タシケントの空港は色々と邦人には不評だけど、今回はじめて出国してみて、やっぱりチェックの多さに驚いてしまった。
順番に書くと、
空港の敷地に入るパスポートチェック
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空港のビルに入る荷物チェック
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カスタムディクレーション(税関)のチェック
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別室に連れてゆかれ外貨持ち出しのチェック(全員ではない)
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パスポートコントロール
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搭乗口に入るための荷物・パスポートチェック
なんと6回もチェックがあって疲れた。
特に、外貨持ち出しのチェックは選別ルールはわからないが、抜き打ちで実施するらしく、私も係員が2人待機している別室に連れていかれた。
「ズドラストヴィーチェ」
と言って入室すると、「お、ロシア語喋れんのかよ」と言って、慣れなれしくあれこれ聞いてくる。「職場は?」「家はどこ?」「ウズベキスタンに来て何年?」など。
結局、彼らの目的は申告した以外の外貨が無いかどうか、なので上記のプライベートな質問はまったくの興味で聞かれているのだが、暇じゃない筈なのに、なにやってんの・・。
途中からこちらも喋りやすいウズベク語に切り替えておしゃべりして、さらに日本語の話せる職員まで遊びにやってきて、またその彼が日本語が本当に得意なので、驚いた。
途中で、次の取調べ対象である韓国人の若者が入室してきて、そっちには無言で横柄に対応(ボディーチェックなど)していたので、私がロシア語とウズベク語を話すおかげでちょっと良い対応をしてくれたようだった。普通こういう取調べだか調査だかは一人ひとりのはずだけど、そういうアバウトなところは好きだ。
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