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楽しかった滞在ももうすぐ終わり。
台北駅前のEzstayで、雑居ビルの一室を利用した個室に2人で4泊したけれど、せっかくの長めの滞在だしそろそろ、ロケーションを変えてみない?って相談をして、残り3泊はホステルからホテルに移ることにした。荷物をまとめてチェックアウト。Ezstayはひと部屋1500元だったけど、今度の部屋は1880元で朝食付き。値段はそんなに変わらないし、ロケーションも殆ど変わらない。儷莱大飯店 Relite Hotel Taipeiは西門町と台北駅の丁度中間あたりにあって、西門町の駅までは地下道を通ってゆける。フロントに掲示された定価3000元くらいのダブルルームが、Agoda予約だと1880元になる。台北にはこういった二重価格?のホテルが多い。
このホテル、フロントは新しく綺麗にしてあるのだけれど、建物は相当古くて、エレベーターも年代物だし、全体的にレトロ。でもそのレトロさが面白くて気に入った。各階に服務台みたいなのがあって、時折掃除のおばちゃんが座ってテレビを見ていたりする。バスタブもあるし、お湯が豊富に出るのがいいね。
この日は昼は別々に行動して、夜はキールンの夜市で待ち合わせっていうスケジュールだった。昼は疲れてしまってベッドでうとうとしてた。こういう時、iPhoneがあるのは便利。現地の人とチャットしたり、日本の友達の近況Updateを眺めていると時間があっという間に過ぎていく。台北でわざわざすることでも、ないけど。
友達からメッセージが入ったので、キールンへ出かける事にした。前回は台鉄(台湾国鉄)で行ったのだけれど、各駅に止まるのが面倒なので、高速バスにしてみる。まずは、台北駅隣の台湾汽車客運台北站へ。行き先表示を見てると結構長距離バスもあるみたいで、カオシュンへの直行バスなどもあった。キールンへは10分に一本くらいのバスが出ている。運賃は確か51元。鉄道より10元ほど高い。乗り込んだバスはカーテンを全部閉めて、消灯しちゃった。乗客は殆どが寝る体勢になってる。真っ暗なバスって面白い。30分ほどで到着。鉄道より確実に早い~。
駅で待ち合わせる間、雨に濡れた基隆を撮影してた。やっぱり、ムードが半端ない街だ。
廟口夜市へ向かった。綺麗なぼんぼりが灯る通りの両側にあらゆる屋台がずらっと続いている。両側から屋台の庇(ひさし)が出てるけど、真ん中で途切れているので、歩いてゆくと雨がボタボタ垂れてすぐに濡れてしまう。中のほうに進んでゆくと、いい匂いと、「バター蟹」の看板が。おばちゃんに誘われるがまま、蟹のバター焼きとエビの素焼きを注文して食べた。どちらも美味しかった~。
キールンは港なのでやはり海産物の屋台が多くて、台北でもよく見られる牡蠣はもちろんのこと、エビ蟹、貝類、タコイカ、魚。面白かったのは刺身や寿司の屋台もあちこちに見られたこと。高そうなので食べなかったけど、三日くらいかけて廟口夜市を食べ尽くしたいって思った。食後に食べた揚げたての胡麻団子や、かき氷をお姉さんがグルグルボウルでかき混ぜて作るジェラートも美味しかった。満足した。
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