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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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歌と踊りがだーいすき!なウズベク人

今日のタシケントの状況をお伝えしますと、

なにか近所で音楽が爆音で鳴っていて、今はあの「百万本のバラ」の原曲(ロシア語)が爆音で鳴っていて、それにあわせて同じマンションのおばさんがかなりのガナリ声で歌っています、という感じ。

なんかもう、さわやかな日曜の朝なんだけど。

ときどき、かなりの爆音で音楽をかけている家があって、当然近所中広範囲に響き渡っているんだけど、どういうタイミングでそういうことをするんでしょうね。結婚式みたいなお祝い事なのかな。

昨日も、夕方家を出たらマンションの同じ階の家から爆音の、憂鬱な感じのロシアロックが流れていて、日本だったら刃傷沙汰か警察沙汰だと思うのだけれど、とくに近所の人も気にしてないみたい。

音楽と踊りが大好きなウズベク人 - て日本で聞いたことがあって、なんか素敵なイメージを持っていたんだけれど、実際はこういうことなんですね!と思うことは、よくあります。

この前も、とあるロケーションで接続の仕事をしていたら、退屈になった若いスタッフが携帯で音楽を聴き始めて、携帯だと音量が足りないっていうことになったらしく、わざわざ携帯にPCのスピーカーをつないで、すごい音量でウズベクPOPを流し始めたので、マジうるさかった。でも、もしかして一人で音楽を聴くのはひとりじめみたいでズルいから、みんなにも聞かせてあげましょう!という親切心でそうしているのかも知れないので、なんだか憎めないんですよね。

だって、どうです?いい音楽でしょう?みたいな善良な顔で見るんだもん。
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パンアメリカン航空1736便に乗務していた日本人フライトアテンダント

このまえ、テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故の文献を読んでいて、一方の事故機であるパンアメリカン航空 1736便のパッセンジャーリストを読んでいたら、スチュワーデス(フライトアテンダント)に2名の日本人女性(在米の日系人かもしれない)の名前があった。

アメリカからカナリア諸島へのバカンスの乗客を約400名も載せたパンナム機なので、日本人や日系人の乗客はいるだろうと思っていたのだけれど、クルーの中に日本人(日系人)がいることは知らなかった。

わかるのは名前だけで、国籍はわからないので、日系アメリカ人なのかもしれないし、もしくは日本国籍の日本人で、日本人乗客にサーブするために雇用されていたのかも知れないし、当時のパンナムに日本人スチュワーデスを乗せる理由があったのなら、そういうの調べてみたいな、と思いました。

ちなみに、テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故は、1977年、航空史上最悪の犠牲者を出した事故で、2機のボーイング747型ジャンボ機が空港で接触、大破、炎上しました。なお、犠牲者が二番目に多いのが日航ジャンボ機墜落事故です。

この事故は、背景としては色々あって、2機の最終的な目的地であるグランカナリア島のグランカナリア空港がテロにより使用できなくなって、狭いロスロデオス(テネリフェ北)空港に次々と国際便が退避してきたことで、管制がさばき切れなくなる寸前の状態だったことと、衝突当時濃い霧が出ていて、2機のコックピットはお互いに見えなかった、また管制官からも二機が見えていなかったこと、また、オランダ人、スペイン人(スペイン語話者)、アメリカ人が英語で意思疎通をしていて、互いに英語が聞き取りずらかったこと、狭い空港にみっしりと飛行機がいて、滑走路に2機のジャンボが同時にいる(一方は離陸準備)状況になったこと、などが挙げられるようです。

直接の原因は、KLM機が離陸を急いでいて、離陸許可が出たものと勘違いして離陸しようとしたこと、管制からの「OK,離陸指示を待つように」という意味の指示が無線の混線によりKLM機に届かなかったこと(OKの部分だけが聞き取れたんだって!)。

直後、異変に気づいたパンナム機から、管制とKLM機に向けて、「まだ滑走路にいるから離陸するな!」という意味の警告をしたのだけれど、その通信も混線によりKLM機には届かず。その後、管制とパンナム機の間で「滑走路を空けたら報告する」という意味のやり取りがあって、それはKLM機にも聞き取れていて、実際にKLM機のファーストオフィサーは、まだパンナムが滑走路にいることを認識したのだけれど、機長はそれを無視して離陸してしまった。それで、滑走路を移動中のパンナム機に、燃料を満タンにした離陸スピードのKLM機が突っ込む形で大破、炎上した。

結局、KLM機の乗客乗員248人全員と、パンナム機の乗客乗員396 人中の 335人が犠牲になったそうです。

KLM機がなぜかロスロデオス空港で燃料を満タンにしていたことも被害を拡大させています。それと、迂回したことで労働時間が延びて、KLMの社内規定に抵触する云々で、急いでいたという遠因もあったようです。

こうして書き出してみると、この事故はいろんな偶然の積み重ねで起きたんだなぁ、と思います。天候、爆弾テロ、英語を母語としない人の英語、ロケーション、労働時間に燃料の補給、などなど。飛行機に乗るたびに思い出してしまいます。

