月曜日に、パフタへの出発式があったようです。私はちょっと遅れて学校に着いたので出発式自体を見られなかったのだけれど、普段は開けない大学の正門を開けて、学長以下偉い先生方が総出でお見送りしたようです。
パフタ(綿花)は、9月から10月のウズベキスタンの重要行事です。
ウズベキスタンの国章にも描かれているほど、ウズベキスタンの重要な農産物であり、国の誇りでもある綿花ですが、9月から10月までは国民総出(?) で綿花の摘み取りが行われます。大学のマスターコースで学んでいる同僚のS君も昨年に続き参加。本学からは、マスターディグリーの学生、教職員が前半組と後半組に別れ、20日ずつ参加するとのこと。
期間は40日間で、その間は綿花畑で寝泊りするため、鍋やら給湯器やら布団やら、生活に必要なものも全部持ってゆきます。軍隊の野営のようですね。
タシケントからは、てっきり大学生、公務員などがパフタに参加するものと思っていましたが、近所のスーパーからも、私の顔見知りの従業員が2名、パフタに参加することになったようです。個人企業なのにパフタに行くんですか?なぜ?と聞くと、一定数以上の従業員がいる場合、個人企業でもパフタに協力しないといけないのだそうです。
PR