次の1月の旅行をどうしようか考えているところです。
当初はイランにカタール航空で飛ぼうかと思っていたのですが、どうもここ最近のカタール危機においてサウヂ等4か国はイラン、トルコとの外交関係を縮小するようカタールに求めており、これが短期に解決するものとも思えないし、この状況でカタールとイラン、トルコ間の航空機を手配するのは控えたほうがいいと思い始めました。身の危険等よりも、その航空機がちゃんと運航することになるのか、それが不透明だと思います。ドーハーEU圏ならまあ大丈夫と踏んでいるのですが。
加えてイラン渡航歴があるとESTAが通らなくなるという米の変なルールも多少影響しています。ちょっとハワイかグアムに行くのにわざわざ大使館へ面接に行くなんておかしいですよね。
で、いったん白紙になってしまった1月の旅行案について。
タイ南部の島1月にどこがベストシーズンかというと、知ってる限りではタイの半島の西側=プーケットとかピピとかあの辺。ここも実は在タイ日本国大使館によると、最近テロの可能性があるそうなのですが、私が行きたいのはもっと人口過疎なエリアなので。
モスクワ今回雨に降られたせいか厳寒でも晴天の冬のモスクワにも惹かれていて、行くならカタール航空のビジネスクラス狙いかな。
アムスアムスの1月は今年も経験しましたが建物に入ってしまえばそんなに寒さは気にならないので。宿泊が高いのが難点。
ベルリンかブダペスト等Bのつくところ行ったことのない場所では、ブダペストとかベオグラード、もしくはベルリンに惹かれています。でも1月は観光シーズンじゃないので1回目の訪問に適しているかどうか甚だ疑問。
ちょっと、もう少し悩む予定。
アラブのカタール包囲網の経緯当初、カタール航空に乗れるかどうかがきっかけになって始めたアラブウォッチングですが、なかなかエグいその成り行きに目が離せなくなってしまい、それ自体に興味が芽生えてしまいました。
経緯としては、
サウヂならびに4か国+アルファが突然カタールと断交。国境閉鎖、空域閉鎖、往来の停止。
↓
トルコ、イランがカタールに助け舟、米は断交した側(サウヂ等)に断交解除の要求を出すように求める。
↓
サウヂ等4か国は秘密裡にカタールに13項目の要求を出す。また10日以内に要求を飲むように求めたという。
↓
13項目の要求がリークされその内容に世界が仰天。また、リークされたことについてサウヂ側が不満を述べている ← いまここ
13項目というのが、おもには、
・カタールのムスリム同胞団への支援の停止
・カタールのイランとの外交関係の縮小
・カタール内のトルコの軍事基地の閉鎖
・アルジャジーラの閉鎖
このうちイラン、トルコを名指しした点と、アルジャジーラの閉鎖というのが世界の仰天ポイントかと思います。到底カタールがはいはい、と言うことを聞ける内容とも思えないし、当初のムスリム同胞団とかテロ支援国家云々といったカタールに対する非難を大きく逸脱しはじめたようです。これらのニュースを追っているとますますカタールに同情しています、個人的には。ドバイとか行く気無くします。サウヂはなんでアルジャジーラをそんなに毛嫌いするのでしょうか。
それにしても日本メディアでもっと大きく取り上げないのはなぜ?
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