偶然といえば、この事故を題材にしたドキュメンタリーで、KLM機の乗客の子供2名が、空港内で迷子になっていて、乗り遅れそうだったところ、空港スタッフが探し出して機に乗せてしまったことを悔やんでいるコメントをしているのが印象的です。「私が見つけなければ彼らは助かったのに」と言っていました。また、本来KLM機の乗客は249人だったけれど、ロスロデオスにいるボーイフレンドの家に泊まるために1人の女性が強引に(スタッフには降機を止められていた)、ロスロデオスで降機して命拾いしているという逸話もあります。

ちなみに、この事故に関しては、Wikipediaにも詳しく書いてあるんだけれど、ナショナルジオグラフィックチャンネルのドキュメンタリー(Crash Of the Century)では、KLM機の唯一の生存者(ロスロデオス空港で降機したオランダ人女性)、存命のパンナム機のファーストオフィサーや、キャビンクルー、乗客、空港スタッフなどの当事者が出演して何が起きたのかを語っているので、リアリティがあり、涙なしには見られません。

1日で4日分のデータ通信をしてしまった



去年来ウ時に、日本からロシア語の電子辞書(4万もするの!)を持ってきたのだけれど、じつは持ち歩くのが面倒で、実際には、動詞の完了/不完了や意味を調べるのはiPhoneにインストールした辞書アプリ(Slovoed Russian-English Dictionary)と、活用等をチェックするのにインターネットのWEBサイト(Wiktionary/Викисловарь)で用が足りてしまっている。iPhoneとWEBですむのなら、わざわざもう1台デバイスを持ち歩く気になれないといったところ。

ところが、iPhoneに入れている辞書アプリに変なバグがあって(クリップボードが検索窓にペーストされてしまう)、使いづらかったので、入れなおしたかったのだけれど、いかんせんデータ量が多い(100メガ以上)ので、面倒ながら使っていた。

今回、25日でまた2500メガ使えるようになるので、意を決して入れなおすことにした。ダウンロードを始めてみたら、250メガもあった! 渋い気分のまま、始めちゃったものはしょうがないし、インストールすることに。

結局、ロシア語とウズベク語のSlovoedをインストールしなおすことにして、今日一日で350メガもダウンロードしてしまった。私は今、月々17ドルで2500メガまでアップ/ダウンロードできるプランを使っているので、だいたい1日に80メガまで使えるのだけれど、今日一日(しかも、更新日初日)に350メガ、四日分のデータ量を使ってしまった。暫くはYoutubeは見られない日々を送らなければ。

それにしても、USBのモデムに17ドル/月、携帯電話のデータ通信にも10ドル/月、生活費300ドルのうち合計27ドルも通信費に使っているのに、こんなに我慢しないといけないなんて、不満だ!不満だ!

おまけに大学入試の日には予告なしにインターネット接続とSMSを禁止されたりする。(カンニング防止策とおもわれる)。ただの携帯会社がずいぶん殿様商売じゃないの。

本とか言語に関して

本と言語の話。

タシケントに書店が少ないという話を前に書きました

日本だと、各駅には書店があり、売店やコンビニでも簡単な雑誌や新聞を買えるようになっていて、加えて最近だと電子書籍やスマートフォンで読書したりWEBサイトを読んだりする習慣があると思います。

タシケントで新聞雑誌はというと、大きなバスターミナルにいくらか売ってるのを見かけることがありますが、人々が購入しているのはあまり見ません。なにより、新聞雑誌を持ち歩いている人を見かけません。

書店は、私の知っている限りだとツム百貨店の隣の敷地に大きな書店があるのと、ナボイ劇場に面した場所にも一軒、あとは、ツム百貨店の裏手、コスモナフトラル駅へ行く公園の中の小道が本のバザールになっていて、新品の本や中古の本、文房具などを専門に売る露天が並びます。

ツム百貨店の裏の書籍ストリートでは、なんどか書籍を物色したことがありますが、おもにロシア語の本が置いてあって、ウズベク語の本は見かけません。新市街でロシア人居住区なのもあって、売り子さんも殆どロシア人なのです。

ウズベク語の本というのが、そもそもあまり出版されていないということも考えられます。

これはインターネットメディアにおいても言えることで、インターネットにはロシア語の情報はたくさんありますが、ウズベク語で書かれた情報、WEBサイトなどは驚くほど少ないです。私のように活字を読みたい人間からしたら、考えられないくらい。

ウズベク語を母語とするか、ロシア語を母語とするかで、情報へのアクセスや書籍のアベイラビリティが大きく違ってくるのは考えものです。

ソ連時代に教育を受けた、ある程度以上の年代の人にとって、ロシア語はмеждународный язык (世界言語)なのだそうです。だから、ロシア語をわからないと言うと、不思議な顔をされたりすることがあります。

