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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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洗濯筋

タシケントで2年暮らして、体重が3キロ増えて、体脂肪率も4パーセントくらい増えました。ちょっと気になって計算してみたら、除脂肪体重は変わらず、体脂肪だけがきっちり3キロ増えていて、笑いました。
 
そりゃーねー、まったく運動してなかったから、3キロで済んでよかったと思うべき。
 
ところで、まったくスポーツとかしてないのに、肩の三角筋というんでしょうか?あの部分だけが妙に筋肉質になってるので、不思議でした。でも、昨日気づいたのですが、洗濯のせいです。
 
洗濯機が無いので、週に2-3回はたらいで手洗いするのですが、あの洗い→絞る動作で、かなりその部分の筋肉を使ってるみたい。洗濯筋ですなぁ。
 

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詩人が好きなわけじゃなかったみたい

ウズベク人って、よっぽど詩人が好きなんだなぁ、と長いこと思っていて、人にもそうやって吹聴していたのですが、どうも間違ってたみたいです。
 
タシケントのメトロの駅は、半分くらいが詩人にちなんだ名前がついているため、そう思っていたのですが、それはモスクワの地下鉄駅の命名ルールを真似てそうしているのだそう。
 
なぜ詩人なのか?
 
というと、政治的な人物だと、政変があって急に評価が変わる可能性があるから、そのたびに駅の名前を変えていたら大変。一方で詩人なら、そうそう評価が変わらないうえに、有名で誰でも知っているから、という理由だそうです。
 
なんとも、ソビエト・ロシアらしい理由で駅の名前が決まるのですね。でも普通に地名とかストリートの名前じゃ駄目なのかな。
 
なお、アリシェルナボイー氏は、現代ウズベク語の基礎をなした人物なので、疑いなく人々に尊敬されている詩人です。

ごきぶりと粗悪品つかまされた話

あと2週間だからほっておいても良かったのかも知れませんが、ごきぶり屋敷にしてしまうとアパートの大家にも悪いし、などと日本人的な気持ちになって、タラカン対策することにしました。

私のキッチンの使い方が悪いのかもしれないけど、冬が終わるととたんにタラカン(小ぶりのごきぶり)が大量発生してしまって、夜のキッチンだと所構わず歩き回ってるし、たまに湯沸かし器に入り込んで溺死していたりして、ウゲ、と思っていたのでした。

以前、前のアパートで同じようなことが起きて、そのときはバザールで買ったロシア製の薬が効いたことがありました。

話がそれますが、ウズベキスタンでは、日本とは商売の仕方が異なるので、近くのコンビニやスーパーが色々と品物を取り扱っているわけじゃありません。当初、ごきぶり駆除薬はどういうお店の担当なの?っていうのがわかりませんでした。

ウズベキスタンの薬局・・・人間の薬だけ
ウズベキスタンのスーパー・・・食品中心で、その他のものは品揃え薄
ウズベキスタンのコンビニ・・・飲み物とかお菓子、タバコ

いずれにしても、身近には売ってないんです。

日本のコンビニとか薬局って、そんなものまで??と驚くものが売ってるので、すごいです。日本のコンビニ一軒で、ウズベキスタンのスーパーと薬局とコンビニ、それとバザールの日用品をカバーする品揃えです。

チョルスーバザールに行くとおじさんが露天で、外国製らしい害虫駆除薬を並べて売っているのを見たことがあったので、前回は、電車に乗ってわざわざバザールまで買いに行ったのでした。

今回も、露天の兄さんを探しにチョルスーへ。前回、効き目が良かった同じ薬を買ってきました。

日が暮れてから、キッチンのあちこちにラップを貼って、丁寧に駆除薬を塗りこんでゆきました。

夜が更けてから見てみると、たしかにゴキブリが集まってるんですが、前回みたいに薬のまわりで大量にひっくり返ってる感じじゃなくて、どうも、おいしそうにお薬を召し上がって優雅に帰ってゆくではないですか!!

