ポリクリニカ(築50年くらいでしょうか、超ぼろい)に、WiFiネットワークを導入することになった。
WiFiを導入するなんて、まったく難しいことじゃない筈なのだけれど、当然照明と電話以外の配線なんて考慮されてない70年代スタイルのビルヂングであるし、配線も設置も全部自分でやらないといけないという点が、難しさなのです。
なにより穴があいてなくて・・・。部屋から部屋へ、2階から3階へ、線を通すのに、床下配線なんて無いし、各種配線用のスペースなんて無いので、ドリルでビルに穴あけるとこからはじまる。
どこの日本のITやさんが、電動ドリルでビルに穴空けるんだよ?って思うけど、ウズベキスタンのITやさん(私)は、やらねばならない。
実際に穴あけるのは若いS君がやってくれました。力&危険仕事なので。目見当で、迷いも無くガシガシ穴を開けていきます。ドアの木枠とか、アルミの窓枠に。時折ドリル自体が壊れたりしますが、粛々と直しつつ。ドアが一部破損したって気にしません。
ドリルも、どうも正確に刺さってなくて、よれて回転しているので、私はわきで見ていて、ドリルがぽっきり折れて怪我するんじゃないかと気が気じゃなかった。もしもやれって言われても拒否すると思う。だって危険なんだもん。
S君は大学院生で今週テスト期間だっていうのにドリルで穴も開けてくれるし、色々きつく仕事を言い渡されているのを見ると大変だなと思います。学費を職場に出してもらっているので職場の言うことは聞かないといけないようです。だから徹夜で何かインストールしていたり日曜日も出勤していたり、して、私が彼の立場だったら全部ほっぽり出して仕事辞めますが、怒鳴られたりしても口答えせずに何を言われても笑顔で仕事する様はこうごうしくもありますね。
PR