独立を経て晴れて公用語となったウズベク語ですが、その後はロシアの好景気を受けてロシアに働きに出るウズベク人も増え、教育や就職に有利になるとの考えもあるのでしょうか、子供にロシア語で義務教育を受けさせるウズベク人も多いです。

そして、最近(昨年くらい)になって今度は、英語教育に力を入れるという国の方針が出され、小学校の英語教育開始が1年生からに引き下げられたり、私の勤務先の大学でも英語コース新設を準備しています。

ロシア語、ウズベク語、英語とその時々のトレンドを受けて教育を受けるのは子供にとっては大変だなと思いますし、世代間に言語の壁が出来てしまうのではと心配になります。

高い買い物~

買い物をした。

ー50mのサランラップ、箱入りとむき出しのものがあったが、切るのが大変なので輸入物らしい箱入りにした。15000スム
ーピーラー。漢字が書いてあるので中国製3500スム
ー300mlほどの食器用洗剤 6000スム
ー味の素を入れるためのソルト&ペッパー容器、トルコ製11000スム

合計で35000スムくらい。ドル換算で約16ドルか。

なんてこったい!サランラップと皮むき器と、洗剤と塩の容器で1600円も払ったなんて!

皮むき器や塩の容器、洗剤なんて、日本なら品質の良いものが100円ショップで買えるし、サランラップだってたとえ50mでも300円くらいで買えるだろう。明らかに日本なら半額以下で買えるようなものを札束で買ってしまった。

そういうことは、じつは日本で買い物をしているときにわかっていたけれど、すでに優先度の高い買い物でスーツケースが一杯だったので、サランラップや洗剤なんかを買っている余裕はとても無かった。

こちらで買えるうちでなんとか使えるレベルの醤油は韓国製で、500mlが11000スム≒約5ドルもする。日本ならば1リットルが200円程度で買えるのに!

しかし、そうやって全部のものを買い揃えて来ウズしてもキリが無いってもので、残念だけれど醤油を買ってくることはできなかった。この国、果物と野菜が安いのはとてもいいことだけれど、逆に果物と野菜以外のもの、特に工業製品がずいぶん高いように思う。

飛行機が自由席なの?!

行きの飛行機でも、前の席の青年に「席を替わってほしい」と頼まれた。

帰りの飛行機では、こういうことがあった。

私の座席、14Cにはウズベク人の男が座っていた。そこは私の席だと言ってどかせると、ちょっと不満そうな顔で別の席に移動していった。しかし、移動した先が彼の席だとも思えない。

まわりを見ると、その男の連れらしい人々も、おもいおもい好きな席に座っていて、本来の乗客が来て彼らをどかしている。誰一人自分の指定された席には座っていないのか?

タシケントの入国審査がいつも混みあうことを見越して、私の席は取りうる限り前のほうを一ヶ月前から押さえていた。だから、たとえ空いている便でも私はそこに座る必要があった。

それにしても、ウズベク人乗客の自由さは何だろう? まるで飛行機が自由席だとでも思っているような振舞いだ。

私の、通路をはさんで隣に座っていた別のウズベク人男性は、通りがかったスチュワーデスに、前のスリーパー(ビジネスクラスのことと思われる)が空いているなら、そちらに移らせて欲しいとお願いして、冷笑されていた。

そんな話を日本語のわかるウズベク人スタッフに話したところ、

「ウズベキスタンの国内線なら、席は自由席だから、きっとそういう習慣が残っているのでしょう」

とのこと。なんたる驚き。国内線なら自由席だって?!

飛行機の座席が自由席だという習慣がどこから来たのかわからないけれど、きっと飛行機が利用されはじめたソ連時代からの習慣なのだろう。もしかして、旧ソ連諸国の人々にとって、飛行機の座席は早い者順の自由席だという考えが根強く残っているのだとしたら、それはとても面白い。

日本でこんなの買ってきた


アイスノン(の類似品) 気温40度を超えるとこれで頭を冷やしたくなる


本。米原万里さんのこれは面白い。シベリア抑留にも触れているので考えるきっかけにもなる。


個人的に、歯のケアが趣味なので、色々。タシケントで買える歯ブラシは、馬の歯でも磨けそうなデカサイズが多くて好みじゃない。


キッチン用品。念願の、繊細に切れる包丁を手に入れた。あとは味の素


メガネ関連。メガネユーザーにはクリップ式サングラスは役に立つ。タシケントの日差しを甘く見てはいけない。


靴紐。変な凸凹の多いタシケント市街で徒歩通勤すると靴紐がひどく痛む。


電池/USB電源両用の卓上ランプ。こちらの照明は西洋人基準なのか、ほの暗い。電池式なので停電時にも使える。エネループとともに持参。



冬は布団に入っても寒くて眠れないので寝袋。一番高い買い物になってしまった。2万あまり。


スキンケアグッズ。湿度10-20%とかなので、男性もこっそりスキンケアしたほうがいいよ。特に若くない人は。カクセンにゅるにゅるは、耳かきとしても使えるすぐれもの。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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