家で飲む練乳入りコーヒーはおいしいです。家っていいなぁ。
俺の旅はまだまだ続くぜ!
という気分だったのですが、今回の旅行はこれにて終了とします。
結局、今回の二年間で一度もブハラに行けなかったのが心残りではあるけれど、ヒヴァにも別の季節にまた(かならずや!)行きたいし、ウズを再訪する理由ができて良かったのかもしれません。
これまでにUPした旅行の写真はすべて携帯で撮ったもので、別にデジカメで撮ったのがあるので、おいおい、ゆっくりUPしてゆきます。あと旅で目にしたウズの風景とかも、思い出しながら書きます。
ウルゲンチから20時間の帰路は、ホラズムの兄弟と同室でした。私と同じ年の兄と、その弟、綺麗な青い目をした兄弟で、弟の病気が重くてホラズムの病院では治らないので、タシケントの病院に連れていく途中でした。
弟さんは多分消化器系の病気で、乾燥杏をしゃぶってはペットボトルに吐いて、水を飲んでは吐いて、という具合で、食べられないせいで骨と皮だけになってしまっていました。
ベッドから起きるのも、話すのも大変な様子で、なにかと兄にわがままに当たっていたけど、兄は嫌な顔ひとつせずに、一時間ごとに「水はいらないか?」「杏食うか?」と聞いてかいがいしく世話をやいてあげていて、まったく素朴な田舎の人でした。
タシケントの病院には彼らのようにウズベキスタンの田舎からやってくる患者や家族が多いので、協力隊でも看護隊員だとロシア語よりウズベク語のほうが使う頻度が高い、という話をそういえば前に聞いたことがありました。
「ちょっと男子ぃー、なにやってるのよ!」
りりしい猫