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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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呼称。

4.10.2012

用事がありウズベキスタンホテル裏手の○○ホテルまでタクシーに乗ることになった。タクシー代は安いので乗ることには異議は無いのだが、肝心のホテルの名前がわからない。急いでアイフォンの地図で調べると、Le grand plaza hotelだった。ここで、悪い予感がして、たぶんタクシーの運転手にはこの名前は通じないだろうってことだった。こちらに来て三ヶ月経って、経験則として、英語とか外国語っぽい名前はとことん通じない、たとえ固有名詞でも、というのが判っていました。そこでホテルの名前を調べなおして、どうも以前はマンダリンホテルだったとか、BUMIホテルだったっていう情報の断片を入手して、いざタクシーを止めてみた。

結果、惨敗。予感は的中して、3台ほどとめたタクシーの運転手が誰一人目的地をわかってくれない。「ル・グランドプラザ?」「・・・」「マンダリンプラザ?」「・・・」「ガスチーニッツァブーミ?」「・・・」。

4台目くらいで疲れてしまって、もう値段交渉もせずとりあえずまっすぐ行って、と告げた。件のホテルまでは一本道だったので。ホテルまできて、「あのホテル」と指をさすと、「あぁあタタホテルねー」。どうやらLe Grand Hotelはタタホテルらしい。

そんな通称は外国人にはわからないよ!

でも、タシケントにはそういった旧称でしか知られていない場所は幾つかあり、Buyuk ipak yuriという駅はマキシムゴーリキ駅だし、グランドミールホテルはガスチーニッツァロシア、なのです。これはタクシーを利用する際に困ることのひとつ。

翌朝、同僚にLe Grand Hotelの事を聞いてみたら、10年前ほどはインド資本のタタホテルだったが、その後幾度かの名称変更を経てLe Grand Hotelになっているとのこと。

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乾洗。

4,10,2012

さて、ドライクリーニングを探していて近所に見つけたことまでこのブログに書いたように記憶しています。ただ、開店時間がわからずになんとなく先延ばしにしていたのですが、先日、仕事のかえりに通りかかると薄暗く開店していたので、寄ってみました。希少な蝶を見つけたときみたいに嬉しい気持ちがしました。余談ですが、不便な環境にいるとクリーニング屋が営業しているだけで嬉しくなっちゃうようになるので、嬉しさが足りない人にはこういう国はお勧めです。

汚れたワイシャツ二枚と、スラックス一枚をレジのロシア美女に渡します。ロシア美女は、なにやら検分したあとで、おもむろに私のズボンの内側に付いているワイシャツの滑り止め用ゴムを剥がします。べりべりと!私はなんだかあっけに取られてぼーっと見ていました。なにやら、「マシーナ(洗濯機)を使うのでこれは駄目なのです」みたいなことを言っていました。6つの滑りとめゴムをべりべりと剥がしたロシア美女は、私の掌にそれらを返してくれました。

料金は、スラックス9800スム、ワイシャツ9000スム×2枚で、27800スム。うどん一人前5000スム、私の生活費が30000スム/日であることを考えると高いでしょう。普段使いはできません。

日本は、一時期価格破壊というのが起きて、写真の現像とかクリーニング代っていうのが妙に安くなりましたが、こちらウズベキスタンでは当然価格破壊が起きていないので、おしゃれ着をクリーニングするといったことがすでに金持ちのすること、もしくは普通の人が季節に一度くらいすることなんでしょうね。ワイシャツはこれまで通り家で手洗いすることにしました。

友達。

4.10.2012

地下鉄でよく会う男性がいます。年のころは私と同じで、40代前後かと思われる。この男性、地下鉄の駅でロシア語の勉強をしていたときに話しかけてきた人で、英語の勉強をしているとのことで珍しい英語話者の私と話すのをとても楽しみにしている。はじめは警戒していたのだけれど、くれた名刺を調べてみても出鱈目じゃないし、ちゃんと彼の勤める会社も彼の乗車駅に存在しているので、怪しい人じゃなさそう。

昨晩も仕事の帰りに地下鉄の同じ車両に乗車していて、いつものように会話しました。よくあることなのですが、休みの日に俺が楽しいところに連れていってあげるから、遊びに行こうよ!と。今度の休みに遊びに行こう!ってなんか中学生男子みたいだよね。ウズベク人が遊びに行こうっていうとき、決まってディスコテックとかおねーちゃんが並んでるところ、酒が飲めるところに行こうというのですが、私はあまりそれに興味が無いので、なんとなく断ることが多い。休みの日には平日に出来ない家事をしながら家で篭っていたいタイプ。

懐米。

4,10,2012

ウズベキスタンで初めて買った米は、典型的なインディカ米で、細長くパラパラしたものでした。炊き方は日本の米と違ってパスタのように茹で上げるもの、そしてそれが上手くいったことは前にブログで書きました。先日、米が切れたので新しく米を買いに行ったんです。確か前回の米は、一番安いものだったので、炊き方も覚えたことだしちょっといいやつ買おうかしら・・・と思って、800スム高い、2800スムの米を買いました。そのときには気づきませんでしたが、帰宅してよく見てみると、この米、細長くない。

??

