ウズベキスタンに派遣されるにあたり、私が決めていること。
[価値観について]
・他者の価値観を認めること
・他者に価値観を押し付けないこと
・他者から価値観を押し付けられないこと
―自分の価値観を守る
―必要以上に他人に心酔しない
・他者の価値観を認めたうえで、その人との距離感を個々に決めること
[その他]
・日本の代表という自覚をもって、羽目を外しすぎないこと
・家族を悲しませないこと
私は以上のことを守ったうえで、人に優しく生活をしようと思います。
なぜここまで価値観をしつこく考えたかというと、まず異文化というのは異なる価値観との出会いなのだということ。私は日本人の価値観を持ってかの地に赴任しますが、それを彼らに押し付けることは無用な衝突を招きます。ですので、異文化の中のお客さんだと心得、でしゃばらず仕事をします。
人助けをしてやるんだ、という気負いはなるべく無くして臨みます。相手が何を望んでいるのかわからないときに、余計なものを押し付けてしまうことの無いよう、常にNeedsに敏感でいたいと思います。そして、必要なことを少し差し出すときに、それは人助けという大仰なものでは無いように思います。スタッフのひとりとしての仕事をこなすまでです。
同時に、日本からのお客さんであり、協力者であるという自覚も無くさないように。私はウズベクに生まれた人間ではないのですから、ウズベク人になることはできませんし、現地の人と全く同じ扱いというのを望みません。
そのくらい、かな。
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