「日本のみかんの苗木を空輸してくれない?」
「冷蔵庫のマグネットが好きなので日本のマグネットを送ってくれない?」
「父が日本みやげに買った扇子が壊れてしまったから新しいのが欲しいのよね」
職場の事務のお姉さんはふと思いついたことをそのまま言う人なので、ときどき変なお願いをされることになります。その割には催促されることはなく、多分頼んだことも自分では忘れてしまってるんじゃないかと思うのですが。
たとえば苗木を日本から送るなら検疫も必要だし特殊な梱包をしないといけないので、気軽に手荷物で、スーツケースに入れて持ってこれるようなものじゃないんじゃないか、とか、タシケントの気候で日本のみかんが育つのか、など、そういうことはあまり考えてないようですね。単にインターネットで日本のみかんの木を見たから、って言ってました。
数ヶ月前にも、「もしも日本センターで日本の料理教室とか、すしの作り方教室とか、そんなのがあったら教えてね」 と言われており、いつものように思いつきなのかな、と思っていました。
ところが、この件に関しては妙に拘りがあるようで、もう2度も催促をされています。私も情報をチェックしているけど最近はそういうイベントは無いみたい、と答えています。
気の毒なので、「寿司の作り方くらいだったら私が教えるし、もしも女性がよいなら女性の友達も紹介するよ」と言っているのですが、どうも良い返事じゃなくて、
「んーー、そういう個人的なのじゃなくて、皆が集まって教わるような、教室で教わるようなのがいいのよね」
と言います。
寿司が作りたいのなら個人的でも教室で教わっても何も変わりないのに、と思うんですよ。
ー個人的に教わりたいわけじゃない
ー女性が教えてくれるのでもだめ
ーおねえさんは未婚(ウズベチカじゃない)
・・・っは!もしかしてそういうことなのかな、こんかつ的な?
すべて私の憶測の範疇ですが。
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