見た目的には、ジャポニカ米と同じ形・サイズでした。でも、中央アジアにまさかジャポニカ米は無いだろうと思って、ネットでインディカ米の特徴を調べたところ、形は長いのと短いのがあるとWikipedia調べ。これは短いインディカ米なのだと自分で納得して、いつものようにパスタをゆでるように熱湯に米を放り込みました。待つこと10分。当然茹で上がっているはずの米が全然、駄目。芯が残っている。これは不味いと思って、急いでざるにあけて、改めて日本米のように炊き上げてみたところ、白米が炊き上がりました。

スプーンでひとすくいすると、この粘り気、このぬか臭さ、この質感・・・これ、めっちゃ日本米だわー

まさか中央アジアにジャポニカ米があるとは思っていなかったので、それに、パッケージに何も書いてない(スーパーの名前しか書いてない)のでわからなかったのですが、どうやら私はジャポニカ米を買ってしまったらしい。

後日、改めて20分浸水、米の1.2倍の水、はじめ強火でなかぱっぱ・・・(だっけ)で炊き上げてみると、やっぱりナツカシの日本の米でした。それにしても、米は種類で炊き方も変わるし、見た目ではあんまりわからないし、なかなか手ごわい主食だなぁなどと思いました。

人種。

4.10.2012

私は、民族とか人種っていうのにたぶん他の人より多く興味があって、誰かと会って話すときにも、この人の民族なんだろう、人種は何だろう、って考えることが多いです。

ある種の社会では人種みたいな話題ってタブーだということも判ってるのですが、私のそれはレイシズムの判断材料にしたいとか、そういうことではなくて、その人のバックグラウンドにこれこれこういう歴史があり、血が流れていて、っていうのが純粋に好きです。

日本は、せいぜいコリアン系とチャイニーズ系が少しいるくらいで、基本的に黒髪黒目の日本人しか見ないから、そういうのが異国の情緒を感じさせていいのだと思います。

多民族といえば中央アジアは日本に比べると、歴史的にいろんな血が混ざっていて、見た目もいろんな人がいて、私にはすごく興味深いことなんですよね。

でもこちらに来てから、結局見た目では何もわからないんだなっていうのが分かりました。

ウズベク人は、たぶんコーカソイドとモンゴロイドの混血なので、肌の色が濃くてインド系みたいに見える人から、西洋人の強く出たヨーロッパ人のような人までいます。同僚の某君はブラウンのさらさらヘアの白人で、ロシア語しか話せないので、てっきりロシア人だと思っていたらウズベク人でした。ロシアのドラマを見ていると、ロシア人にも、黒髪で太い眉の中央アジアの特徴のある顔の人は多いようです。ロシア人の7割くらいと、ウズベク人の5割くらいは容姿がかぶっているのではないでしょうか。

そのほかにも、どう見てもロシア人な金髪青い目の人がイスラム教徒のタタール人だったり、ウズベクにしか見えない人がタジク人だったりということは、タシケントではよくあることです。

余談ですが、日本人とされている人たちの中にも、能面みたいな人もいれば沖縄のようにずんぐりむっくりで濃い顔の人たちがいるし、肌の色も白から褐色まで色々といるので、実はいろんな民族的バックグラウンドがあるんじゃないの?というのが私の興味だったりします。知り合いの中には中央アジアにいても何の違和感も無い感じの人もいますね。

米食。

3,10,2012

ウズベキスタンはパン食です。

こちらに来てから、炊飯器が無いし米の種類が違う(インディカ米)のに苦労して米を炊いている仲間の話を聞いたりするんだけど、私はまだそこまでしなくていいと思っていて、ウズベキスタンに来たからにはパンでいいや、と突っ張っていたのです。実際時々食べるプロフ以外は米食をしていませんでした。

しかし先日、鶏を解体して煮込んだカレーがあまりにもおいしくて、これを飯で食わなきゃ日本人じゃねぇ!って思わず思ってしまいました。そこでインディカ米の炊き方をググること五分。意外と簡単なんじゃない?

インディカ米をジャポニカ米のようにもちもちした感じに炊く方法もあるらしいのですが、面倒そうなので諦めて、パサパサのまま炊き上げる方法を試しました。

1.たっぷりのお湯を沸かす
2・軽く洗った米を煮る(5分くらい)
3・ざるにあけて水を切る
4.なべに戻して数分蒸らす(2分くらい)


パスタと同じですね。この方法だと米の風味は残らないのですが、なべに焦げ付いたりしないし、総工程10分くらいでインドとかタイで食べられている米に炊き上がりました。

幼児。

2,10,2012

同僚の7ヶ月になるお子さん(お嬢さん)が職場に来ていました。お父さんのお腹に抱かれている姿が愛らしいので、Можно фотографировать? (写真を撮っても良い?)と聞くと、駄目といわれました。理由を尋ねると、こちらでは1歳未満の子供を写真に撮ると魂を吸い取られてしまうので駄目、と言われているそう。

そういえば日本の昔の人も、写真に写ると魂を云々…と言いますよね、ここウズベキスタンでも同じ話を聞くとは思わなかったし、そういうことを今の段階で判って良かった。

異国で生活すると知らないタブーっていうのがたくさんあって、そういうことをいちいち指摘されることは少ないので、よかれと思ってタブーなことをしている可能性はいっつもあるんですよね。

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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