イスラム教徒の学生たち
青島ではイスラム教徒の学生たちとビーチパーティへ。
ウズベキスタンやパキスタンの人たちですが、口をそろえて、中華料理が食べられない、と言います。そのため毎食自炊でまかなっているのだそう。それはハラールではないから?と尋ねると、ハラール、ハラールでない以前に味がだめ、食べられない、と言います。そして、酢、レモン、オニオンであらかじめマリネした洗面器いっぱいの肉を切り分けて、焼いて食べていました。シャシリクというものです。回教徒も多い中国、町を歩けばすぐに清真といってムスリム食も見つかるのですが、それさえ駄目だそうです。彼らが単に食に保守的なのだろうと思っていたのですが、あるニュース記事を見て、発酵食品が駄目なのかも、と思うようになりました。日、中、韓では豊富な発酵食品があって、調理にはかならずと言っていいほど使います。酒もよく使われます。イスラム教徒には酒は厳禁なので、当然彼らの食文化にはしょうゆ、味噌などのアルコールを含む発酵食品がありません。子供のころからそういった発酵食品を食べたことがないと、発酵食品ベースの日本食や中華などは急には食べられないだろうな、と思い至りました。
シャシリクとノン。ノンはウイグル人から買うのだそう。
QRコード
中国で驚いたのは、あらゆる支払いがモバイルデバイスで行われていたこと。レストラン、商店、タクシー等、あらゆる支払いで現金を使用しているのを見ることがありませんでした。たとえばレストランのキャッシャーには、Wechat Pay(微信)やAlipay(支付宝)といった支払いプラットフォームに対応したQRコードがあり、客は自分のデバイスでそのQRコードを読み取って、自分の口座から相手の口座に振り込みを行うという手順です。タクシーにしても、タクシー運転手は自分のデバイスに口座のQRコードを表示させ、客はそれを読み取って・・・といった感じ。手数料は当然プラットフォーム側に入るのでしょうから、膨大なビジネスです。それから、Amazonが無いかわりに何とかという通販サイトで人々は買い物をしていて、街中に設置された宅配ボックスへ受け取りに行く、という商習慣もすっかり繁盛していました。
物価
商店でタバコや酒を買ってみましたが、物価は日本の半分ほどでした。20年前ほどではないにせよ、まだまだ安いと感じます。
インターネット
ご存知のとおり中国にいる間はあらゆる米系SNSはりようできません。Google,Facebook,Instagram等々。私は普段何も考えずにGoogle系サービスを多用しているので、突然使えなくなると色々と不便がありました。メールもそうだし、特に地図アプリなどはさまざまな所へ引用されているため、たとえばExpediaは使えても地図部分が機能しない、とか。
リピートする?
中国は、たしかに魅力的なデスティネーションで、物価もこなれているうえに西側資本の豪華ホテルなども多く進出しているので、高級ホテルに安価に泊まれる利点もありそうです。中国人のがちゃがちゃと騒がしい感じ、私はもともと嫌いではないです。
今はLCCも多数飛ぶので、普通はLCCを選びますが、もしもレガシーキャリアを選ぶなら、ワンワールドだとJAL一択ですね。Cathayは遠回りなので、NG.
Korean,東方、南方を擁するSkyteamが一番理にかなっています。値段も安いですし。今後中国にリピートするならSkyteamの会員になっておくのが懸命かと思います。スターAはよくしりません。
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