イラン旅行を検討していたら、友達が「イランへ行くとアメリカへ行けなくなるらしい」というので、「そんなバカな話があるかい!」と調べてみた結果です。
結果は、半分本当、半分嘘。
アメリカへビザ無し入国するには、ESTAを申請する必要がありますが、2011年3月以降にイラン渡航歴があるとESTA利用(ビザ免除プログラムの利用)対象外になるそうです。他にイラク、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンへの渡航歴もダメとのこと。
2016年のビザ免除プログラム改定をもとにこのような措置になっているようです。
で、そのような人たちは米国へ行くためにどうしたらいいかというと、大使館で非移民ビザを取得する必要があります。
ざっと、米国大使館のビザのサイトで手順を確認したのですが、普通のビザ取得プロセスより大変そうで、必要な書類をそろえて、面接の予約を取って、面接に行く必要があります。お金払えば貰えるようなビザじゃないです。
期限が切れてパスポートが変わったらおそらくバレないから大丈夫なのでしょう。パスポートにイランのスタンプやビザがあるうちはマズいでしょうね。
だから出張やレジャーで米国へ行く可能性のある人たちはイラン旅行は避けた方が無難、ということになります。かなり厳しい措置です。
たかだかハワイ2泊3日みたいな旅行をするのに米国大使館で面談してビザ取るなんてやってられないのでイラン旅行はちょっと避けないといけないかな、と思い始めているところ。残念です。イランが悪いわけではなく米国の出入国管理ポリシーに好感を持てません。
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