最近、靴磨きをさぼっていたので、ある朝気づいたら酷い汚れだった。
ひどい靴。。
汚れだけじゃない。擦り傷、ひっかき傷も多数。先日、酔って帰ってきた日に履いていた靴などは、どっかの採石場帰りみたいに、傷と砂塵だらけになっていた。
Before
After
女性の肌に保湿クリームが必要なように、靴にも皮革クリームが必要。とくに、ウズベキスタンは乾燥、砂塵、そして舗装が割れて岩場みたいになっている歩道が、靴にダメージを与えている。東京でサラリーマンをしていた時に比べても、ひどい痛みようだ。
もともと、靴を磨くのは趣味だったので、数足の革靴とあわせて、靴磨きセットを日本から持参している。
まずはブラシで念入りにホコリを落とす。
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靴クリーナーで汚れと前の靴墨を落とす。
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ブラシで余分な靴クリーナーを落とす。
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次に、靴クリームで念入りに磨いてゆく。摩擦熱で蝋を溶かして照りを出す。ごしごし。
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磨き終えたら、ブラシで余分な靴クリームを落として、しばらく休ませる。
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翌日に再度磨くとさらによい。
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革底にもミンクオイルを少量、シューキーパーを入れて形を整える。
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靴紐も痛んでいたので、蝋燭をともして蝋で補修。
私は、こういうチマチマした無言でできる作業が好きだ。だから、路頭の靴磨きはいつかやってみたい仕事の一つだったりする。
ちなみに、この靴は4万円で、6年前くらいに買って今でも型崩れせず、カッコよい。1万円くらいの靴はだいたい1年で壊れる(履きつぶれる)ので、靴だけはちょっと高いのを買って手入れをきちんとしたほうがコストパフォーマンスが高い。足は滅多に太らないし。
Before
After
愛用の靴手入れ用品。
古いハンカチとか靴下は靴磨き用におろす。片手に靴下をはめたまま、音楽をかけてウォッカをちびちび飲んだら気分がいい。
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