いつも、定刻22:20が22:00に変更されているこのQR807便ですが、今回は空港が混みあっていたのか離陸が30分程度遅れて離陸の時に時計を観たら22:30過ぎていました。珍しいこと。
機材もいつもの777-200LRではなくて、もう少し大きい777-300ER です。これも珍しい。
韓国人チームキャビンクルーは韓国人女性チームでした。カタール航空のキャビンクルーは多国籍チームということですが、ある程度コリアン中心チームとか、タイ人チームとかに分かれている気がします。チーフのコリアン女性がサーブしてくれましたがテキパキとしていい感じの接客でした。男性クルーが一人だけいたのですが、トイレに行く際など空きを確認したり気を使ってくれてデキる接客をしてくれてました。
通路挟んで隣の日本人男性(高齢)があまり英語を解さないので、時折通訳を頼まれたりしました。
機内食は満腹機内食は、前菜とスープはスキップ、メインとチーズプレート⁺白ワインだけでいいです、と頼んだつもりですが、前菜とスープはさらっとサーブされたので、食べました。量も少なかったし。
メインはスタッフトチキンにアスパラガス。美味でした。パンには3種類のオリーブオイルを選べますがどうしますか?と聞かれレモンフレーバーにしました。もちろんバターも添えられていました。
チーズプレートが楽しみだったのですが、メインにパン盛り合わせの時点で(パンは1つしか食べていないのにかかわらず)ほぼ満腹で、3種のチーズを味見しただけで下げてもらいました。今度はチーズプレートを食べたければメインをスキップですね。チーズ自体はちょっと乾いていて、残念でした。モスクワードーハでも同じチーズが出て、そちらは良い状態だったので、ドーハで積み込んでくるのでしょうか。
映画のラインアップ毎回楽しみな映画ライナップですが、今回はHidden Figuresと、Fencesを観ることにしました。どちらもアカデミー賞作品ですが、前者は変な邦題で秋に公開予定、後者はデンゼルワシントンの熱演にもかかわらず日本公開未定と、日本の映画文化の残念さが無念ですね。Hidden Fuguresのほうは大ヒット映画なので説得力のある出来、満足しました。Fencesはほとんど黒人英語の会話で構成されているので字幕付きで見たかったです。Dワシントンは、英雄や偉い人を演じる場合が多かったと思いますが、庶民のただのおっさんを見事に演じきっていて、それに感銘を受けました。(Hidden Fuguresの邦題は問題になりましたが、いまどきの日本人なら原題のままでも受け入れられるんじゃないかと思います)
熟睡3杯目くらいのワインにチーズプレートをつまんでいたら、日本時間午前2時ころになっていました。いい加減眠くなって、寝ることにしましたが、いつのまにかシーツをセットしてくれていたようです。たぶん席を外した隙にセットしてくれたものと思います。今回、777-300のビジネスクラスですが、777-200と同じものでしょうか?ほぼフルフラットになってるように思うのですが。
朝食に和食を選択5時間ほどぐっすり眠って目が覚めました。朝食は予め和食を選んでいました。昨晩が油多めの洋食でしたので。みそ汁の味付け以外は美味でした。みそ汁はお湯の量を間違えていたような。
お爺さんのリクライニングがお隣の日本人男性がリクライニングから椅子ポジションへ戻ろうとしているのですが悪戦苦闘していて、ボタンを押すたびに変なところが動いてしまう状態になっていたので、気の毒なのでおせっかいですが手を伸ばして直して差し上げました。そういうときクルーを呼べばいいと思うのですが、あの様子だとクルーを呼ぶボタンもわかってらっしゃらなかったかも。
シートの操作ボタンは全部ピクトで表現されていますが、私でもちゃんと理解するまで一瞬間が必要なので、一般的な高齢の日本人がきちんと理解するのはちょっと難しいかもしれません。
まわりの日本人乗客はほとんど機内エンタメも使っていませんでした。あの世代の人たちだと機内にテレビが無いのが当然の時代を知っているので苦にならないのでしょうか。私は長時間エンタメが無いのは考えられないな。
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