1.11.2012
秋の美しい紅葉が広がるタシケント。同僚の用事でラトビア大使館まで同行。
この同僚はハンガリーに行く予定ですがなぜラトビア大使館へ?
タシケントには多くの国が大使館を置いていないので、在タシケントの大使館が友好関係にある他国の査証を「代理発行」するケースが多いんですって。へぇー知らなかった。今回のケースではラトビア大使館がハンガリーの短期ビザを代理発行しているが、ノルウェーのビザはフランス大使館、などと決まっているそう。
ただし短期ビザに限りで、長期査証に関してはどうするかというと、モスクワに行き査証を発行してもらうとのこと。それではソ連時代と変わりないようですね。この件についてウズベク生まれの同僚は、ウズベキスタンには大した資源も無いから、多くの国から軽視されていることのあらわれ、オイルマネーが期待されるカザフには各国が大使を置いているのに、なんて言っていました。
東京にはほとんど全部の国の大使館があるし、タシケントにも韓国や日本の大使館があって、特にビザの発行代行などしている気配が無かったので、そういう事情は話しを聞くまで全然知りませんでした。しかし、割と多くのCIS諸国、もしくは諸途上国はこのような現状なのでしょうか。国際的な平等というのはなかなか難しいのだなと思いましたけど。
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