今回買った薬は、前回のと同じものと思っていたけど、どうも古くて薬効が切れているか、悪い粗悪品だったようです。くやしー。

しょうがないので、その日は諦めて、改めて薬を買いなおすことに。ウズベキスタンでは粗悪品を買ったりすることも、多々あるのでめげません。人々が普段から買い物に慎重なのを身をもって理解します。

火曜日、ちょtっと外で用事があって時間ができたので、今度はアライスキーバザールで探してみました。食料品では売ってない、布やさんでも売ってない、それならば、と、プラスティックの盥(タライ)とか洗剤を並べてる店を覗くと、あった!ねずみ駆除薬や農薬みたいなのと並んで、ごき駆除薬がありました。

二年間で、私の探し物を探し当てる能力は高くなった気がします。

店員の勧めで、8500スムのジェルタイプのと、前回も買ったインド製のチョークも購入。前回のリベンジもあるし、こうなったら徹底してやるの。やっぱり、露天と違ってお店でちゃんと管理して売ってるものなので、買ったときからきちんと効きそうな予感。

効果はまたリポします。


左上、効かなかったロシア製
右上、前回なかなか効果があったインド製
下、今回期待しているロシア製

ヒムチスカのこと

前の住宅では、隣のビルにクリーニング店(ヒムチスカ химчистка)が入っていて、苦労しなかったのですが、今のエリアには全然見かけなくて、駅を過ぎてもっと遠くのほうまで歩いていかないと、クリーニング店がありません。
 
それで、以前なら季節の変わり目にはいろいろ出していたのだけど、あと半年だし、いいか、などと思って利用していませんでした。
 
(他の隊員に聞いても、あまりクリーニングを利用しているって話を聞かないし、みんなどうしてるんだろう?)
 
ところが帰国前にいろいろ表敬したりしないといけないので、せめてワイシャツだけでもと思い、やっとこさ重い腰をあげることに。
 
駅の向こうのヒムチスカは、「年中無休で夜7時まで営業です」と店員の兄ちゃんが無表情に告げてくれたので、そういうことらしい。それなら、仕事終わりにも行きやすいし、便利です。
 
それでワイシャツ一枚だけ出したのですが、15000スムでした。日本円で500円。高い!!
 
日本だと150円くらいじゃないでしょうか。収入が日本の半分とか1/4以下であることを考えると、ちょっと理解しがたい値段ですね。
 
これでは、多くの人が言ってるように、「誰も利用しない」し、店が無いのもうなづけるなぁー。ちょっと無理してでも家で洗うでしょうね。需要が無いから供給も無いっていうのがわかります。

豪雨で浸水

5/30の昼ですが、タシケントにしては珍しく台風みたいな豪雨になりました。
 
私は丁度、2時頃にお昼に出たのですが、校舎を出ると急に空が暗くなりでっかい雨粒が落ちてきたので、走ってレストランへ。
 
レストランに入ると前後して、ざーっと、当地で見たことのないような大雨。日本と違ってそういう雨が降らないので、排水設備もなく、たちまち道が川みたいになってしまいました。
 
レストランの雨どいは、急な水量の増加に耐え切れずに、私たちの目の前でガッシャーンと音を立てて、落ちて、店員もお客さんも珍しい大雨に携帯を取り出して写真を撮り始める。
 
それから1時間くらい、強い雨が降って、その後弱雨になったものの、結局夕方まで降っていました。
 
あとで、Facebookやニュースサイトで共有された写真を見ていると、かなりタシケントのあちこちで浸水・洪水被害が出て、特に、メトロが水没して今日は不通だそうです。えらいことだ。
 
日本や東南アジアだと、夏になれば毎日のようにあんな雨が降るので、慣れっこといったら慣れっこなのですが、大雨を珍しがるウズベク人が面白かったです。
 
あとで、Facebookにそのときの写真を共有したら、タイの友人が「なにが珍しいの?」っていうコメントを寄せてくれたのが印象的でした。たしかに。
 
雨が降ると私の部署はたいてい屋根が抜けて浸水しますが、今回も3部屋で屋根が抜けて、水浸しになりました。

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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