「おなかすいた。」
上海についてからホテル備え付けのお茶ばかり飲んでいて、お腹がすいています。でも、中国語もなかなか通じないし、どうやってご飯食べたらいいんだろう。
とりあえず、おそるおそるホテルを出て、探索。蘭州拉麺という、ラーメンの屋台みたいなのが見えます。でも、注文の仕方がわからないなぁ。雑貨屋があって、何かパンみたいなのを売ってるのも見えます。八百屋があった。果物なら買えそう!林檎とみかんを選んでおじさんに合図すると、値段を言ってくれました。適当に10元札を出すと、お釣りをくれました。買い物できた!
これで飢えなくて済みます。だんだん、自分が自由になっていく感じが快感でした。
りんご、記念写真。
宿の服務員のお姉さんに、街への行きかたを聞くと、親切に書いて教えてくれました。トロリーバスに乗ると行けるみたい。
記念写真
そしてトロリーバス。乗れそうにない。
ところで、どうして急に旅に出たのかというと、持て余していたカメラを使いたいとか、アルバイトしてお金がある程度溜まってたとか、子供の頃から乗り物と旅行が好きだったというのももちろんありますが、どこか良いところを探したい、という気持ちも強かったです。学校は好きじゃなくて、常に「ここじゃない」感じがあったので、友達も多くなかったし、高校の頃は登校しないで川原で座って音楽を聴いたり、駅のホームのベンチで何時間もジュース飲んだりしていたせいで、卒業する単位が足りないってことになって、補講を受けてやっと卒業したくらい。家では自分の部屋から出たくなかったし、どこへ行っても、自分の場所が無いと思ってました。いっそ船に乗ってどこか遠くにいけば、自分の場所が見つかるような気がしました。