド・ヨーロッパ語族なんだなと思います。

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最近興味があった記事。Voice Of Russiaから。

最近興味があった記事。Voice Of Russiaから。


① ソビエト時代の歌謡曲、Youtube閲覧者数で記録的ヒット (+ビデオ)
http://japanese.ruvr.ru/2012_10_17/91476050/

この記事に出てくる、Эдита Пьеха (Edith Pierha) って、てっきりバラで有名なエディットピアフ(Édith Piaf)のロシア語読みだと思っていたんだけど、まったくの別人だってことに気が付いた。これはこれは…。


② 有害WEBサイトのブラックリスト法律がロシアで発効。
http://japanese.ruvr.ru/2012_11_01/93160335/

ロシアで何が有害とされるのかの定義にちょっと興味がある。

Учебный Центр (塾にまつわる話)

2.11.2012

ウズベキスタンで契約したり約束したりっていうのは、相当ハードルが高い。ロシア語の勉強をするのに、街中のエデュケーションセンター(塾的なもの)を見つけたので、電話して申し込んでみた。火曜と金曜の19時、月10万スムというのがこちらの希望で、相手は快諾したので万事OKだと思った。しかし、その後が大変だった。

①授業開始されない
申し込んでから三週間待っても連絡が来ず、連絡してみると、私の電話が通じずに連絡が出来なかったといわれる。たしかに、初めて連絡したときと電話番号が変わっている。でも、変更後にも電話で話しているので、連絡取れないというのはおかしいと思った。電話でしかやり取りをしない弊害。結局連絡が取れたときに、来週から授業を始められると聞く。

②当日教室が無い
初日のはずの火曜日に事前に連絡をすると、「今日は教室の空きが無いので授業は出来ない」といわれる。それは無いのでは。100歩譲って事前にその旨連絡くれてもいいのでは。

③希望した曜日が変更
はじめに了承されたはずの火曜日には教室の確保が出来ないので、土曜か日曜に変更するように言われる。土曜も日曜もはじめから希望している曜日とは違うので、断ると、月曜か水曜に変更するように言われる。月曜は無理なので水曜に、と伝える。この時点ではじめの申し込みで伝えたこちらの希望はもう無いことになってしまってる。

④当日教師の手配がされていない
授業初日は金曜日と前もって念を押してあったけれど、前日夜に電話すると、教師の手配ができてないので明日は授業は無しだという。そこで、月曜なら教師の手配ができると言われる。つい2日前に、月曜は無理って伝えたはずなのに!この時点で相手は全然こちらの希望を聞いてないか、メモってないというのがわかる。

⑤なぜか教師優先
金曜日の、授業開始の4時間くらい前になって、電話がかかってきて、「今日は19:30から授業がある。来れると約束して下さい。あなたが来ないなら先生は来ません」と言う。誰が金を払ってるの?私が金を払っているなら、私が来ると言っている日に先生は来なければならない。私が来る来ないに関わらず、じゃないの?しかも時間が30分遅れてるし。

いずれの場合も、変更があるときに向こうから連絡が来なくて、こちらから問い合わせてはじめて知る始末なので、あまりにもマネジメントというか、商売として成立していなくて、こことこれ以上お付き合いをするのはやめて、他を当たろうと決めました。

他をあたるといっても、今回の一連のやり取りで結構疲れ(呆れ)果ててしまって、暫くはやる気が出ないと思うので、ちょっと間を置いて。

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Конференция (カンファレンス)

2.11.2012

ウズベク人の質疑応答は長い。ウズベク人の、というより、それはロシア語で行われていたやりとりなので、ロシア式の質疑応答と言うべきかも知れない。

今日はとあるカンファレンスに出席するためにショドリクパレス・ホテルへ。パフタコールスタジアムを見下ろす立地で有名なホテルなので結構立派なのかと思っていたけれど、意外とこじんまりしていて拍子抜け。USのNGOの団体が論文なんかをクロス検索するシステムをCISで構築しているって内容だったけど、内容より気になったのはUSの人が非英語圏でスピーチする際に、とても気を使っているってことだった。具体的には講演の前に同時通訳者に、もしも早すぎたら気兼ねなく言って欲しいと断りを入れたり、意識してゆっくり、または易しい語彙を使って喋ったり。そういうところは、さすがに他民族国家かつ先進国のUSは進んでるのだな、と改めて思いました。

