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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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貿易保険(要点のみ)

貿易保険

[大事なところ]

FOBアタッチメント
保険期間について
保険の免責事項
信用格付けの内容




[FOBアタッチメント]
―FOBアタッチメントとFOB保険は別物
―FOBアタッチメントとは、「保険会社は船積前の輸送に関して関知しない」という趣旨
―つまりFOBのときの保険期間は船積~倉庫まで。
―それでは困るので、輸出者は倉庫~船積までを「FOB保険」でカバーする。

[保険期間]
―保険期間の原則は[倉庫から倉庫まで]
―荷卸完了後60日で完了する(航空の場合30日)
―最終目的地の変更で完了する
―荷ほどきをしたらそこで完了する

[保険の免責事項]
6つの免責。
1.運送の遅延
2.固有の欠陥
3.自然にかさが減少
4.故意によるもの
5.梱包
6.戦争とストライキ

遅延、欠陥、故意、
目減り、故意、戦争スト

[信用格付けについて]
○ 満額
EE Excellent
EA Ace

△ 一部出る
EM Massive
EF Fair

× 保険不可
EC Cautious
ER Remarks
EB Bankruptcy

Massive とFairだけ覚えておこう。
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これまでの章の不明点をまとめ。

これまでの章の不明点をまとめ。

URC?
Uniform Rule for Collection
取立手形のルール、取立統一規則のことでした。

メール期間・メール金利?
邦銀ローンのケースで、手形振り出しから発行銀行からの資金移動の間、
買取銀行は資金を貸していることになる。その期間を指す。
また、その期間の金利をメール金利といい、
TTBレートから差し引かれて支払われる。


ACCレート?
アクセプタンスレートの別名でした。

暦月渡し?
先物相場での用語。
為替決済の実行日が、申し込み後の
任意の1月のどの日でもいいこと。
通常6ヶ月内の範囲で。

為替のマリー?
外貨を得た商社が、外貨のまま預金をしておき
その後の貿易に用いること。

跳ね返り金融?
外資建て邦銀ローン時に、支払いが間に合わない場合に、
円貨に変えて支払いを延長すること。

トラストレシート?
荷物の引き取り証。
バンクユーザンス利用時に銀行にトラストレシートと約束手形を出す。
甲号と丙号があり。丙は航空貨物。


手形引き受け書?
アクセプタンス(外銀のローン)利用時、
償還銀行から発行銀行へ振り出されるレシート。


ワルソー条約
---航空貨物

ニューヨーク条約
---仲裁に関する国際規則

ウルグアイ・ラウンド
---GATTの話し合いの1つ

マーストリヒト条約
---EU発足のきっかけ

ワシントン条約
---動物輸入だめ

モントリオール議定書
---ハロン、フロンガス

バーゼル条約
---有害廃棄物(ヒ素、水銀、カドニウム)

ワッセナーアレンジメント
---核の制限、世界の安全と平和


世界の情勢

[[日本の貿易の特色]]
垂直分業―原料と加工品の交換
水平分業―加工品と加工品の交換
※現在は水平分業が増えている。

[産業の空洞化とは?]
海外に工場等を移転する等の
円高の対応策により
国内設備や従業員が不足となってしまうこと。

[直接貿易と間接貿易]
関節貿易とは、商社等の第三者へ依頼して輸出入を行うこと。

[委託販売]
関節貿易と似ているが、
現地に販売代理店などを設け、委託して販売すること。

しくみ
受託者は現地で商品を販売し、
手数料を差し引いて、委託者に代金を納める。

※受託者が[代理人]の場合、原則として
売れ残りを委託者が引き取ること。
→販売代理人

[代理店契約]
本人(委託者)と代理店(Agent)の間で行うもの。

[販売店契約]
本人と本人の間で契約される。
売れ残りに関しては受託者が処分することとする。

[代理店契約と販売店契約の違い]
契約主体の違い
売れ残りの処理方法の違い

代理店契約なら、在庫を持たない
販売店は買い上げなので在庫を持つ。



[デル・クレデール・エージェント]
支払い保証代理人(del credere agent)
受託者が、売上を委託者に送付することを保証する。


[[委託加工貿易]]
[順委託と逆委託]
順委託―海外から原料を輸入し日本で加工する
逆委託―日本から原料を輸出し、東南アジア等で加工したものを日本が引き取る


[革製品の特例]
国内業者を保護するため
皮革製品の逆委託加工には輸出承認が必要
(革製品は海外加工するのが難しい)
ただし100万円以下のものは除外される

[並行輸入]
真正な商品であれば、総代理店以外が輸入してもよろしい。
(禁止すると独禁法違反となる)

