よく、世の中の人は二種類に分けられるという言い回しがありますが、最近わたしが気づいたのは、「音をたてる人」と「音を立てない人」がいるってこと。
喫煙者なもので、よく喫茶店の喫煙コーナーに入るのですが、たいていは狭い空間なので、音がかき消されずに、よく聞こえます。
基本的に音を立てない人は、コップを置く音も、コーヒーをすする音もたてず、本当に静か。私はどっちかというと、このタイプで、自分が静かな場所で物音を立てるのが嫌なのです。
もう一方のタイプの人は、コーヒーをすする音をたてて、タバコの煙を吸って吐く音をたてて、カップをソーサーに置く音も立てます。で、たいていそういう人はその他の音も立てています。ずっと喉の痰を切っていたり、鼻をすすっていたり、持ち物をがさごそといじったり、ノートを開け閉めしたり。そんな人はきっと周囲に自分を認められたい欲求が高いのかもな、などと思います。
うちの中では父と私が音をたてないタイプで、母は音を立てるタイプのようです。
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