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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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Чорсуで買い物

スイカをヒト玉買いました。

ウズベキスタンではスイカが豊富に採れるので、ヒト玉100円くらいで、日本みたいに半分とか1/4では売りません。しかも、すごい大きい&重い。一人暮らしの私は、腐る前に食べてしまわないと、と妙に焦って朝に晩にスイカをめいっぱい食べて、ほんと水の代わりに食べました。この分だと仕事が始まったらスイカ買えないなぁ、などと思っていたら、どうやら活動開始は勤務先の大学の都合で9月頃になりそう、とのこと。よし、スイカ食いまくるか。ちなみに、乾燥気候のこちらではスイカに限らず果物は甘みが凝縮されてとても美味しいです。

買い物にも行きました。久しぶりにチョルス(一番大きなバザール)に行ってくまなく色々みてみたら、良さそうなものがたくさん買えました。

片手鍋
結構、インスタントラーメンを売っているのに、丁度いい片手鍋みたいなものが売ってなくて困ってました。うちにあるのは、何人分調理するの?と思うような、重くて大きな鍋のみ。でも、ウズベク家庭では普通そんな大きな鍋で調理しています。バザールのキッチングッズ屋でもなかなか、片手鍋は売ってなくて、一軒でやっと見つけました。一番助かる買い物。15500スム。

ティーポット
ティーポットは欲しくて、ずっとあちこちで値段をチェックしていて、でも高いなぁと思っていたので、やっと納得いく値段で買えました。やはり、チョルスは安い。8000スム。

タンクトップ
インド製のタンクトップを寝巻き用に買いました。ウズベク製は3000スム、インド製は6000スム。インド製なんて日本ではなかなか目にしないけれど、こちらでは高級品の扱いです。中国製の立ち居地はなんか微妙。あまり歓迎はされていない様子。トルコ製が品質がいいといわれてます。ちなみに、下着っていうのは、ちゃんと店を構えている店では売ってなくて、露天でしか買えません。なぜなんだろう?私は店を構えてる商店で買いたかったです。

ナイフ
調理用ナイフ、うちにはおもちゃみたいなのしか無いのでずっとチェックしていたのですが、中国製の握りがいいのが5000スムって言われたので、買いました。切れ味は微妙なので研ぎたいです。

卓上鏡
歯並びが残念な私は、鏡が無いとよく歯を磨けないので、買いました。ただの手鏡的なもので良かったんだけど、無駄に重厚な感じの造りで、何処製なんだろう?3000スム。

映画のDVD
最後に、チョルスにはたくさん売っている映画のDVD。インドの織田勇二と言われるシャールクカーンの主演映画詰め合わせのウズベク語版と、最新アメリカ映画詰め合わせのロシア語版を。インド映画がウズベク語版って、不思議と納得感があります。ウズベク人はインド人と風貌が似ているし、ロシア語話者は好んでインド映画を見ないのか、ウズベク語話者が好んで見るのか、その両方なのか不明ですが、とにかくウズベク語のインド映画です。アメリカ映画のほうはMIB3とかダークナイトライジズみたいな最新の映画が入ってます。この映画、邦題はRisingだけど原題はRisesなんですね。いいのかなこういうの。

しんみりした文芸映画みたいなのを見たいのですが主に機関銃バリバリさせる戦闘物くらいしか見かけないです。

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13/8



さて、無事に扇風機が導入されて平和な我が家から。

今日は風が通って若干涼しいと喜んでいたのもつかの間、窓から見えるは砂嵐。慌てて窓を閉めました。この国では風が吹くと相当砂が舞ってしまうようで、昨日床を拭いたばかりなのにもう砂でじゃりじゃりです。やっぱり砂漠なんですね。

近所のマガジンの店番の青年は、私が行くといつも悪戯っぽく笑ってからかう。一番安いタバコ、PallMallの赤を買おうとするといつも、これは臭いからやめて、これにしなよ、と、1ランク高い銘柄を売ろうとする。値段はそんなに変わらないので、利益率がいい訳でもないのだけれど、好意で言ってくれているなら嬉しい。

