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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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苦言は日本人のいいところなんだけど

前の記事に関連して。

若い頃バックパッカーみたいなことをしていて、そおいう人は大抵大部屋に宿泊して他のいろんな国の旅行者と交流するようになるのですが、時々、日本人のグループが出来るときがあります。

そうなると、話題が決まって、

「~がクソだよね~」とか、「~でこんなひどい目に会って~」みたいなネガティブな感じになるんだよね。

なんでみんな美しいものとか、楽しいことの話題よりも、大変なことや、悪いことの話題が好きなんでしょ?って20年前くらいから思っていました。

心の奥底に常にそういう感覚があって、今でもそういう場面に遭遇したりそういうブログ記事を目にするとちょっと嫌だな、って思います。だから、昨今はじめてそう思ったというわけでも無いのです。

何かとネガティブなことを言いたがるのは日本人の特徴だとFacebookで友達に指摘されて、それもそうだなと思った。日本人は、悪いところを見つけて効率化したり、改善したりするのが得意なので、(ある意味お家芸とさえ思う)、いい面もあるんだけどね。

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愚痴も不満も言おう書こう(相手を選んで)

前回、日本人は何かと不満、苦言が多いのでちょっと会いたくないんだよね、という話を書いたのですが、自分のスタンスを書いたつもりでいて、誰かの行動を制限したり、反省を促したりしたつもりは全然ないです。

「日本人は愚痴を言うな」なんてことを書いたつもりじゃないので、愚痴、不満、不平、言いたいこと、書きたいことはみんな好きに書いたり言ったりすればいいと思います。

特に協力隊活動なんて異文化とのすれ違い、思い違い、が殆どだったりするので、精神衛生のためにわだかまりを吐き出す必要はあるよね。

私も愚痴は言いますが、それで逃げちゃう人もいるので、話す相手は厳選します。ブログなんて愚痴を書くのにいい媒体だと思うよ。相手がいるわけじゃないし。読者はいるけど、読者はスルーしたり黙殺したりすることができるから。

もうひとつ。

理想はいっつも理想であってとってもコアな部分です。理想を現実に落とし込むにあたっては、常に

「理想はそうなんだけど、そうは言っても・・・」

ということになるんですよね。

頭の中には1割のコアな理想と、9割の「そうは言ってもねー・・・」というのがあって、前回のブログは1割のコアだけをパシッと書いちゃった感じ。

「そうは言っても・・・」を書き始めると、文章は長くなるし、要点がぼけるし、あんまり好きじゃないから、そういうのが得意な人にお任せしたいところ。

こんな説明をするのも無粋だし、書いちゃった文章がどうやって取られてもあんまり気にしないほうがいいのですが。

私が~しない理由

タシケントで出会った中国人駐在員の王さん。

二年間のタシケント赴任がひと段落して今度は東京に赴任するんだって。それで、東京に行く前に一杯でも、ということで飲んできました。

北京出身の彼の印象的な一言、

「タシケント、気候もいいし人もいい人多いし、いい街だったよね」

かっこいいよね!

一方、私がこの街で出会う日本人は、

「タシケントのここが駄目だよね」

とか、

「ウズベク人のここは良くないよね」

みたいな話をする人が多いです。

私は、この町に置いてもらってる立場なのもあるし、実際すごくいい街だと思っているので(美しい人々、空いてるバスなど)、タシケントが好きじゃないなんていえない。

日本人と会うと、なんかしらの悪口が多い印象があって、だからあんまり日本人と遊びたくないんです。

私自身、タシケントに対する不満もあって、たまに愚痴も言うけど、愚痴を言って分かり合うような人付き合いはあまりしたくないのです。

だから、今日ワンさんと会ったのはとても良かった。

もう一つ、中国企業はすごいと思うのは、積極的に国外に人を送っていること。

ワンさんは、これまでドイツ、フィンランド、タイランド、タジキスタン、ウズベキスタンに駐在していて、北京には10年以上帰ってないんだって。

日本企業だと、海外赴任ってちょっとしたご褒美みたいに2年くらい与えられるもので、10年出っ放しって言う人はあまりいないと思う。(私調べ。本当はもっと違う会社もあるかも)

でも、社員を10年以上海外に送るくらいのことをしないと、サムスンにもTPLinkにも、HuaweiにもHTCにも勝てないっすよ。

コンクラベ

http://edition.cnn.com/2013/03/13/world/europe/vatican-pope-selection/index.html

Facebookを見ていたらとうとう白い煙が出たと速報が流れて、これはすごい!とシェアしたりしようかと思ったけど、今この瞬間に世界中の人が、

決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!決まったみたい!

