ホテルヌクスの他の部屋に宿泊していたのは、どさ周り中らしいウズベク人の劇団員などで、私のことを面白がっていろいろ話しかけてきたり、ヲッカを一緒に飲もうと誘ってきたりしましたが、明日も早いし、なんとなく避けてしまいました。 
 明日の晩のヌクスの公演に来いよ、というので、残念ながら明日はウルゲンチに行くんだ、というと、彼らも明日のヌクス公演を終えたら次はウルゲンチに移動するそうで、ウルゲンチでも同じ宿に泊まろうぜ、ヲッカを飲もうぜ、というので、本当はウルゲンチじゃなくてヒヴァに行くとはいいがたくて。
 
でも、あそこで彼らの旅に合流していたらまた面白いハプニングだったかも、などと後になると思います。
 
翌朝、部屋は朝日がまっすぐに入る部屋で、高い建物のないヌクスの街で見る朝日は絵画のようでした。
 
 
 
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