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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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解体。

最寄かつ唯一のスーパーは、食品から文房具日用品まで売っている便利なお店ですが、肉類は量り売りで店員さんを呼んで量って売ってもらいます。困ったのが鶏肉で、一羽単位でしか売っていません。

ウズベキスタンでは食品は豪快にまとめ買いするものなので、鶏の一羽売りはさもありなん、なのですが、一人暮らしだし、鶏を解体しないといけないし、面倒そうで鶏を買っていませんでした。

先日の2連休のとき、時間もあるしそろそろ鶏でも食べたいな、と思ってふらっとスーパーへ行って丸鶏を買いました。

生かと思っていたけどがっつり冷凍されていたので、まずは水に浸して解凍しました。本当は水で解凍するとうまみが溶けてしまいそうなので、室温解凍したかったですが、そんなに悠長なことも言っていられなかった。

鶏の解体なんてしたことが無かったので、なんだかブードゥー教の儀式みたいに、両手で持ってエイや、と股裂き。胴体の部分だけ包丁でがりがりと叩ききって、なんとか数パーツに分解しました。

そのままカレーに煮込んだら味はとても良かったけど、どうも細かい骨があちこちに散乱してしまったので、やっぱりきちんとガラと肉を分けたほうが良かったかも知れません。

後になって鶏の解体をGoogleで調べたら、そんなに大変じゃないようなので、今度は肉とガラを分けて、ガラを煮込んで作ったスープをカレーのベースにしようかな。

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看板。

1.10.2012

ウズベキスタンに来てから、おもにスーツで出勤しているにもかかわらず、一度もドライクリーニングに出していなくて、日本なら至るところにクリーニング店があるので便利なのに、タシケントはクリーニング店はアミルテムール傍に一軒しか知らない・・・ので、探していたのです。

行きつけのスーパーマーケットで、顔見知りのレジのお姉さんに聞いてみた。Где химчистка? するとレジの兄さんとか店員のお姉ちゃん総出で説明してくれて、どうやら私の住むアパートの隣のビルの一階にあるそうで、言われたとおり言ってみると、たしかにあった。химчисткаって書いてある赤い看板。いつも前を通っていたのに、文字が読めないし、てっきり薬局か何かだろうと思ってた。

こちらのお店は、一見何を営んでいるのかわかりづらい店が多いです。玄関から中が見えづらいのもあるし、看板に写真や絵がなくて、文字と電話番号しか書いていない店も多いからです。タシケントに来た当初は、ずいぶん商業施設が少ないってびっくりしたけれど、実際には商業施設は目立たないのでした。

小骨。

土曜日の昼、いつものようにチーフとゴーシャとアベッドへ。ブハラカフェへ行き、1キロの魚のフライを食べた。ブハラカフェで、というより、ウズベキスタンで魚食べられると思ってなかったので興奮。大きなぶつぎりの魚で、衣は丁度ケンタッキーのチキンの衣みたいでした。手で適当に千切って、トマト味のソースにつけて食べる。うん、すごい小骨。手じゃなくて箸で小骨を取り除きながら食べたい。そしてやっぱりちょっと泥臭いかな川魚。種類はたぶん鯉です。二股の小骨がいっぱい入ってたから。ウズベク人の若者サル君も骨が多くて食べづらそうにしていたよ。ゴーシャ氏は反対に旨いうまいと食べていた。日本人は魚の種類にすごく拘るけど、日本以外では魚の種類ってあまり関係なくてただ、魚の○○っていう料理名のことが多いですよね。中国でも料理名って紅焼魚とかそんなもんじゃん。

乗合。

職場へ行くには、19番と115番というバスがあって、115番は小さいバスでいつも人がミチミチに乗っているのでなるべく避けたくて、当初は気長に19番のバスを待って乗っていたんだけれど、この19番バス、本数が少ないうえに決まった時間に来ないし、こないときは全然こないので、時々一時間くらいバス停でバスを待っていた。のんびりしたタシケントでもさすがにそれでは時間の無駄が多いので、最近は来たバスにすぐに乗るようにしている。加えて、乗り合いタクシーのマルシュルートカмаршруткаっていうのに乗るようになったら、バスより圧倒的に本数があるので、通勤時間がだいぶ短縮されました。各停留所に停まりながらゆくバスと違って、乗客が降りる場所を口頭で言わないといけないので、言葉ができないと乗れない乗り物なんだけど、その代わり降りる人がいなければ停まらないのですっごく早い。値段はバスが700スムでマルシュは800スムです。

土曜。

土曜日はсуббота 発音が酢豚に似てるので、勉強の初期に覚えたロシア語です。酢豚には私は普通に仕事なので、電車で通勤していますが、休みの会社も多いようで、電車もバスも空いていて快適です。私の通勤時間はメトロで10分、バスに乗り換えて15分程度で、タシケントにしては長いほうだと思いますが、東京のように混み合っていて緊張感のある通勤じゃないので、全然ストレスが無いです。東京の地下鉄の妙な緊張感とか、新宿駅の雑踏とか、本当に体に悪そうで、私はいつも疲れ果てていた。でもそこで生きていかないといけない私たち日本人(東京人)は、自然と顔が能面のようになってしまうのも、致し方無いかな。こっちでは多少遅刻しても特に問題にならないし。

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最近、ロシアのテレビ局НТВ(えぬてーヴぇー)を良く見てます。CMの部分だけはウズベキスタンのCMに差し替えられているのですが、一時間に一回くらいの頻度で流れるどうやら官製CMらしいのがどうも気になっています。

場面1.スーパーマーケット、母子が買い物をしている。子がおもちゃを欲しがるが、どうやらあまり裕福でない様子の母子で、母親は悲しげな顔で子を宥める。

場面2.何かを決意した顔でとあるオフィスを訪ねる母親。オフィサーになにやら相談する。オフィサー、PCを何やら操作しながら了承する。

場面3.派手な女性とクアラルンプール行き飛行機に搭乗しようとしている遊び人風の男。しかしパスポートコントロールで、出国係員が男のパスポートを見ると、なにやらどこかに電話連絡、結果、男は出国を拒否される。

場面4.うなだれて先般のオフィスを訪ねる男。オフィサーに何やら諭され、反省する。

場面5.改心してちゃんとした格好をしている男、子に玩具を買ってやり、母は笑顔。隣のレジでは例のオフィサーが微笑む。親子三人水入らず、手を繋いで帰宅。

っていうストーリー(わかりますか?)。何か、男が家庭をほっておいて遊んでいるのを何とかするような政府の機関があるのかと思って、辞書で調べたりしてみたら、Sud Ijrochisi(裁判・執行官)と書いてあるので、たぶん家庭裁判所みたいな機関のCMらしいです。これに限らず、ウズベキスタンでは子供や家庭の幸せをフューチャーしたコマーシャルフィルムが多く、お国柄だなぁーって思うね。

代用。

タシケントでは、男同士の挨拶は握手したり抱き合ったりっていうこと、前に書きましたが、トイレで手を洗った直後で手がぬれてるとか、丁度掃除機の修理中で手が汚いとかそういうときにどうしたらいいか、ってこと気になりません?私も急いでハンカチで手を拭いてから握手したりしていたのですが、どうやら手の代わりに手首を差し出すのが正当なようで、これまで三人くらいに右の手首を出されました。

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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