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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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ロシア語話者、ウズベク語話者

日本語教育の関連の方から聞いた話。ロシア語話者とウズベク語話者では、日記の内容や社会科的な世界の捉え方が全然違うらしい。

私の職場にもロシア語話者とウズベク語話者が混在していて、かねてから全然違うなぁと感じていたので、やっぱりそうなのだな、と思いました。

何が違うかって詳しくは書かないのだけれど、ウズベクコースで来た人はとても素直で純粋ですよね。ロシア語コースで来た人はシニカルで鋭いですよね。

あと、なにかと和を以って尊し、と考えるウズベク人と対照的で、ロシア式に教育を受けた人は、他人のことは構うな、と教育されているかのような強烈な自己主義を発揮しているように思います。

なんでそうなるのかと言うと、

・教科書の内容も異なるし
・教師も異なるし
・なによりロシア語とその書籍や人々と、ウズベク語のその書籍や人々では文化がまったく違う
・ロシア語だと文献も多いのでそういう影響もあるだろう

などと思います。

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UcellでもBeelineでも

最近モデムの調子が悪い話を書いた。
http://iyamat.blog.shinobi.jp/Entry/608/

その後も使えたり使えなかったりしています。

このモデム、Ucellという携帯会社のものです。ウズベキスタンには、大手3キャリア(Ucell,Perfectum,Beeline)が存在しています。

昨年末くらいには、Beelineも夜になると使えないことが多く、キレてUcellにキャリアを変えてしばらくは使い勝手がいい日々がありました。しかし今は、UcellよりBeelineのほうが品質が良くなっています。

この状態がずっと続くなら変えればいいだけなんだけど、昨年からの様子を見ていると、どっちかが悪くなればどっちかが良くなるし、暫くたつと逆になり、という状況なので、今キャリアを変えるのは得策ではないかも。

しいて言えば両方用意しておけばいいわけです。私もBeelineモデムを、追加で持っておこうかななどと思い始めています。

日本ではポピュラーではないけれど、海外の携帯端末ではSIMカードが2枚、3枚刺せる(つまり、1台の携帯で何社もの回線を利用できる)ものも多いです。特に、キャリア乱立しているが品質がいまいちで国土の広大な中国なんかだと、大抵の人が複数種類の携帯回線を持ち歩いています。

ウズベキスタンでももちろんそうしている人もいて、UcellとBeelineの二回線を1台の携帯に入れて使っています。これなら、どっちかが使えなくなっても片方は生きてるので、セーフ。あったまいい。

日本通信B-mobileのB-mobile Visitor SIM

年取った両親の住む実家にインターネット回線が無くて、喫茶店までWiFiを使いに行くのもだるいので、もしも日本に一旦帰るとしたら日本通信の一ヶ月使い捨てSIMを買って使うことになると思います。

日本通信のサイトをチェックしていたら、来日外国人向けと思われる新しいパッケージが発売されていた。これを空港などで販売していればいいのだけれど、残念ながらちゃんと事前にインターネットで申込みが必要らしい。ただし空港で受け取りが可能との情報もあるので、以前よりはいいですね。

B-mobile Visitor SIM(英語サイト)
http://www.bmobile.ne.jp/english/1gb.html

二種類のパックが商品になっている。普通のSIMとの違いは有効期限が短いことと、Activationが不要なこと。

14日間定額パック
- 速度が遅い制限(300kbpsまで)があるが、データ量上限なし、14daysまで
1G定額パック
- 速度は速いが、データ量上限が1GB、14daysまで

価格は同額で、3980円です。

※この1GBっていう定額、スマフォだけで使うなら充分だけど、PCで通信するなら、しけてるなぁと思います。だいたい私はウズベキスタンで1ヶ月2GB使うので、日本の速度の速い通信なら3~4GBは使いたいところ。

テュルクの存在感について考えた

最近、ウズベキスタンの歴史などを自力でこつこつ調べていくなかで、今日のウズベキスタンの色々な習慣がどこに由来しているのかを考えています。

中央アジアの文化は色々なルーツがあります。ペルシャ、テュルク、モンゴル、イスラム、そしてロシア。

たとえば、好きな子の誕生日とかバレンタインデーに男の子が花を贈ったりするのは、きっとロシア人の習慣が根付いているのだろうと思う。手を上げて一般車を止めるタクシーもソ連式。

