最近、ロシアのテレビ局НТВ(えぬてーヴぇー)を良く見てます。CMの部分だけはウズベキスタンのCMに差し替えられているのですが、一時間に一回くらいの頻度で流れるどうやら官製CMらしいのがどうも気になっています。
場面1.スーパーマーケット、母子が買い物をしている。子がおもちゃを欲しがるが、どうやらあまり裕福でない様子の母子で、母親は悲しげな顔で子を宥める。
場面2.何かを決意した顔でとあるオフィスを訪ねる母親。オフィサーになにやら相談する。オフィサー、PCを何やら操作しながら了承する。
場面3.派手な女性とクアラルンプール行き飛行機に搭乗しようとしている遊び人風の男。しかしパスポートコントロールで、出国係員が男のパスポートを見ると、なにやらどこかに電話連絡、結果、男は出国を拒否される。
場面4.うなだれて先般のオフィスを訪ねる男。オフィサーに何やら諭され、反省する。
場面5.改心してちゃんとした格好をしている男、子に玩具を買ってやり、母は笑顔。隣のレジでは例のオフィサーが微笑む。親子三人水入らず、手を繋いで帰宅。
っていうストーリー(わかりますか?)。何か、男が家庭をほっておいて遊んでいるのを何とかするような政府の機関があるのかと思って、辞書で調べたりしてみたら、Sud Ijrochisi(裁判・執行官)と書いてあるので、たぶん家庭裁判所みたいな機関のCMらしいです。これに限らず、ウズベキスタンでは子供や家庭の幸せをフューチャーしたコマーシャルフィルムが多く、お国柄だなぁーって思うね。
PR