タクシィに乗ったのですが、陽気で話好きな運転手さんで、日本のことなどをいろいろ聞いてきた。
途中で急に路肩にとめて、「ちょっと待っててね、一分」といって、札束をもって、車のキーをつけっぱなしでどこかに(車道の反対側に)行ってしまった。
お気楽な運転手さんていいなあ、と思いました。
戻ってきたので話をきくと、車の利用料を所有者に、5万スム/日払ってるんだそう。そうなると、5000スムの客を10回最低は乗せないと元が取れないってことなので、タクシーもあんまり儲かる商売じゃないんだなと思った。
ちなみに、彼の車のナンバーは黄色ナンバーだったので、尋ねてみたら、外国人の個人が所有する車が黄色ナンバーなんだって。
緑のナンバーは外国の組織(大使館とか会社とか)が所有するもの。黄色は外国の個人が所有するもの。たまに見かける黄色ナンバーの意味がやっとわかった。ちなみに、緑ナンバーの中でも外交関係の車だと、一般のプレートと異なるナンバリングがしてあって、頭がD(ディプロマ)ではじまります。そのほかにTとかもあるんだけど、それはまだ不明。
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午後になって、買い物にメトロ周辺に行くのに、けっこうな雨だったので一駅だけバスに乗りました。お金を払うと、「おつりが無いので、次に乗ったときに払いますから」と運転手に言われてしまった。次に乗るときっていったって、その路線の運転手なんてたくさんいるので、その運転手にまた出会える確立は低いし、それって、おつりくれないってことじゃん!と思いつつ、200スムなのでまあ、いいかと思います。
朝の運転手もこの運転手もなんとなくウズベクっぽいところがあって憎めない。
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キッチンの電源が少々足りなくて、延長ケーブルを買いに小さな電気屋にいきました。一番安そうな延長コードをもらおうとすると、ウズベク人のおじさんが「何に使うんだ?」と聞いてきました。不思議に思って、「ティファールです」というと、駄目。これは10アンペアまでだから、ティファールは12アンペアだから使えない。」といって、もう少し高い16アンペアまで使えるのを勧めてくれました。そういえば、前の家では延長ケーブルを使ってなかったので、合計アンペア数なんてぜんぜん考えたことがなかったよ。
それで言われたとおりに、16アンペアまで使えるのを購入してきました。間違ったのを使って火事にでもなったら困るし。
それにしても、ちゃんと買うときにそういう注意をしてくれるのって、ウズベキスタンだとけっこう、最良のサービスだなって思います。おじさんに感謝してます。たいてい、バザールなんかで物を買っても、そんなこと教えてくれることはありません。
今日はいろんなウズベク人と触れ合って、すっとぼけた人もいれば、かっちりした人もいるし、プロ意識のある人もいるし、どこの国でもそうだけどいろんな人がいますよね。
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ところで、最近とんかつ店でキャベツの使いまわしがあったとかニュースになっていますが、海外在住者には拷問みたいなもの。だってとんかつ食べたいし。あのシャキシャキのキャベツにおいしいドレッシングかけた味がここ数日頭の中に浮かんで離れないです。
で、スーパーの野菜売り場でキャベツを見つけたら、もう頭から離れなくて、普段はひと玉使い切る自信が無いので買いませんが、今日は買ってきました。キャベツが頭から離れないってことは、たぶんからだが野菜不足なんでしょう。
レモン汁と油と塩でドレッシング、芯の部分はバター炒めでもしましょうかね。
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