3/8の女性の日も、どうやら旧ソ連国全体で祝うようなので、ソ連の祝日なのでしょう。

クルバンハイートといって、羊を解体する犠牲祭は、もちろんイスラム教の行事ですね。

年に一度のバイラム"ナブルーズ"や、それに際して女性たちが一晩かけてスマラクという甘いペーストを煮るのは、まだ中央アジアがイスラム化する前、拝火教(ゾロアスター)の頃からの習慣と言いますから、ペルシャの文化です。

クラッシュという柔道に似たスポーツは、紀元前からあるということなので、モンゴル相撲などが由来というより、ペルシャ由来なのでしょう。(中央アジアのテュルク化は7世紀頃、モンゴルは13世紀だと記憶しています。)

意外と、ウズベキスタンの文化はトルコというよりペルシャ(イラン)に近いと最近わかりました。人の名前も由来を辿るとペルシャのシャー・ナーメの登場人物だったり、その他の多くの言葉もペルシャ語からきています(議会が「マジレス」など)。

こうなると、じゃあ、テュルク由来の文化って何なの?と思うのですが、もしかして、オシュとノンはテュルク? あの馬に乗って羊を奪い合うお祭りはテュルクっぽいですが、どうなんでしょうか。

今後もチェックしてゆく所存です。

青い瞳の青年を見ておじさんの心がはらはらしちゃった話

バスの切符売りの青年が、見事な青い瞳、黄色の髪だったので、なんと綺麗だなと思ってまじまじと見つめてしまいました。ちなみにロシア人ではなくてウズベク人です。

ウズベク人だと、割合的にやはり黒い髪で黒~濃茶の瞳が多いです。おそらく8割くらい。で、その他の人たちは、割と薄い色をしています。髪の色はブラウン~明るいブラウン、瞳は緑、灰色、青、ブラウンなどの人がいます。肌色は白から黄色、褐色までいろいろ。

大昔までさかのぼれば金髪碧眼の白人だったというのは、インドのアーリア人でもよく聞かれる話ですが、この辺の人に聞いても、やはり昔は白人だったのだという人がいます。

今朝の青年は顔はこの辺のアジア人特有の彫りの深い、骨格のしっかりした太い眉で、アーモンド形の濃く青い瞳、肌色も褐色で、髪の色はちょっとロシア人だとあり得ないようなアッシュゴールドというのかな、そういう黄色でした。先祖がえりというのでしょうかね、突然そういう色で生まれてくる人もいるのでしょう。

あまり人の見た目や色合いのことをいろいろ言うのは良くないのですが、見たことの無い色合いの人を突然みかけると、なんだかびっくりしてしまって衝撃を受けます。はじめて黒人を見たときも、初めて上海で緑の瞳のウイグル人をみたときも、そういえばこういう感じがしました。感じるのは圧倒的な存在感とその背景にある歴史の重みです。

地震がありました。У нас в Ташкенте произошло землетрясение.

地震がありました。

今朝7時半頃のことです。下から小突かれたような揺れ。アパートの8階がガタゴンッと揺れました。

もしも揺れが続いたら住宅が崩壊する前に全力で階段を駆け下りようとパスポートの包みを掴みました。が、揺れはすぐに止まりました。

特にご近所があわてて出てくる気配もないし、テレビでも速報があるわけじゃないので、なにもわかりませんでしたが、一時間後くらいに大使館の領事さんからのメールで、震度3程度の地震があったと知りました。

タシケントは1966年の大地震で一度崩壊しているので、今ある町並みはそれ以降に作られたものです。その前に特筆すべき大地震の記録があるわけではないので、50年前の地震は何百年に一度のものなのだろうと(個人的に)想定していて、私がいるうちにマンションが崩壊するような地震は無いと望んでいますが、もしも万が一くるなら、大学かバスに乗ってるか、深いところにある頑丈なメトロに乗ってるか、そういうときに来て欲しいです。

テレビが映らなくなってないてる

テレビが唯一の娯楽なのですが。

昨日の晩からなぜかテレビが映らなくなってしまいました。

今写るのはアンテナの不要なタシケントチャンネルだけ。

うちは月々12000スム払ってケーブルテレビを入れて、普段はロシアから30チャンネルくらい見られるようになってるのですが、そのケーブルテレビが切られてるか、局がなくなってしまったか、何かなのだと思います。

もう。大家さんちゃんとお金払ってください。テレビが唯一の娯楽なのに。

このうちは、何かと壊れるので、何か壊れるたびにいちいち大家さんを呼んでいます。先日はシャワーが壊れて大家さんを呼んで直してもらったばっかりなので、当然の権利として呼ぶべきなのですが、なんだか面倒くさくて、まだ電話していません。


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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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