[仲介貿易]
A国の商品を日本のB社が買い付け、C国へ輸出する。
決済はB社が個々に行うが、
商品はA国からC国へ直送される。
※中継貿易とは異なる点に注意。

[逆輸入]
海外の[日本企業の工場]で生産されたものを日本に輸入する場合

[OEM or 生産委託契約]
海外企業が、日本のブランド名で生産したものを輸入すること。
※逆輸入との違いは海外の工場が日本企業か海外企業か。

[開発輸入]
ナタデココ等?
日本企業が海外に生産技術を導入し、
生産した商品を日本に輸入すること。

[サービス貿易]
目に見えないサービス
(運賃、保険料、観光、映画、コンサル、代理店手数、経理など)
が国際間を移動する場合、サービス貿易に該当。


[個人輸入]
販売目的でないこと!(個人使用)
販売目的で輸入することを小口輸入と呼ぶ。

貿易と世界情勢

貿易と世界情勢

[GATTからWHOへ]
GATT[関税及び貿易に関する一般協定]
ウルグアイ・ラウンドにおいて
―サービスの分野
―知的所有権の分野
―農作物の自由化
が話し合われた。

より強力な国際機関として
(決定事項を実行させるために)
WTO[world trade organization]が発足した。

複数国貿易規定以外は、
加盟国は受諾しなければならないとされる。

それまでのGATTの規定がそのまま取り入れられ
サービスと知財が正式に取り入れられている。
[TRIPS]
trade related aspects of international property rights

※複数国貿易規定は任意である。

[[WTOの基本精神]]

貿易障害の撤廃
―関税引き下げ
―数量制限の撤廃
無差別の原則
―最恵国待遇--最も有利な待遇をすべての国に
―内国民待遇--輸入品と国産品の差別をなくすこと

[水際取締制度]
特許権、実用新案、意匠権、商標
著作権、著作隣接権
回路配置利用権
育成者権(豆など)
企業のノウハウ等

回路配置利用権について
回路配置利用権は、Importは規制、Exportは規制なし
―日本は、回路を輸出する国
(1/30追記)


[輸入差止申立制度と輸入差止情報提供制度]
前者は担保が必要
後者は担保が不要。
―権利が侵害されているかどうかの認定手続きを求める
―もしくは侵害されている情報提供をする

[世界の自由貿易地域]
EU
―欧州連合
―マーストリヒト条約により発足
―ユーロの導入
ASEAN
―東南アジア諸国連合
―ASEAN+3には日本、韓国、中国
APEC
―アジア太平洋経済協力会議
―アジアのWTOの位置づけ
NAFTA
―北大西洋自由貿易地域
―アメリカ大陸
FTAA
―米州自由貿易地域
―拡大されたNAFTA。南米の組だが頓挫している

FTA
―free trade agreement
―自由貿易協定
―二国間において互いに貿易障壁を撤廃し自由貿易を促進
EPA
―economic partnership agreement
―経済連携協定

[EPAとFTA]
FTAは関税の撤廃、EPAは関税含め、人の移動や投資等総合的な協定

TPP
―trans pacific partnership

[貿易と環境]
ワシントン条約
―商業目的の国際取引は禁止
―学術研究、人工的な飼育は例外となる

モントリオール議定書
―ハロン、フロンガス
バーゼル条約
―水銀、ヒ素、カドニウム、医療廃棄物等

ISO
―品質保証のISO9000
―環境問題のISO14000
ワッセナーアレンジメント
―国際的な平和と安全の維持を目的とする
―旧ココム加盟国に、東欧諸国とロシアを加えた

