地上の楽園タシケント
タシケントは楽園なのではないかと、時々思う。
人は穏やかで優しいし
町並みは美しいし
少年少女たちは人形のように美しいし
ご飯もおいしい
危険も少ない(これはとても重要)
物価も安い
ストレスも少ないし
・・・なんだこれは 楽園じゃねえか・・・
こんなにいい場所なら、できることならずーっと住まわせて欲しいと思う。
しかし、楽園には長くは住めないようになっているのは世の常で、この街で外国人が労働するのはなかなか難しい。現地労働力の確保のため、外国人が労働するには厳しい審査があるそうだ(Jetroサイトより)。労働だけじゃなく、短期の旅行を除いてこの街で長期に滞在することさえ難しいし、外国人が不動産を入手するのも簡単ではない。
例えば、アライバルビザで何度も繰り返し入国すれば実質幾らでも長期滞在できて、所在を明らかにする必要の無い国はたくさんあるが、ああいう気楽さはここには無い。ビザの期間は厳密に守らなければならないし、延長は普通できない。所在は常に当局に登記しておかなければならない。
私がこの街にアパートを借りて、外交関係者として二年も住むことができるのはJICAのプログラムのお陰で、同じコトを自力でやろうとしても難しいだろう。また、JICAのプログラムをもう一度利用することはシニアボランティアでもなければ難しい。今ここに住んでいるのはちょっとあり得ないくらいのラッキーなことなのだ。期限付きの楽園の日々。毎日を大事にしたいものだ。
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