さすがに8時間は辛かった
今回、帰りの行程はビジネスなので、アルムルジャンビジネスクラスラウンジにいることができました。喫煙室や食堂、仮眠室を備えたラウンジですが、さすがに8時間もいるのは辛かったです。時間的にも、夕方6時から深夜2時なんで眠くなる時間じゃないのです。そのうえ仮眠室は満室で利用せず、聖なるラマダン中なので飲酒もできず。今度は6月は避けるべき。
ラマダン時期で酒類は出ないそう、ラマダン時期のため、バーでも酒類を出してくれません。機内では普通に出してくれるのですが。
仮眠室は満室でしたアルムルジャンに到着した際に、仮眠室の有無を尋ねました。「あるわよ、今すぐに行ってください」と言われ、意味がわからずにいると、「すぐに埋まるので今のうちに確保しておくように」と言われたのです。でも、コーヒーを飲んだり洗面したりもしたかったので、先にそういうことを済ましてから仮眠室へ行くと、もうダメでした。見たところ10室くらいの、パーティションで仕切られた小部屋(漫画喫茶みたいな感じ)で、別に入ってから、外出してもよさそうだったので、今後は先に部屋を確保してから、食事に行ったりするつもり。シャワールームも複数あるので、待ち時間なく使えます。
ブロードチャーチ私の好きなイギリスのTVドラマ、ブロードチャーチですが、日本ではSeason 2が未公開。しかし欧州ではすでに公開済みのため、ロシアにいる間にダウンロードしてありました。待ち時間が暇すぎるので、ブロードチャーチ鑑賞。今年の一月に前半をアムステルダムで見てあったため、残り3話ほどを観ました。
シャワーを浴びる(9時)ビジネスセンターでしばらく休んで、午後9時になったら行動開始しよう、と決めました。まずはアルムルジャンの一番奥ダイニングエリアを抜けたところへ。仮眠室へ向かいます。仮眠室自体の利用はできなくても、シャワーがあるので利用させてもらいます。受付でシャワー利用を申し込むと、快く受け付けてもらいます。シャワーにもインド系の青年が待機していてあれこれと世話をやいてくれます。(余談ですが各トイレにもインド系の人がボーイとして待機していて、ほとんどの日本人にはちょっと落ち着かないのではないかと)。綺麗なシャワーブースで安心して使えます。内部には3か所ほどのブースが用意されていました。ヘアドライヤーも貸し出してくれます。
名物の室内池です。
食事をする(9時半)シャワーを浴びたら食事をします。そういえば機内でチーズプレートを食べただけでした。2階ダイニングエリアへ向かいます。ブッフェは菜食用と非菜食用の二種類が用意されています。私は菜食エリアで菜食バイキングにしました。味付けも火の通りも美味でした。バーカウンターの係員にアイスティーを頼むと、出来合いじゃなくきちんとミントを潰したアイスティーを作ってきてくれました。有り難いことです。これでお酒が出れば完璧なのですが、ラマダンではしょうがないです。
おやつを食べる(10時)食後は階下の喫茶エリアに降りて、コーヒーとアラビアのお菓子をつまみます。ピスタチオを飴で固めたような、かなり甘いお菓子が用意されていて、繊細な味でおいしいのですが、甘すぎるのでたくさんは食べられません。
オンデマンドビデオを見る(11時)さすがに11時を過ぎて滞在が5時間を過ぎると退屈してきて、WiFi接続した携帯で自分の契約しているNetflixのドラマを見始めます。日本のNetflixで公開されていないイギリスのIT Crowdが観られたので、見始めたら面白すぎて笑いがこらえられません。途中トイレへ行ったり、歯を磨いたり喫煙したりしながら、けっこう長いこと、ドラマを見ていました。
免税のタバコを買う(1時半)午前1時を過ぎて、そろそろ待合室が開いているようなのでアルムルジャンを出ます。さすがに8時間におよぶ滞在は退屈でした。さすがのアルムルジャンとはいえ。免税のタバコ1カートン2724円でした。モスクワ市街で買うと240円程度だったので、免税のほうが高くつきました。ちなみに、ドバイの免税で240円程度、ドバイ市街では330円なので、ロシアのタバコがいかに安いか。喫煙率高いのもわかります。
1時ころから待合室は開いていたらしいディスプレイで確認していたら、1時過ぎから待合室は開いていたようです。1時50分搭乗開始、2時40分離陸なのでかなり早めに開けたようです。でもこの待合室はトイレがないのであまり早く入ると困ったことになります。
荷物チェックをスキップしてのろのろと、ゲートC3へ行くと、待合室を早くオープンした理由がわかりました。全搭乗者の手荷物チェックのため入場に時間がかかっているのでした。1時半の時点でまだエコノミー客が数十人並んでいたので、並ぶのが嫌で無人のビジネスクラス用レーンを通過しました。(もちろんビジネス利用なので通る権利はあるのですが、無人だったので荷物検査はせず。でも何もいわれず)。保安検査でも荷物チェックをしているのに待合室に入るのに再度検査する理由がちょっとわかりません。それに、このような手荷物チェック機能付きのゲートは限られていて、その他のゲートでは荷物チェックなんて行わないので、オペレーションがいまいち不明です。
高齢のツアー利用者がメイン旅客待合室に入ると、ほとんどが日本人&高齢のツアー利用者でした。あのくらいの年でも海外ツアーに申し込むバイタリティって素晴らしいですね。おそらく、今回のカタール危機でビジネス利用客や中東人等がかなり搭乗をキャンセルしていて、その空きにツアー客をぶっこんだ、そんな想像をしています。
優先搭乗が案内されても、誰も立ち上がらず、ビジネスクラスの案内がされたのでゲートに向かいました。もちろん一番に搭乗でした。ほとんどの人が英語のアナウンスを聞き取れていないのです。これと同じ体験をDOH-DMEでもしました。ロシア人の英語力は日本人程度なのでしょう。
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