先日、サマルカンド旅行から帰ると、部屋で大家が待っていた。何事かと思いドアを開けて部屋に入るとひどい状態になっていた。部屋は水浸しでぽたぽたと上から水が垂れている。壁の漆喰が剥がれて溶けて、部屋は白い粉を含んだ水で汚れていて、おまけに誰かが土足で歩き回った足跡だらけ。ショック。大家は「危険だから3日は電気を使わないで」とこともなく言う。
旅行で疲れていたし、部屋はひどい状態だし、大家はまるきり楽天的でへらへらしているし。
「もうこんな部屋に住めない!」
ここ最近の、水漏れがずっと放置されていた状態とか、それに伴うキッチンの使用禁止とか、階下の怒ったおばさんとか、ドアを壊された一件とか、うんざりしていたので部屋を出ることを決めました。次の支払いは11月一週目だったので、その際に一ヶ月分だけ支払って、12月の一週までに退去する予定とした。
そもそも、大家は無責任だし、職場に遠くて二本もバスを乗り継ぐし、公共料金は(騙されているのか)普通の人の4倍くらい払っているし、シャワーは常に壊れている、近所の人は怒鳴り込んでくる、別の近所の人は顔を合わすとお金を乞うし、窓枠がひどく開いていて隙間風、ときには隙間雪が室内に積もるし、あちこち露出した電気コードのおかげでしばしば電気ショックだし、ぜんぜん、この部屋に住む理由がない。
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