タシケント・ヴォトカを飲んでいたら、窓の下の大統領通りからサックスの調べが聞こえてきた。時は夜10時50分。11時頃までは音を鳴らすのが許されているらしい。
風に乗ってちれぢれに聞こえてくるその音がまるでスティングの「ニューヨークの英国人」のようだった。
ああ、懐かしいあの西欧音楽の調べ。あとすこしでハメルーンの笛吹きについていくところだ。
私の音楽禁断症状もあと二ヶ月を残すのみ。日本に帰ったら趣味に合う音楽を求めてCDショップをめぐるの。
それにしてもウズベキスタンであのブブセラじゃなくてサックスを吹くのは、誰。
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今日、帰宅すると、あちこち歩き回るウズベキスタンのごきぶりが、歩き回った挙句テーブルクロスに挟まり出られなくなって、白いクロスに油をしみこませて息たえていた。
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