あと二ヶ月で帰国というのに、新しいビルジングのWiFi導入という仕事を頼まれ、承諾したけれど、やはり機器が入荷するのは難しくて、私がいるうちに入荷するなら終わるけど、しないならA君に手順を教え込んでやってもらおうとしています。 
今日、英語の話せる学生と話をしていました。
 
「おれ、むかしピースコーの米人ボランティアと友達だったけど、そいつ今はホワイトハウスで働いてるらしいよ」
 
「ふーん」
 
「あんたも、ウズベキスタンで二年働けばよさげなところにプロモートされるんでしょ?だから来てるんだよね?」
 
うーん
 
わたしは 残念ながらホワイトハウスにも首相官邸にもプロモートされなさそうにないです。
 
この街の若い人は、今の上昇気流に乗ってなんとかして上へ上へ這い上がろうと必死な人が多いです。それぞれが自分の得意な、英語なり人脈なりアイデアなりなんなり、を使って。
 
当然、途上国に二年も来るっていうのはなんらかの見返りを期待しての行動なんだろうと思われるようですが、当然私は見返りを期待してここに来たわけじゃないし、そもそも別にウズベキスタンを自分で選んだわけでもないし、、、
 
自己実現とか特に見返りを期待していない協力なんていうのは、バブルを波乗りしているようなこの街の人にはあと10年くらいたっても理解されないのだろうし、協力隊の活動というのは大概そんなものなんだろうとは思います。
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