さて、先日、バザールで苦労して香辛料類を買ってきたので、今日は茄子のサブジ(野菜カレー)を作ってみることに。ちなみに、サブジとはウズベク語では人参のことだし、ブータンでは市場のことなんだって。たっぷりの油でクミンを熱して、クミン+コリアンダー+チリのパウダーを炒めてから、ぶつ切りの茄子を蒸し煮しただけのカレー。それに挽肉の醤油焼きを添えて、食べました。先日スーパーで少し高いバターを買ったので、主食のパン(ノン)もおいしい。




扇風機



友達の車に乗って、扇風機を買いにゆきました。向かった先はチロンゾールバザール。これまで、市街の幾つかのバザールを廻ってみて、あまりにも物が少ないのでは?タシケント市民はどこで買い物をしてるのだろう?と思っていたのですが、このチロンゾールバザールは巨大なマーケットプレイスで、納得がいきました。ここだと、各種電気製品から日用品、衣類がだいたい揃うようで、日曜日なのでひどく人が集まってきていました。

友達の行動を見ていると、ウズベク人の売買習慣を垣間見ました。特に何を買うわけではないのだけれど、ふらっと入った店で値段を聞きまくる。これは、こちらではだいぶ大事なことで、元々スーパーマーケットを除き値札が無いのが普通のバザール文化では、最新の相場を知っておくのは重要です。

メタルの羽が付いたレトロな扇風機を7万スム(約3000円)で購入しました。車を出してくれた友達に感謝です。


八月九日



6日にアパートに入居して、今日は9日になりました。インスタントコーヒーを好きな時間に飲む生活を謳歌しています。大きな冷蔵庫もあるので、冷たい水が飲めます。

アパートには窓に取り付ける形のエアコンがありますが、部屋が冷えるような物ではなく、冷たい風が出るだけの扇風機のようなものです。時々暑さに耐えられないときにだけスイッチを入れます。電気代が高いのと、工場みたいな騒音がするので殆ど使いません。エアコンより扇風機が欲しいのですが、大家さんはエアコンがあるからということで扇風機を買ってくれません。自分で扇風機を買いにいってもいいのですが、どこに売ってるのやら、また、どうやってアパートに運び込むのか、わからないことだらけですね。

新生活を始めるには色々金がかかって、一通り家具や食器はあるとはいえ、包丁はバターナイフだし、まな板も無いし、湯のみはあるけど急須が無い・・という状況で、毎日買出しにゆきます。買出しにゆくにも、何がどこに売っているのかわからないのと、日向はひどい暑さで熱中症になってしまうので、大変です。

ウズベキスタンは、物価が安い国ではありません。果物と野菜、塩が安いだけで、その他の工業製品などは、国産品があまり無く、殆ど輸入品のため、高いです。今日は5ドル近い整髪料と、ただのハンガーを一個50円で買いました。砂糖が高いのもこの国の特殊なところで、桃が一キロ1ドルで買えるのに、砂糖は一キロ2ドルします。油も一リットル3ドルしました。

熱中症といえば、JICA事務所に届いている荷物をアパートに運ぶのに、水を飲まないで荷物を運んでいたら、吐き気がしたり頭がずっと熱を持って頭痛がしたりして、すぐに熱中症の症状とわかりました。食欲が無いのできゅうりとトマト、玉ねぎを塩で和えただけのアチックチュチックサラダを食べながら休みました。きゅうりのカリウムが体の水分調整に良いようです。

今は頭痛も軽くなり、動けるようになったのでやっと床屋に行きました。理髪師はとても丁寧で、カット、シャンプー、耳のムダ毛も丁寧にカットしてくれて、15000スム(7ドル)でした。こちらの理髪師は個人的に指名するシステムになっているらしく、別れ際に名前と電話番号をくれました。見たところ同年代で親切な感じの男性だったので、また彼に頼みたいと思います。


銀行口座

JICAから支給される現地生活費は、現地に開く銀行口座に日本から送金してくれるようになっています。そういうわけで、新任のボランティアは現地についてから口座を開くようになっています。行ってきましたNBU(National Bank Of Uzbekistan)。

