こちらに来て数ヶ月経って、日々の生活費を計算してみたら一日18000スム(9ドル)しか使えないじゃん!?という結果が出て、交通費2800スム、たばこ代1800、水代2000スム、皆で食べるお昼代6000スムを差し引いたら、外食はおろか肉さえ買えないじゃん!?と衝撃を受けた。(外食は安くて3ドル、普通で6ドルくらい)。
だから肉も買わなかったし、夕食はトマトときゅうりとか、卵と袋インスタント麺とか、そんなもので済ましていたら、どうにも生活がひもじくなってきて、毎日毎日おしいそうな日本料理を検索して歯噛みしながら写真を見るような生活をしていた。
これはもう、ごちそうを食べるしかないんじゃないかと思って、食べるものをケチらないことにした。今度日本に帰って現金を持ってくるつもりだし、ちょっとオーバーしてもまぁ間に合うんじゃないかともくろんだ。
塊肉を買って小分けにして、野菜も1キロずつたんまりと買った。ハーブもいろいろ買った。
しょうゆも、墨汁みたいなウズベキスタン産のはやめて、ちょっと高いのを買う。
それで、日々ステーキとか茄子とひき肉の味噌炒めとか食べていたら、ひもじくなくなった!食べるものって大事なんだなぁ。特に娯楽の無いこの町では、食べることが主要な楽しみだったんだろう。食べるものだけはけちらないようにしよう、今後は。(ただ、外食はしないルール)。
海外では無理するとちょっと笑えないことになったりするから、もう無理しない。JICAの隊員の中には、実際にひもじい食生活を2年間頑張る人も当然いるんだけど、自分はそれなりの歳だし、自分は自分だし。無理しないのいちばん。
ひもじくなくなったら、日本に帰りたかった気持ちも薄れてきて、このままあと一年いてもいいような気がしてきたけど、お金を持ってくる必要があるのでやっぱり帰ります。
茄子の味噌炒め
1kgの袋入りアイス(すいか味)とか。昔駄菓子やで売っていた常温で販売している小さなジャーに入ったヨーグルトみたいなかんじ。
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