前のエントリで、書かなかったこと。
こちらの人々は、何か買うときに鬱陶しいくらい念入りに品物を調べます。
「どうしてこの玉ねぎはやわらかいの?」
「ちょっとその肉を嗅がせて?」
「一口食べさせて?」
私はそういうのが、ちょっと苦手だったのですが、実際に店で気の抜けたビールを販売されてしまった以上、やっぱり買う前にくどいくらいに品物を調べるのは大事なんだなぁ、と思います。
この前は、バザールの鶏肉店にて、店員にショーウインドーの手羽先を出させてよーく匂いをかいでからお買い上げになったロシア人のおばあちゃんを見て、ドン引きしたけど、匂いをかいだり、色をみたり、いつ〆た鳥なのかを店員に聞いて、値段を聞いてひととおり値切って・・・それはきっと買い物のプロセス。
現代の日本では、どこで何を買ってもひととおり、品質は保証されているもので、そのためのスキームみたいなものがすでに出来上がってるので、楽してる一方でそういうことに余計なお金を使ってるんだなぁと思います。
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