レクター(学長)の秘書のイリーナさんは金髪の、いつも笑顔のロシア人のおば様だ。
先日帰りに一緒になったので世間話になったのだけれど、彼女のお父さんと兄弟はサハリンに住んでいて、日本製の電気製品をよく買っているのよぉー、とのことでした。
そう言われて改めて気付いたけれど、ロシアって日本の隣なんだよねぇ。
先日、タクシーで乗り合わせたウズベク人のおじちゃんも、この前までカムチャッカに出稼ぎに行ってて、日本人だと言うと懐かしそうな?顔をしてくれた。
余談だが、タシケントの妻子とカムチャッカの妻子がいるそうだ。テュルク系と言われる人々がユーラシア大陸の広い範囲に広がっている理由が少しわかった気がする(ちがうか)。
ここウズベキスタンは昔ソ連の一部だったので、その時代(もしくはもっと前の帝政ロシアのころ)に入植してきたロシア人が今でもたくさん住んでいる。今、統計上はロシア人が人口の5.5%だそうだけれど、見た感じ、タシケントでは3割くらいの人がロシア人なんじゃないかと思います。
その家族や親戚なども、旧ソ連全体に散らばっていて、イリーナさんみたいにサハリンに居る人もいれば、極東やウクライナ、アルメニアなんかに居る人もいるのでしょう。旧ソ連の広がりを改めて思います。
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