内容に関しては、とあるWEBサイトをキルギス、カザフ、タジクで同時進行で構築しているってことだったけど、インターネットリソースなのになぜ国別に分けて構築しないといけないのかな、ってことが疑問でした。あと検索って、改めて構築しなくても既存リソースとGoogleで充分な気がする。

面白かったのは質疑応答で、こっちの人は質問が長い。そして、回答も長い。あるお爺さんが手を上げて、質問をし始めた。長い長い長い。5分くらい喋り続けても止まらない。たぶん7~8分存分に喋って、ロシア語なので内容が不明だったが、どうやらそれが質問だったらしい。そして回答者がまた、時間をかけて答える。3分、4分、早口、喋りっぱなし。ロシア語話者は早口で喋る訓練でもしてるのかな、とよく思うが、どうやら長々と喋る訓練も受けているに違いない。

意外だったのは上記お爺さんが話を終えたとき聴衆から拍手が出たことで、長い長い質問も特に煙たがれずに歓迎されるということだった。日本とか、日本の会社だと、質疑応答で5分も喋る人は相当煙たがれるだろうし、自分も、シンプルクエスチョン、シンプルアンサーを心がけていたものだけれど。ところ変われば、ですね。

И(そして・・・)、А(一方で・・・)、というロシア語の接続詞が出るたびに「(まだ続くの?)」と内心思ったり思わなかったり。

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Посольство Латвии (ラトビア大使館)

1.11.2012

秋の美しい紅葉が広がるタシケント。同僚の用事でラトビア大使館まで同行。

この同僚はハンガリーに行く予定ですがなぜラトビア大使館へ?

タシケントには多くの国が大使館を置いていないので、在タシケントの大使館が友好関係にある他国の査証を「代理発行」するケースが多いんですって。へぇー知らなかった。今回のケースではラトビア大使館がハンガリーの短期ビザを代理発行しているが、ノルウェーのビザはフランス大使館、などと決まっているそう。

ただし短期ビザに限りで、長期査証に関してはどうするかというと、モスクワに行き査証を発行してもらうとのこと。それではソ連時代と変わりないようですね。この件についてウズベク生まれの同僚は、ウズベキスタンには大した資源も無いから、多くの国から軽視されていることのあらわれ、オイルマネーが期待されるカザフには各国が大使を置いているのに、なんて言っていました。

東京にはほとんど全部の国の大使館があるし、タシケントにも韓国や日本の大使館があって、特にビザの発行代行などしている気配が無かったので、そういう事情は話しを聞くまで全然知りませんでした。しかし、割と多くのCIS諸国、もしくは諸途上国はこのような現状なのでしょうか。国際的な平等というのはなかなか難しいのだなと思いましたけど。

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Вербальной (バーバルコミュニケーション#2)

30.10.2012


ウズベキスタンって、口頭のコミュニケーションが発達してるよな、っていう話を以前書いた。

レストランにもあまりメニューというものが無くて、たいていの場合はテーブルに来たウエイターに口頭で尋ねる。「今日は何があるの?」「第一のメニューは鶏のスープ、ボルシチ、ラグモン、第二のメニューはビーフステーキ、シャシリク、オシュがあります」「じゃあ第一は鶏のスープ、第二にオシュでー」みたいな注文の仕方です。なれない耳には聞き取れなくて、なかなか困るワケ。ちょっとしたお品書きがあれば楽なのに。

マルシュルートカ(乗合バス)は、降りる場所を大声で言わないと降りられない。しかし、私も何度言っても運転手に「はぁ?」って聞き返されるし、そのたびに全乗客に注目されて、ほんと嫌。これも、降りるボタンとかブザーがあればいいのに。

それから、ロシア語の塾について。曜日、時間、値段の交渉を全部電話でした。本当は確実にメールでやりとりをしたかった。でも先方が詳細は電話で、って言うから。でも、それだと担当者が忘れそうでしょ?忘れるんですよこれが。塾の開始当日になって、電話してみたら今日は教室の空きが無いって言われて。「だって今週から始められるって言ってたじゃん。」といっても、電話で決めたことなんで記録も残ってなくて。火曜と金曜の19時からでいったん決まってたんだけど、開始当日になって「土曜と日曜の12:30でいかが?」と言われる始末。

さすがに三つ目の塾に関しては契約の一種なので電話じゃ心もとなくて、担当者と会って話したいと申し出たところ、担当者はその時間に不在なので、無理ですといわれた。バーバルコミュニケーション重視もいいんだけど、いろいろ困ることも多いよな。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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