銀行に関しては事前にいろいろな話を聞いていて、興味しんしんでした。ウズベク人は銀行に口座を開かないとか、銀行が何をするところかよく知らない人が多いとか、お金を下ろしにいってもお金の用意が無い場合があるとか、真偽のほどは定かではありませんが。

アミールテムール通りの、JICAオフィスの入るInternational Business Centerの隣に、NBUのヘッドオフィスがあるでかい鉛筆型のビルがあります。まず敷地の入り口で警官による身分証と荷物のチェック。つぎにビルの入り口を入ると、警察の詰め所があって自由に中には入れません。事前にきちんと許可が無いと入れないようになっていて、今回はJICAスタッフの方が行員さんに予約をしてくれていたので、入り口まで出てきてくれた行員さんに招かれる形でビルに入館しました。

一階の窓口は、日の当たる明るいフロアに応接セットが幾つかおかれていて、行員の執務デスクなどもとても綺麗。いかにもインテリな感じのウズベク人の行員さんたちが働いています。JICAスタッフが行員さんのデスクで何やら現地語で話はじめて待つこと30分。30分。やっと、通帳をもらいました。

通帳は、ホチキスで製本された紙に金額とサインが手書きされたレトロな感じのものでした。それから二階に上がり、預金額を支払い、レシートを貰って完了。6人が口座を開設するのにちょうど一時間かかりました。


引越し。



引越し終わりました。荷物が、20kgを超えるスーツケースと、バックパック二個で、タクシーを拾うために通りに出るのがままならない状態で、見かねたステイ先のお父さんが車を出してくれることになりました。とても助かりました。アミールテムール広場で銅像を指差して、「おい、あれは誰だ?」「アミールテムールです」「そうだ、がははは」とか言いながら。このお父さんはちょっと気難しい感じがしていたのですが、初めてたくさん話をしました。アパートに着いたはいいが、なんと運悪くエレベータが壊れていて、8階まで20kgのスーツケースを持ち上げました。暑くて死ぬかと思った。その後、大家さんと不動産屋さんと無事に会えて、鍵を引き渡してもらいました。冷蔵庫はすぐに来るからと言われ、待っていると、レスラーみたいな大柄の上半身裸のウズベク人が大型の冷蔵庫を担いで持ってきました。そして設置すると、風呂場でばしゃばしゃ手を洗って去ってゆきました。ウズベキスタン面白いです。

ADSLを導入しようとしてやめた話。

新しいアパートに入ったら、ADSLを導入したいと考えていました。通信エンジニアとしては、ひととおり家に回線も引いて、Wi-Fiも設置したいし、今使っている携帯電話のモデムだと、従量制だし、通信が不安定な時があるし、ときどき会社自体が無くなってしまったりするし・・という理由です。でも、諸々考えてやっぱりやめることになりそうです。

ステイ先の息子さんは現地の通信企業勤務なので、ADSLを契約したい旨聞いてみると、Sharqという会社がポピュラーだそうです。一緒にサイトを見ながら、タリフプランを眺めていました。

これが従量制のタリフプラン(料金)
http://stream.uz/tariffs/limited/
月額$20のプランだと、速度512Kbps、上限5Gバイトです。

使い放題のプランもあることはあるのですが、
http://stream.uz/tariffs/unlimited/
月額$25のプランで、速度64Kbps

比べて、携帯電話だと、
http://mobile.beeline.uz/ru/main/index.wbp
月額$11のプランで、速度7.2Mbps、上限2Gバイト。

携帯電話のほうが、値段は半分で速度は10倍以上なんですね。外でスマートフォンを使うために、携帯の契約は残すと仮定して、協力隊の生活費月々$300から、毎月通信費に$31費やして、遅くて上限のあるADSL引くのはちょっと物好きかもしれない、という結論になりました。

携帯電話に関しては、上の比較でもわかるように日本ではNTTドコモがXiというサービス名で提供しているLTE(ハイスピード3G)を日本より早く導入しているとのことで、サービス提供状態も悪くないです。日本は有線インターネットが先に発展して、速度もまだ逆転されていないけれど、ウズベキスタンは無線サービスが先に発展して有線がすっかり置いてきぼりなんですね。個人的には有線の安定性が好きなのですが、これも郷に入っては・・かな。

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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