・・・・という投稿をしているようで、インタネットがパンクしていて全然応答が無いので、かわりにBlogに書いておきます。

「コンクラベおわったみたいだぜ!」

どんな人なのかなぁ

雑感

3/11夜 雑感。

またテレビが映らなくなった。前回映らなくなったのは先月20日くらいで、直ったのが今月2日あたりだった。

私は月額料金を払ってケーブルTVを契約していて、40チャンネル見られるようになっているのだが、今見られるのはケーブルが不要なタシケント都市チャンネルだけだ。

また大家に電話しなければならない。うんざり。

思えばこの国に来てから、あるべき形でプロバイドされないサービスばかり目立つ。

映らないケーブルテレビ、発信できない携帯電話、売ってないスーパー、インターネットに出られないインターネット接続、現金の在庫が無い銀行、オーダーを取りに来ないレストラン、等々。こういうとき私は、腕組みをして頭を90度横に傾けてしまいそうになる。

自分で書いていても、ドリフのコントじゃないかと思う。でもこれは全部本当だ。困ったもんだ。

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ロシア語の授業があったのだけれど、先生は昔ピオネールの隊員だったそうだ。ピオネールは、ソ連のボーイスカウトのようなもので、品行方正な子供だけが入団を許されていたそうな。

誇らしげにそんな話をしていた先生はじつに優良なソ連の子だったのだろう。

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それから、ロシア語の教科書にこういうのが出てきた。
Студенческий Строительный Отряд

直訳すると、大学生建設グループといって、夏休みになると大学生はシベリア鉄道や幹線道路を作りにゆく必要があったらしい。昼間は労働して、夜はギターを弾いたり踊ったりして、どうやら楽しかったらしい。とてもソ連的だと思う。

ウズベキスタンでは大学生や社会人が綿花を摘みに行く必要があることは有名だが、ソ連時代からそういう習慣があったという背景を理解すれば、少しもおかしなことじゃないと思った。

それにこの国の若者たちは、家の手伝いをするのは当たり前なので、お兄さんお姉さんが働いているのなら自主的に手伝うのだろうし。

カラカルパク語の教科書

(2014/1月 カラカルパク語の辞書と会話集Upしました!)

カラカルパク語、ご存知でしょうか。

実は、ウズベキスタン共和国の中に、カラカルパクスタン共和国という国があります。なんだか不思議ですね。で、そのカラカルパクスタン共和国の公用語が、カラカルパク語です。Wikipediaによると話者数は40万人程度らしいです。ちなみに、パキスタンとは関連ありません。

同僚隊員が、このカラカルパクスタン共和国の学校でPCインストラクタとして勤務しているのですが、教科書がカラカルパク語で書かれているので、読めない!という問題があると聞きました。



我々は、JICAの研修でウズベク語を習ってくるのですが、カラカルパクエリアではウズベク語をあまり使わないので、同任地のボランティアたちは独学でカラカルパク語を覚え、活動しているそうです。いやー、大変なことだ。

カラカルパク語は、テュルク語の1つですが、系統でいうとカザフ語に近いそうです。そういえば、顔もカラカルパク人‐カザフ人‐キルギス人は似てる気がします。

テュルク語の分類だと、

カラカルパク‐カザフ‐キルギスのグループ
ウズベク‐ウイグルのグループ
トルクメン‐アゼルバイジャン‐トルコのグループ

に分かれています。

ウイグルに行ってウズベク語を喋ってみたい、と思っていますが、ロシア語の語彙が多く含まれるウズベク語が果たして通じるのか。興味あります。

春の吹雪

春の吹雪。

3/7から降り始めた雪は、翌日までずーっと降り続いて、9日の朝にやっと止みました。すっかり、白銀の世界になってしまいました。

タシケントにてひとふゆ過ごしましたが、渡航前の砂漠のイメージと裏腹に、夏以外は意外と雨・雪が多いです。雪解け水も豊富にあることでしょう。夏場、植え込みに水を流しっぱなしにしているのが勿体無いと思っていましたが、冬場にこれだけ降るなら、あのくらい水を使ってもしょうがないか、なんて思い始めています。

タシケント人は(特に男性は)傘を使いません。時折雨が降るけれど、梅雨とかスコールのような雨ではなくて、霧雨みたいな軽い雨が多いからです。湿度が低いので濡れてもすぐに乾くし。ヒマラヤより西にいることを実感します。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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