こちら、Mayramさんの緻密な考察もあわせてご紹介します。
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ウズベキスタンの顔は本当にいろんな顔がいるので、こちらに来た当初から面白いなぁ、と思っていました。
私は日本人なので、日本人の顔っていうとなんとなく典型が思い浮かぶのだけれど、ウズベク人には、これぞウズベク人という顔があるわけじゃなくて、ウズベク人という中にいろんな系統の顔があるんだな、という認識をしてました。
私の知り合いたちで、ウズベク語を母語とする人たちの顔を思い浮かべながら、てきとーに分類してみると、(女性はお化粧するので、今回は男性メインです)
※正確ではないし、学術的なものではありませんので、あしからず
フェルガナ人は、掘りが深いアジア人、中井貴一みたいな、昔から今の中国大陸あたりにいた風の、原アジア人みたいな人が多い。四肢が長くてスタイルよし。色は、浅黒い肌と黒髪の人、白い肌にブラウンの人がいる、瞳はいろいろ。
サマルカンドとかブハラは、ペルシャっぽい顔が多い、タシケントより白人度高い、体系はずんぐりむっくりな人が多い。
ホラズムは、もっとアラブ~トルコっぽくて、眉の濃い人が多い。
カラカルパクは、モンゴルアジア人の顔が多い、顔だけは日本人にも近い、体格大きくてレスラーっぽい。
タシケントは、地方から出てきてる人が多いので、いろんな顔がいるけど、昔からタシケントに住んでる人だと、浅黒くて丸顔で丸っこい人が多いかなぁ。
あと、南欧(ラテン?)みたいな、彫が深い白人で、髪もブラウンの巻き毛みたいな人もいるけど、そういう人はどこにルーツがあるのかわかんない。私が一緒にプロジェクトやってるA君は、病気でやつれたヒュージャックマンみたいな人物だけど、カルシ出身。
髪とか目の色は、ブラウン~ライトブラウンが多いけど、ときどき瞳の青い人や緑の人、金髪の人もいる。
そして、実際には上にあげたような人たち+ロシア人とかカフカスの人が混ざっているので、殆どの人は○系の顔と○系の顔の間のグレーゾーンという感じ。
ウズベク人のルーツがどこにあるか、っていうことに興味があるけど、それこそ2000年の歴史を紐解くようなことなのだろうし、私には到底無理だろうなぁ。
たぶん、一般に想像できる、ペルシャ系とモンゴル系という以外にも、カフカスとかアラブとか、いろんなルーツがあるんだろうと想像しています。
それと、ウズベク人同士が知り合ったときに、わりと早期に聞くのが「どこ出身?」ということなので、彼らの間では、国というより出身の都市が、アイデンティティーになってるのかも、と思うことがあります。
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