私はフードコートが大好きで、海外でもフードコートを見つけると大抵入ってしまいます。何がいいかというと、専属ウエイターがつかないあの匿名性が良い気がします。
今回バンコクでの昼食は、MBKで高級(高額)フードコートを利用してみました。
バンコクの発展は日進月歩、素敵なレストランや熱いスポットはそれこそ至る所にある筈ですが、バンコクでの滞在では自分の知ってるエリアにしか行かない+過ごさないパターンになっています。昔まだ発展途上だった時代には流行っていたであろうMBKにいまだに立ち寄るのはそういう理由。
ネットの情報でMBKにフードコートがある、と知ったので行ってみることにしました。
MBKというと昔は若者スポットだった気がしますが今はどうも中東人御用達スポットになっているようで、ブルカ専門店などもあって面白いと思いました。
フードコートは5階にあります。だから店名はThe Fifth
入り口で(使いまわしの)ICカードを貸し出してもらい、各店舗ではカードで決済、最終的に出口で精算してカードを返すというシステムです。
店の選択肢は多く、タイ料理、アジア各国料理、西洋料理、アルコール専門店など。価格は市価の三倍くらいです。屋台で50バーツ程度のチャーハンが150バーツで販売されます。ただし価格に応じて量は多く豪勢に盛り付けてあるので不思議と割高感はありませんでした。
好物のパットガパオ(ホリーバジル炒め)を食べました。
かなり大盛りなのです。これは150バーツ。
余談ですが日本でガパオ称して販売されているものはスイートバジルを使用していますが本物はホリーバジルを使用します。
店内はかなり空いていて中東・インドのお金持ちの家族連れがおもに利用しているようでした。シンガーソングライターの生演奏もありますが必要性はちょっと謎。
日本には、お膳という文化的バックグラウンドがあるせいか、お盆に載せた定食を、お盆に載せたまま食べることにあまり抵抗がないのですが、海外ではお盆は運ぶためのもの、テーブルまで運んだらお盆から下ろして、お盆はウエイターに下げさせる、というのが常識のようでときどき恥をかくことになります。
今回もうっかりお盆に載せたまま食べ初めてしまって、ウエイターがあわててお盆を回収に来る始末。中央アジアのバイキング形式のレストランでもその文化でした。
最終的に会計は600バーツ(1800円くらい)と日本レベルでした。食事は150バーツですが、その他に飲んだSinghaの生ビールとかカクテルとかが200バーツくらいだったようです。
カオサンあたりの屋台なら100バーツで済むような食事に600バーツですから、もし長期旅行中なら使わない選択肢ですが、私はなぜか気に入ったので今後も利用すると思います。
PR