ベイブリッジから東京湾景。好きな場所です。
私は怠惰な人間なので、旅行の準備は前日に終わらせたりしません。大抵は家を出る直前にかき集めて、ひょいひょいっとバックパックに詰めておわり。
今回もその調子で、航空機用変換アダプタが見つからず右往左往してるうちに予定の時間を過ぎ、バスに乗って羽田についたのは離陸30分を切っていました。
搭乗用QRコードがあるし、タッチアンドゴーで楽勝!と思っていましたが、いざ空港についてゲート案内を見るとうげっと焦ります。
なんせ、国内線(ほぼ)バージンなので、羽田の第1ターミナルが方面別に北と南ウイングに分かれていることなど知らないわけです。私がバスでついたのは南ウイング、目当ては北ウイング、関西行きは南のほうのゲート案内にさえ表示されてなくて戸惑いました。
焦って友人へのお土産を買い、北ウイングへ突入し、2つしかない保安検査は混んでいて待ち時間5分。表示したQRコード(二次元バーコード)はなぜかエラーを出し、係員が呼ばれます。理由は不明ですが何度かトライしてOKとなりました。
この日のために普段使わないセイコーのソーラー電波時計を出してきましたが、充電が足りず変な時間を指していました。そのため手元に2つの時計をする羽目に。それを目ざとくみつけた検査官が、その(変な時間の)時計だけX線通してくださいねー、とおっしゃるので再度検査。
保安検査を抜けたときには離陸20分前です。あわてているので目の前の14番ゲートに気づかずに北ウイングを1周する始末。ひどいですね。ラウンジなんか利用する余裕はもちろんありません。
幸い到着便の遅れで10分のディレイ、17:30から17:40に変更です。それに伴い搭乗開始は17:20分からなので喫煙所で1服しました。
いい時間のフライトなのでゲートは混んでいます。ほとんどがビジネスパーソンです。こんな黒い搭乗口ははじめて見たかも。
ダイアモンド、プレミア、エメラルド会員の優先搭乗に続き、JGC,サファイア会員の優先搭乗が開始したので携帯を準備してQRコードを表示しようとすると、問題発生。JALから送付されたQRコードの案内メールが見つかりません。じつにおかしくて、15分前にそれを表示したはずなのに。
ポケットに入れて移動しているうちに誤動作したのかと、ごみ箱やアーカイブを検索しましたが、見つかりませんでした。スクリーンキャプチャもしてなかったので、ギブアップして地上係員に事情を説明します。
「保安検査では表示できたのですよね、レシートを拝見します」
15分前に表示できたコードが表示されません、と言われても、私が係員でも訝しく思うでしょう。
とりあえずベンチに座って待つように言われ、そうこうするうちに全搭乗客がはけてしまいました。ひとり取り残される私。優先搭乗どころじゃないじゃないですか。
待っている間、予約確認メールからQRコードを再度表示することを試みましたが、予約の画面に「だけ」表示される8桁の確認番号を入力してくださいと言われ、どこかにメモしたはず、と別のアプリを探り、やっと見つけた8桁の番号を入れるとエラーになるので、ぐったりして匙を投げました。なんでJAL国内線の予約時には4桁の予約番号と8桁の確認番号が発行されるのでしょうか。煩雑すぎない?国際線みたいに1つのBooking Referenceだけじゃ足りませんかね。
ついでに言うと1予約につき、予約確認、購入確認、QRコードの送付と3通もメールが来るのも煩雑で、なんで1つにまとめないのでしょうか。
全員の搭乗が終わって数分後、やっとお呼びがかかり、カタール航空のマイレージカードを求められ提出して、やっと搭乗することができました。この日は結果的に30分程度の遅延でしたが、一因は私のようです。
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