先日、医療機関めぐりをしていたときに、確か一日目にドライバーも含め若い3名のウズベク人と昼食をした。会計が48000スム(約24ドル)で、一人12000スム(約6ドル)だったのだけれど、どうも金額が高すぎたようで、翌日はドライバーは昼食不参加、もう一人も、12000スムなんて一日の食費だよ、とぼやいていた。
私は普段、30、40歳代のディレクター級の人と昼食に行っていて、一食10000スム(5ドル)以上使っているので、特に高いとは思わなかったのだけれど、20代の人たちには10000スムというと、ひどく高い食事になるらしい。
普通の若いウズベク人が何を食べているかというと、バザールでお碗一杯のプロフ(トッピングなし)を3500スム(2ドル弱)で食べていたり、ソムサという三角形のミートパイ一個とお茶で2000スム(約1ドル)くらいで済ましていたりする。粗食だ。
看護師や、インターンなどの若い人の給与はだいたい200ドル/月程度だそうだ。親の家に住むので家賃はかからないが、それでも携帯代を払って洋服を買って、タバコを買うなどしてたら1日の生活費は5ドルくらいなものだろう。一食10000スムなんて使ってたら一日の生活費を使い切ってしまう。
一食にソムサ一個なんて粗食だなとも思うが、こちらの食事は油が大量に含まれるので、10000スム出してパン+米+肉料理にスープなんて食べると、あっという間に肥満してしまう。意外と3000スム(1.5ドル)以内くらいで食べていたほうが健康的なのかも知れない。
外国人カフェなどでビールでも飲もうものなら3万、4万スムは当たり前だが、ウズベク人からしたらバカバカしい浪費をしているように思われるだろう。
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