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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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驚愕。

自分自身に関するプレゼンというのをして、一通り職歴などを紹介してみたのですが、チームの若い組のウズベクの青年(新婚)が、タローは何歳なんですか?と聞いてきた。いまさらジローなんだけど。

私「私は38歳だよ」

新婚「(!)結婚はしていない?」

「結婚はしていない。日本では、30代で結婚していないのは珍しくないんだ」(←ここまではよくある)

「(!!)じゃあいつ結婚をするのですか」

「結婚は、するかも知れないし、しないかも知れない。40代以降に結婚する人も多い」

「それなら日本人はいつ子供を作るのですか!」

「子供は、作る人もいれば作らない人もいる」

「(驚愕の表情)ショックです」

その場にいたもう一人の若いスタッフも「私もショックです」と。

彼ら、若い二人の表情があまりにも、ザ・驚愕、といった感じだったので、印象的でした。そんなに鬼畜な印象を与えてしまったのかなあ。

ウズベキスタンの結婚の制度は、伝統的な家長制度に基づいたもので、親の承認無しでは結婚はできません。ほぼ、親の決めた人と結婚をするような感じで、本人同士というよりは、家対家の結婚のようです。本人たちにとっては、親のための結婚という側面も強い。また、結婚年齢は若く、ほとんどの男女は25歳前に結婚する(女性はもう少し早く、22歳頃までに結婚する)。そのため、30代で未婚・子無しというのは、彼らの目にはとても奇異に見えるのです。

たしかに、自然の摂理としては、20代のうちに結婚を済まし子育てに突入し、40代で子供が独り立ちするというのはいかにも自然なので、現状の日本のように人々が家庭を作らなくなったのが奇異であることは、否めない。一方で日本人の人口が減少しているのには理由があるようにも思います。増えすぎた人口と少ないリソース、便利すぎる社会では肉体は退化し、人々はモチベーションを失って、徐々に生きるのを辞めていくような印象を持っています。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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