CEマーキング
―電気製品の安全マーキング


クレーム

クレーム

貨物に損害があった場合、
まずは運送人に[予備クレーム]をする
―Seaなら3日、Airなら14日
予備クレーム後に保険会社に[保険クレーム]をする
保険会社は運送人に本クレームを入れる
―運送人の賠償範囲は船)666.67SDRまたは2SDR/KG 空)17SDR
その後、輸入者は輸出者に[貿易クレーム/クレーム]を入れる。

[三種類]
貿易クレーム
運送クレーム
保険クレーム

[マーケットクレーム]
マーケットに変化(流行など)があった場合に、
不当につけるクレーム、。

[クレームの解決]
以下の解決法がある

放棄
◎和解(compromise)
―直接話し合う
斡旋
◎調停(mediation)
―第三者(調停人)により調停してもらう。
―強制力は無し
◎仲裁(arbitration)
―仲裁人三名により仲裁判断
―強制力がある
―裁判の判決と同等の効力、一回限り
訴訟


[仲裁についてもう少し]
おもな仲裁機関として
日本商事仲裁協会
国際商事仲裁裁判所(by国際商業会議所)
american arbitration association
LCIA
CIETAC
―仲裁は非公開である
―実施にあたり事前合意が必要
―自国と相手国が仲裁に関する国際条約に加盟していなければならない(ニューヨーク条約)

輸入金融(import financing)

輸入金融(import financing)



輸入ユーザンスとは、
一時的に銀行に支払いを立て替えてもらい、支払いを猶予してもらうこと。

[輸入金融の種類]

バンクユーザンスとシッパーズユーザンス
バンク・ユーザンスは、銀行による支払い猶予
外貨建て、円貨建てが選択できる。

シッパーズユーザンスは、輸出者による支払いの猶予
DA手形の取立、送金後払いが該当する。

[バンクユーザンスの種類]
本邦ローンとアクセプタンス

[本邦ローン]
外貨建て、国内銀行による融資
LCつき、LC無しともに、一覧払いが該当する(期限付きは無し)

[アクセプタンス]
アクセプタンス=外銀ユーザンス
外貨建て、海外銀行による融資
LCつき期限付き手形が該当する

[BCディスカウント方式]
Bill for collection
LC無し期限付き手形が該当する

[直跳ねと跳ね返り金融]
円資金による融資。
直跳ねは円シフト(円建で融資してもらう)
跳ね返り金融は
―外貨ユーザンスの期間に支払いができない場合に、
外貨を円貨に変えて、つなぎ資金とすることができる。
(つなぎ融資)

※簡単なまとめ
本邦ローンは一覧払いに限る。
外銀ユーザンスはLC付き期限あり。

[[本邦ローン]]

[本邦ローン]
国内の銀行が、自行の外貨を利用して
外貨建LC付きSightBill,外貨建てDP手形
の決済を済ませること。

輸入者に対しては外貨のまま融資をする

輸入者は、猶予期間の約束手形と
TrustReceiptを銀行に差し出す。
(TrustReceiptは、貨物を譲渡担保とする旨の預り証)

[トラストレシートの甲乙丙]
甲:BLの引渡し、保税地位から搬出すること、貨物の売却、を銀行が認めているもの
乙:売却については認められていないもの(あまり使われない)
丙:航空貨物用

[本邦ローンと円高]
本邦ローンにおいて、円高傾向にあるときには、
円高差益がとれるので
先物予約を併用することで利用を検討するといい。

[BCユーザンス]
LCなし一覧払い(DP)における本邦ローンを、BCユーザンスとも呼ぶ。

[[アクセプタンス]]
アクセプタンスとは、発行銀行と、
コルレス関係にある外国の銀行が為替手形の対外支払いを引き受けること。
(外国銀行による外貨建ての融資)

[ニューヨークアクセプタンス、ロンドンアクセプタンス]
ドルの場合はニューヨークアクセプタンス
ポンドの場合をロンドンアクセプタンスと呼ぶ。
※日本の外貨準備高が少なかった時代に設けられた。
※現在は金利により本邦ローンがよく利用されている。

