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そろそろ観光らしいことをしてみようってことになって、キールンから九份への旅。先ずは、台鉄でキールンへ。41元。台湾島に着いたときにも思ったことだけど、キールンは終着駅と港街の風情が色濃くてとても好きな街。雨に濡れた街角の風景がまたステキ。フェリーターミナルへ行ってみたら、欠航した台馬輪が係留されていた。その先には、もっと大きな船があり、中遠之星Cosco Starと書いてある。これも大陸へ向かう船らしく、定期便や客扱いがあるのかどうか不明だけれど厦門あたりへ就航してるらしい。乗ってみたい。一通り写真を撮影して九份へ向かう。
九份行きの基隆客運のバス停が見つからなくて、狭いキールン駅周りをウロウロしてしまった。駅のロータリーが途切れた分かりづらい場所にバス停をやっと発見。バスの時刻が表示してあるわけでは無いので、やってくるバスを目視で確認してから、手を挙げて止めないといけない。ツーリストにはレベル高い。10分くらいして、金瓜石行きのバスがやってきた。前払いのバスなのだけれど、お釣りが出ないので51元をぴったり払わないといけない。運悪く100元札しか持ち合わせが無いので困っていると、運転手や他の乗客が口々に「まず座んなさい」と言う。席に座ると、隣のおばさんが、100元を小銭に両替してくれた。そのうえ、「1元はアタシが出してあげるから」ってまたしてもご親切に甘えてしまった。恐縮してなんどもお礼。バスは九份まで50分程度、車内のTVでは各国語で観光案内が流れる。観光地として定着してる様子。
キールンを出るとすぐ山道に入って急な坂道を登ってゆく。台湾島は、台北でさえ山に囲まれていることからもわかるように、殆ど山岳なんだってこと、今回の旅行ではじめてわかった。斜面にへばりつくようになっている九份の集落と、紅いランプが雨に濡れて綺麗だった。
帰りは台北に直行するバスがいたので乗り込むと、雨に濡れた身体が強い冷房で冷やされて寒い。おかげで濡れた上着は乾燥した。
部屋に帰って、濡れた靴に新聞紙を詰めたり服を着替えたり生活的なことをしていると気持ちが落ち着いてきたので、西門へ行きご飯。500元で、焼肉と鍋が食べ放題+ビール飲み放題、サラダとハーゲンダッツも食べ放題の店があり、お腹いっぱい食べた。ウエイターの男の子が人懐こく、Xジャパンは好き?俺は大好き!みたいな話をふってきた。
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