手形引き受け通知書と、約束手形の期日は同日で、
同日に決済される。

[[その他]]

[BCディスカウント]
DA手形を輸出地の銀行が買い取った場合には、
輸出地の銀行により融資を受けている状態にある。


[シッパーズ・ユーザンス]
送金の後払い、DA手形の場合には
実質的に輸出者による融資を受けている状態
→シッパーズユーザンスと呼ぶ。


[[円による融資]]

[直跳ね]
円シフト
外貨のまま借入を行わず、円に切り替えて円貨による融資を受ける。
円安のときに望ましい。

[跳返り金融]
外貨ユーザンス期日に支払いができない場合。
猶予期限外貨のものは円貨に変えて、
つなぎ資金として融資(つなぎ融資)を受ける。
―延長できる。

外国為替(貿易における先物相場)

外国為替

(おさらい)
コルレス契約
デポ銀行
ノンデポ銀行
テスト・キー(電鍵)

[外国為替]
貿易においては、輸出者に対する買相場、輸入者に対する売相場がある。
売主は金を貰うから、現地通貨を買うための買相場と考える。

[買相場]
銀行が、輸出者からドル等を買って円で支払うときの相場。We buy at~

[売相場]
輸入者が、銀行でドルを円で買う場合のレート。we sell at~

[邦貨建と外貨建]
邦貨建(自国通貨建て)
1ドルは何円かという表示(1$=88円など)
外貨建て
1円は何ドルかという表示(100円=1ドル)
殆どの国は自国通貨建てを用いる。

[買持と売持]
銀行がドルを買うことを[買持]
逆を[売持」という。

[直物相場と先物相場]
直物相場(SpotRate)
先物相場(ForwardRate)

簡単に言うと直物は今現在のレート
先物は将来のレートってこと。

詳しく言うと、
直物は[取引成立後2営業日以内の受け渡しをするもの]とのこと。

先物の定義は、
―対顧客なら、翌日以降
―銀行間なら、2営業日より先のもの(直物と重複するため)

[先物相場(ForwardRate)]
為替変動リスクを回避するために、[先物予約]をする。
銀行は将来的に想定されるレートを決めている。
輸出予約=先物予約=買予約
―輸出者は、契約締結後にタイミングを見て買予約する
―輸入者は、契約締結後またはLC送付後に売予約をする

[先物予約の仕方]
―輸出時には買予約票
―輸入時には売予約票
が必要となる

◎暦月渡し
―予約日の翌日から、6ヶ月以内の特定月を決め
 その月のうちならばいつでも任意の日に予約の実行ができる
 カレンダー通りってイメージ?
◎順月渡し
―取引日から数箇月先の応当日まで
・特定期間渡し
・確定日渡し

[先物予約の実行]
為替予約を実行する期日がきたら、
その日のレートにかかわらず、
予約時の先物予約レートにて実行される。

買予約ではTTBレート、売予約ではTTSレートにて計算される。

※LC付き輸出手形の場合には、TTBよりレートが落ちる。
差額については控除されたうえで現金が支払われる。

[通貨オプション]
通貨オプションとは:
先物予約をしていても、当日のレートが直物のほうが良い場合に、
直物を選択できる、というオプション。
―どちらか有利なほうで決済する
―オプション料金が必要になる

[先物予約以外の為替リスク回避]
為替のMarry
リーズ・アンド・ラグス
ネッティング(相殺決済)
円建決済

・為替のマリー
商社が、貿易で得た外貨を外貨のまま預金しておき、
その後の貿易にそれを用いる。
語源としては、銀行内の買為替と売為替を見合わせて持高をゼロにする操作のこと。

・リーズアンドラグス
leads: 早める
lags: 遅らせる
輸出入の決済[時期]を意図的に早めたり、遅らせる操作

・ネッティング
―2社間のバイラテラルネッティング
―複数社間のマルチラテラルネッティング



次回は[個人金融]から復習します。


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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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